大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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週末、月末、年度末が重なった日本株は、高寄りしたものの、リスク資産の圧縮など政策売りに押され、続落して終了。
 桜の開花が始まったというのに、寒波が襲来。今晩は関東の方でも雪が降る可能性があるようです。まさに花冷え…。相場の方は、つぼみのままで、例年通り寒波が襲来してきました。このところ、期末、期初は、政策的な売買が表に出て、波乱するアノマリーがあり、新規の買いは4月月替わりからの方が良いとしてきました。今日も、前場から、後場寄り後にかけて堅調に推移していたものの、昨日同様、欧州市場が開く時間帯になると急に商いが増えだし、下げ始めています。出来高も引け前30分くらいはそれほどでもありませんでしたが、引けにかけ商いが漸増。TOPIXを見ると引け前15分で6億株を超える商いをこなしており、政策的な売りが出されたことが分かります。まあ、保険や銀行などの金融機関は、リスク資産の圧縮に動いており、米国が大幅な金融規制緩和に動かない限り、新年度も圧縮が続きます。すでに、実質新値度入りしていますから、前出しで売りが出たんでしょう。持ち合い株の解消という経営課題もあり、主力株が需給関係にに圧迫される地合いは、新年度にはいlっても続くのかもしれませんね。

 本日の日本株は、続落。週足は3週連続安。今日完成した月足は前月から反落して終了。朝方は米株高や円の下落を受け、銀行株などに幅広く買いが入り上昇してスタート。中国の製造業PMIが5年ぶり水準に上昇したことをから、中国景気への期待感が高まり、上げ幅を拡大。前引け近くに、日経平均はこの日の高値1万9210円(前日比147円高)をつけていました。後場も堅調に始まったものの、GLOBEX市場の米株先物が軟調に推移していたことや、朝方の先物買いが週末の手仕舞いから売りに転換。次第に上げ幅を縮小しているところにトランプ大統領が「為替操作により貿易不均衡をもたらしている国への制裁を検討している」と伝わると、円が上昇。次第に売りが優勢となり、引け近くに、主力株にまとまった売りが出され、日経平均、TOPIXとも安値で取引を終えています。まあ、想定内の動きとはいえ、北朝鮮への米軍部の動きが硬化しており、あまり気持ちのいいものではありませんね。

 結局、日経平均は、前日比153円96銭安(0.80%)の1万8909円26銭、TOPIXは、同14.99ポイント安の1512.60ポイント。出来高は、前日比3.7億株増の22億2223万株、売買代金は同5276億円増の2兆5881億円に増加。騰落状況は、値上がり270、値下がり1677と、ほぼ全面安商状。
 今日の終値での日経平均サイコロは5勝7敗、TOPIXは4勝8敗(33%)と変わらず。日経平均RSIは、42%→26%に低下。円高やブレグジットの可否を問う国民投票のもやもやがあった昨年6月17日の24%以来のレベルにきました。25日線かい離率は、-1.42%→-2.12%にマイナスかい離が拡大。反発が期待できる-3%に接近。騰落レシオは96%→90%に低下。底値ゾーンの80%割れに接近してきました。なかなか、テクニカル指標がそろって底値ゾーン入りすることはなかったのですが、TOPIXサイコロが底値ゾーンの25%に接近。他の指数も、もう一押しで底値ゾーンに接近するだけに、やはり、来週がポイントになってきそうです。

 ただ以前から書いているように、先物倍内という背後霊が憑いており、指数をあまり気にしても仕方がありません。以前から、今期末の増額修正期待、来期増益期待のあるもの…を仕込むのが良いとしてきましたが、この悪地合いのなかでも、来期を期待した日機装が新高値。自動運転などで高精細画像センサーの需要が高まるソニーも新高値、このほか、働き方改革の関連株なども今日はプラスで終わるものが多くありました。まあ、地合いは悪いように見えますが、しっかりと、4月後半からの決算発表を見据えた動きが始まっているようですね。まあ、はっきりと物色の方向が見えるのは、米国の金利の方向が定まってから…。来週は、米雇用統計など重要な景気指標が発表されますし、しばらくは方向感が出ないかもしれません。今日、今日と、トランプ大統領の、貿易不均衡國への制裁の話が出ていますが、来週末にある米中首脳会談を意識して、牽制球を投げた…ということではないでしょうか。
 今後の見通しなど、詳しいことは注目株を含め、日曜日発信のレポートで解説します。

