大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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3連休明けの日本株は、円高や金利低下を嫌気した外需株や金融関連の下げを受け、日経平均、TOPIXとも続落して終了。個別は循環買いに堅調推移。
 先週の米FOMC(連邦公開市場委員会)でドットチャートが昨年12月開催時と同水準に据え置かれた影響が続いているようです。トランプ政権の政策が実行されると、財政資金調達の増加から金利が上昇する、との読みから、市場はFOMC参加者の金利見通し引き上げを思惑し、ドル買い、債券売りポジションを積み上げていました。シカゴIMM通貨先物市場で主要6通貨に対するドル買いは、3月14日までの一週間に152億6000万ドルから175億9000万ドルへと、わずか1週間で23億6000万ドルも増加。投機筋のポジションはドル買いに傾いていました。対円のポジションを見ると、円売りが週間で約1万3000枚も増加。1月中旬以来の10万枚大台超えになっていました。これが肩透かしを食ったわけですから、ポジションの巻き戻し(ドル売り・債券買い戻し)が起きています。米金利が低下したことから、短期筋の円買いを刺激。これが円売り投資家の買い戻しを誘い、円高が進む…という、動きを加速したようです。

 先週末発表の3月ミシガン大消費者信頼感指数で、5~10年先のインフレ見通しが前月の+2.5%から+2.2%と、過去最低の伸びになったことも、インフレ懸念を後退させ、債券買いを誘い金利が低下。円買いを刺激しています。円の売り残が多く、どうしても買い仕掛けに弱い動きが続きます。レポートでもこの点を重視。需給関係が改善しないと、なかなか円安に転換しづらいのでは…としてきました。日米金利差だけでなく、経済や政治、地政学要因の急変で安全通貨として買われやすい体質もあります。今日も、この需給面をついた円買い仕掛けがあり、ストップロスの円買い戻しを巻き込み112円26銭まで円が上昇する場面がありました。しばらくは、需給の悪さを疲れるような動きが続くことになるんでしょう。FOMC向けのポジション整理が終わり、米国債金利が上昇してくると、みんなハッピーになるんですが…。先週のFOMCは想定以上に注目度が高かったようですね。

 3連休明けの日本株は、昨日の米金利低下を受けた円高を嫌気。CME日経平均先物が下落して帰ってきたことから、終値にさや寄せする先物売りが先行。裁定解消売りや金利低下を嫌気した金融関連株への売りから続落スタートになりました。寄り後に円買い仕掛けが入り円が上昇すると先物売りから、日経平均は下げ幅を拡大。寄り後まもなく、この日の安値1万9337円(前日比184円安)をつけていました。売り一巡後、決算期末を控えた実需筋のドルの手当て買いが入りだすと、投機筋もドルを買い戻し。為替が落ちつくとともに、食品や小売り、水産農林など、円高メリット株を買う動きが強まり、前引けにかけ下落幅を縮小。後場に入ると手掛かり材料難から見送り気分が強まり、指数は膠着。日経平均の後場の値幅は40円程度にとどまりました。

 結局、日経平均終値は、65円71銭安(0.34%)の1万9455円88銭、TOPIXは2.43ポイント安(0.16%)の1563.42ポイントと、ともに続落。出来高は、前週末比4.3億株減の15億9718万株、売買代金は、同4200億円減の2兆0396万株と、薄商い。騰落状況は、値上がり991、値下がり862と、買いが優勢。
 今日の終値での日経平均サイコロは4勝8敗(33%)、TOPIXは5勝7敗(41%)に、ともに低下。日経平均RSIは67%→62.6%に低下。25日線かい離率は+0.653%→+0.315%にかい離が縮小。一時、25日線を割り込む場面も…。25日線が横ばいになってきており、移動平均線上を維持できるかどうかがポイントに…。物色の広がりを見る騰落レシオは114%→110%に低下。循環買いを背景に高水準を続けているものの、14日の127%をピークに低下傾向。

