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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2017/07 | 08
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週明けの日本株は、東京都議選の自民惨敗が消化難となる中、予想を上回る日銀短観を好感。出遅れ株や好業績主力株が買われ、小反発して終了。
 年後半の運用が始まりました。中間期末だった先週は、いろんなことがありましたが、特筆すべきは中央銀行が久々に鬼の形相を見せたこと…。ECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁は、デフレの時代は終わり、リフレ(デフレからは抜け出しているが、インフレにはなっていない状態)に入った、と発言。年末に予定していたQE(資産買取りによる量的緩和)の縮小が9月に前倒しで実施されるのでは…との感想が台頭。ドイツ10年債金利は短期間に倍の水準まで上昇していました。また、6月9日には、WEB主力5銘柄に対し、GSのアナリストが警戒的なレポートを出し、ハイテク株が崩れる第一弾になりましたが、先週は、フィッシャーFRB副議長が「株式相場のPERは歴史的に見て高水準…。リスク志向の上昇に注視が必要」と、警鐘を鳴らしたほか、ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁も「リスクに対し、過度に無頓着になっている…」と発言。特定の銘柄に資金が集中している動きを気にして見せました。この日には、EUがグーグルに対し、巨額の制裁金を科すことも決めており、立ち直りかけていたWEB関連主力株はとどめを刺されることになりました。

 FRBが直接株式市場に言及するのも珍しいことですが、確かに、WEB主力株は、「上がるから買う、買うから上がる」状態になっており、ファンダメンタルよりも値動きだけを追っかける投機的な動きになっていましたので、お灸をすえられるのも仕方がないことかもしれません。トレンドフォロー型のヘッジファンドなどモメンタム追随型の投資家がこぞって参戦しており、時計の針が逆回転した時が怖いですね。まだ相場は終わっているとわ思いませんが(むしろこれから…?)しばらくは需給調整に時間がかかるかも…。FRBのタカ派姿勢を見せつけられ、さすがに債券投資家も「忖度(そんたく)」を始めたようで、FRBの意向を無視して買い進めていた米10年債を売り始めたようです。債券投資家のなかには、FRBのインフレへの見方は甘すぎるとして、奨励的に引き締め過ぎから経済がダメージを受ける、とみる人も多く、どんどん、金利が上昇するということにはならないと思いますが、それでもFRBの豹変を挟んで、10年国債金利は2.15%台から、先週末には2.30%台に上昇してきました。今週は、先週生まれた様々な動きが、中間決算期末にかかわる特殊な要因によるものか、本物のファンダメンタルの変化だったのかを、見極める週になるかもしれません。

 週明けの日本株は、先週末の米国株が反発したことや、円が軟調に推移したことを好感。朝方は、CME日経平均先物終値(2万0065円)にさや寄せする先物買いが先行。反発して始まりました。東京都議選の自民惨敗は取り立てて悪材料とはならず、予想を上回った日銀短観結果を織り込む格好で、電機株や機械、景気敏感の鉄鋼などに買いが入っていました。ただ、今晩の米国株は半ドン、明日は独立記念日で休場になることから、海外投資家の動きが読めず、終日、膠着した動きに…。結局、日経平均は、反発したものの、ほぼ寄り付き水準での終わり。終日値幅は66円と狭いレンジの動きでした。

 日経平均終値は、22円37銭高(0.11%)の2万0055円80銭、TOPIXは2.51%高(0.16%)の1614.41ポイントと、ともに小反発。出来高は、3.67億株減の16億0109万株、売買代金は、5500億円減の2兆0509億円と、薄商い商状に…。騰落状況は、値上がり1117、値下がり767と買いが優勢。
 今日の終値での日経平均、TOPIXサイコロはともに8勝4敗(66%)に上昇。日経平均RSIは、55%→56%に強含み横ばい。25日線かい離率は、+0.16%→+0.20%に拡大。25日線(2万0015円52銭)の攻防戦が続いています。騰落レシオは109%→111%に上昇。指数に方向感がでてこないなか、手あかのついていない出遅れ株に短期資金が入り、循環的なかさあげが続いている格好。4月中旬の12.66倍をピークにNT倍率の低下が続き、TOPIX優位の展開になっています。ただ、過去、12.4倍前後では、反転上昇にむかうケースも多く、潮目の変化を想定しておく必要もありそう。

 まあ、今週は、米国で重要な景気指標の発表を控えており、主力投資家は大きな動きはできず、今日のように手あかがついていない低位材料株を短期筋が扱う流れになるのでしょう。ただ、そんななかでも、一貫して注目してきた、日立製作所、三菱ケミカル、ヤマハ、ソニーは着実に高値を切り上げています。NT倍率が上昇に転じた時の備えが必要ですね。年内の相場の想定される転換点については、直近号の案内文で書いていますので参考にしてください。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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