 昔、著名なファンドマネージャー、ピーターリンチの「株で勝つ」という本を読みましたが、この中で、指数の見通しなんかわからない…として、徹底的に成長株を追及すべきと主張していました。まさに、今はITをベースにした産業インフラの大変革期…。中国というフロンティアがなくなり、新しいフロンティアが見つからないことが世界の景気を停滞させてきました。しかし、2000年にかけ整備したITインフラが、今ARやIOT、自動運転など新しいフロンティアを生み出そうとしている点に注目すべきではないでしょうか。この観点に立てば、買うべきものは「重厚長大」産業ではないことは確かなのですが…。
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昨日の米国株は、金利や原油価格の上昇を受けた金融、エネルギー株の上げにリードされ、主力3指数とも上昇して終了。
 おはようございます。昨日は気温も上がり穏やかな一日でしたが、この暖かさで家の前の桜がちらほらと咲き始めました。毎朝、作業部屋からのぞき、開花を楽しみにしていました。来週は、娘が交際中の男性を連れてくるといいますが、気分的にも高揚してきます。指数の方も持合いを離れ、高値更新に向かってほしいものですが、こちらの方は、政治リスクがのしかかり、なかなか春到来とはならないみたいですね。来週は、4月新年度入りですが、4日火曜日が24節句の「清明」。昨年と同じように海外投資家が買い越しに転じ、文字通り相場の変化日になってもらいたいものですが…。

 30日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        2万0728ドル49セント     +69ドル17セント(0.33%)
 NASDAQ総合指数       5914.34ポイント        +16.79ポイント(0.28%)
 S&P500              2368.06ポイント        +6.93ポイント(0.29%)
 CME日経平均先物       1万9180円           +110円
 10年物国債金利        2.422%             +0.043%
 ニューヨーク原油        50.35ドル            +0.84ドル
 GOLD               1248.0ドル           -8.30ドル
 ドルインデックス        100.54              +0.61


 昨日の米国株は主要3指数がそろって上昇。朝方発表された新規失業保険申請件数が予想を下回ったほか、この日発表の10~12月期GDP確定値が予想、改定値をともに上回ったことを好感。朝方から買い先行でスタート。景気が拡大傾向にあることが示され金利が上昇。これを受け銀行株が上昇。減産継続に向けた産油国関係者の発言が後押しとなり原油価格もバレル50ドル大台を回復。エネルギー株も買われ、エネルギー、金融がそろって上昇したことからニューヨークダウの上げにも弾みが付き、寄り後まもなくこの日の高値2万0753ドル(前日比94ドル高)をつけていました。ただ、為替操作国への制裁について検討していることが報じられるなど、トランプ政権への懸念から一段と上値を買い上がる動きはなく、引けにかけては2万0700ドルを挟んだ持合いで推移していました。この日も、不採算事業からの撤退を表明。利益重視経営を評価されたアマゾンが高値を更新するなどWEB関連株が堅調に推移。NASDAQ総合指数は、5日続伸し、引け値ベースの過去最高値を更新していました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1824、値下がり1176(NASDAQ市場は、1718-1154)と、ともに買いが優勢。

 NYダウは反発。採用30種は、値上がり18、値下がり11、変わらず1(シスコシステムズ)。原油価格の上げを受けエクソンが2.05%上昇。金利の上げを受け、GSが1.2%、AMEXが1.23%、JPモルガンが0.85%、それぞれ上昇。いずれも値嵩株で指数寄与度が大きくダウの上げをけん引しました。一方、ナイキが1.1%下落したものの、そのほかはP&Gの0.44%下落が最大で、いずれも下落幅は小幅。上昇中の50日線や同13週移動平均線が下値を支え、底固めを行っている格好。メキシコとの国境の壁建設を進めたいトランプ政権と、28日に期限が迫った年度内予算を作るため壁建設を先送りしたい共和党との間で対立があり、依然として政治リスクが残ったまま…。景気拡大を受けた金利上昇の一方、政治リスクから債券が買われやすい状態にあり、しばらくは債券は方向感のない展開か。ダウよりもNASDAQ優位の展開が続きそう。

 米国株は上昇。円は、米金利上昇や金融緩和継続思惑からドルが買われたことから対ドルは111円80銭台に下落。対ユーロは119円40銭台で横ばい。CME日経平均先物は、大証先物終値を110円上回る1万9180円で帰ってきました。レンジは、1万9020円~1万9215円。出来高は、前日と変わらずの3万6000枚。本日の日本株は堅調に推移しそう。昨日は、後場に欧州筋から米GDP確定値を思惑した売り仕掛けのような動きがあり、この買い戻しが、戻りに弾みをつけそう。ただ、期末、期初は政策的な売買が優先されることから、主力株は波乱するケースが多いことには注意したい。米市場動向を受けた資源、金利上昇を受けた銀行、保険などが買われそう。ただ、SOXが続伸し、戻り高値に接近しており、引き続き半導体関連に注目。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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