 指数の目先指標はまだ底値を暗示するところまではいかず、指数の出直りにはもう少し日柄が必要か…。当面は、配当取りや米国の流れを受けた半導体関連、働き方改革で新たな需要が出てきた人手不足関連、人手不足を補うIT武装などのテーマ株が買われる流れに…。ニチレイやダイフクなどのように、じり高を続けているものが多く、海外の足の長い資金が来期の業績もにらんでポートフォリオづくりに動いているようです。ここは、引き続き期末の業績増額修正、来期増益期待の持てる銘柄をしっかり買っていくこと…。レポート注目の人手不足関連、半導体関連など今日は9銘柄が年初来高値を更新していました。
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週明けの米国株は、利上げ加速懸念の後退から金融株が売られる一方、テクノロジー株の上げが支えとなり、高安まちまちで終了。
 おはようございます。
 今週は、森友学園問題での籠池理事長の証人喚問が焦点。ただ、会合での要人との面会に、籠池夫妻が出席していなかったことや、100万円振り込みの証拠とされる書類に問題があるなどから、共産党や民主党が訂正を重ねるなど、だんだん、森友側の主張の信ぴょう性が疑われるようになってきました。大した問題にはならないと思われますが、一国の首相まで巻き込むにはそれなりの根拠があるのかもしれず、軽視することもできません。何が本当かわかりませんが、嘘だった場合、野党は振り上げたこぶしについてどんなおろし方をするんでしょう。首相夫人を名指しで「アッキード事件」なんて言った、元円形脱毛症の議員もいましたが、下手すると、全部の毛が抜けることになるかも…。まあ、違った意味で興味がありますね。

 20日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         2万0905ドル86セント     -8ドル76セント(0.04%)
 NASDAQ総合指数        5901.33ポイント        +0.53ポイント(0.01%)
 S&P500               2373.47ポイント        -4.78ポイント(0.20%)
 CME日経平均先物        1万9270円          -80円
 10年物国債金利         2.462%             -0.080%
 ニューヨーク原油         48.22ドル            -0.56ドル
 GOLD                1234.00ドル          +3.80ドル
 ドルインデックス          100.35             +0.03  


 週明けの米国株は、ドイツ銀行の大型増資を嫌気し欧州主要市場が軟調に推移した流れを受け継ぎ、売りが先行。ニューヨークダウは小幅に続落してスタートしました。売り一巡後は、投資判断の引き上げで一時最高値を更新したアップルや、第一四半期の建機世界販売の減少が小幅にとどまったことを好感しキャタピラが買われるなど値嵩株が上昇。指数を押し上げ、寄り後まもなくこの日の高値2万0955ドル(前週末比41ドル高)をつける場面も…。ただ、シカゴ連銀のエバンス総裁が、「次回の利上げの検討は6月会合になる…」と話したことから、利上げ加速懸念が後退。金利が低下したことを受け、銀行やカードなど金融関連が下落。指数を押し下げ、昼過ぎには、この日の安値2万0885ドル(同29ドル安)をつけていました。引けにかけては、前週末引け値を挟んだ神経質な動きとなり、ニューヨークダウとS&P500は3日続落。NASDAQ総合指数は、小幅に4日続伸して終わりました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1233、値下がり1737(NASDAQ市場は、1113-1757)と、ともに売りが優勢でした。

 NYダウは3日続落。採用30種は、値上がり18、値下がり11、変わらず1(エクソン)。キャタピラ(+2.68%)、アップル(+1.0%)のほか、今晩決算発表を控えたナイキが1.5%、新作映画「美女と野獣」の予想を上回る興行収入を好感しディズニーが0.85%上げ指数を支えています。ただ、大型増資でドイツ銀行が下げたことや、金利低下を嫌気してGS(-0.74%)、JPモルガン(-0.72%)、VISA(-1.17%)、トラベラーズ(-0.63%)など、金融関連が総崩れになったことが指数の足を引っ張りました。米国株は、先週のFOMCへ向けて作られたポジション調整の動きが継続。徐々に高まってきたトランプ政策への不信感から、売りが増加。一方で、利上げペースの鈍化を期待した買いが入り、相場は膠着感を強めています。FOMC関連ポジション調整後の債券市場の動きが方向を決めることになりそう。

 米国株は高安まちまち。円は、米利上げ加速懸念が後退し金利が低下したことや、英国がEU離脱通知を29日に行うことを決めたことでユーロが下落したことなどを受け、対ドルは112円50銭台、対ユーロは120円80銭台と、それぞれ前週末水準から上昇。CME日経平均先物は、週末の大証先物終値比80円安の1万9270円で帰ってきました。レンジは1万9220円~1万9395円。本日の日本株は、軟調に推移しそう。野党はやや及び腰になり始めたものの23日に森友学園問題で証人喚問が行われることから、手控え気分が強まりそう。ただ、決算期末の接近から配当取りの動きが強まることや、高ROE銘柄を海外の足の長い資金が買っている動きもあり、底堅い動きになりそう。米SOXの高値更新から半導体関連に注目。また、働き方改革で新たな需要が出始めた人手不足関連株にも注目。米国市場と同様に、日本も米金利次第の動きに…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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