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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2017/07 | 08
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本日の日本株は、米金利低下を受け円が強含んだことを嫌気。先物筋の仕掛け的な動きもあり、日経平均、TOPIXとも反落して終了。
 昨日のFOMC議事録は、調子に乗って株を買って人にお灸をすえるようなものになってしまいました。中央銀行が、資産価格の膨張を警戒しているのですから、「中銀には逆らうな…」で、しばらくは割安なバリュー株が買われることになるのでしょうか。円安が進みドル建ての日本株の評価が下落している海外投資家は売り場を探していると思われますが、北朝鮮の暴走、憲法改正にのめり込みすぎて暴走してしまった安倍政権の安定基盤が揺らぎ始めたことなどを手掛かりに、売りを仕掛けるような動きも出てきました。日本の投資家の強気心理が揺らぎだしたところにも付け込むすきが出ています。今日の日経朝刊でも1万9250円のプットオプションがが賑わっていると、書いていましたが、来週14日がオプションSQになることから、仕掛け的な動きも増えてきそうです。今日も、CME日経平均先物の出来高急増を受けて、仕掛け的な動きが出てくるのでは…としましたが、やはり、昼休み中の間隙をついて、「先物売り・円買い」を仕掛けてきたようです。6月メジャーSQの清算値は1万9997円63銭でしたが、当面は、このゾーンを中心にデリバティブ筋のやりたい放題の動きが活発になりそうです。

 今日の日本株は、米金利低下を受け円が小幅に上昇して帰ってきたことを嫌気。売り先行ではじまりました。米国で重要な景気指標の発表を控え、主力投資家の見送り姿勢が強まり、日経平均が小安く推移するなか、三菱ケミカルや日立製作所など割安な主力株に買い物が入り、新値を取るものが出るなど、前場中は底堅い動きが続きました。ただ、後場寄り近くに、円が上昇するとともに、先物価格が下落。売り仕掛けと思われる動きが入り、日経平均は後場寄りから下げ足を速め、一時前にこの日の安値1万9947円(前日比134円安)をつけていました。ただ、米雇用統計などイベント前に積極的に押し目を拾う動きはなく、引けにかけやや下げ幅を縮小したものの、結局、日経平均、TOPIXとも反落して終了。先月28日から隔日で上昇と下落を繰り返すようになっています。
 
 日経平均終値は、前日比87円57銭安(0.44%)の1万9994円06銭、TOPIX終値は3.10ポイント安(0.19%)の1615.53ポイント。出来高は前日比1.11億株減の16億8308万株、売買代金は1398億円減の2兆3105億円と、薄商い商状。商いが減少してきたことから先物売りの影響を受けやすくなってきました。騰落状況は、値上がり861、値下がり1006と売りが優勢。
 今日の終値で日経平均、TOPIXサイコロは、ともに6勝6敗に低下。日経平均RSIは61%→52%に低下。25日線かい離率は、+0.173%→-0.29%と、とうとう25日線を割り込んできました。騰落yレシオは112%→105%に低下。依然、指数の方向感が出ませんが、値上がり上位を見ると質の悪いものが多くなっており、やや、手詰まり感も出てきたようです。

 恒例のSQ前の仕掛け的な動きかと思われますが、4月の底から3か月を経過しようとしていることや、4回目の利上げを実施したにも関わらず、リスクを取ろうという動きが加速したことに警戒感を強めたFRBがタカ派の姿勢を強めだしたほか、他の中銀も緩和からの出口を模索し始めており、しばらくは神経質な動きが続くかもしれません。ただ、本格的な調整は、日米欧の中銀が揃って市場からの資金吸収に動いてから…。欧州の状況もイタリアなど南欧諸国の銀行は金融引き締めに耐えられるとは思われず、市場から資金を吸収するような荒療治はずいぶん先のことになると思われます。しばらくは、うだうだした展開が続きそうです。9月ごろにはECB QE縮小への方策の明示とFRBのバランスシート縮小の着手の方針が示されると思われ、8月か、9月の早い時期にいったんピークをつけることになるのでしょうか…。ただ、ECBもFRBも、ちょっと急ぎ過ぎるような気がしないでもありませんが…。

 今日は、レポート銘柄から、ダイワハウス工業、三菱ケミカル、日立製作所、福島工業、ミスミグループが新値を更新しました、。まあ、当面は指数のことは気にせず、内需、外需にかかわりなく、業績に伸びしろがあるものを、コツコツと拾うのが良いのでは…?
 今日は外出からの帰りが遅れ、ちょっと荒っぽい書き方になりました。わかりにくければご容赦!
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休場明けの米国株は、原油価格の下落が足を引っ張る一方、IT関連株への見直し買いが入り、主要3指数は高安まちまちで終了。
 おはようございます。
 注目のFOMC議事録(13日・14日開催分)が公表されました。注目のバランスシート縮小の着手時期については、「幾人かが、2か月以内(9月会合)の着手発表を指示」とした一方、「年内のより遅い時期まで決定を先送りし、インフレ、景気を精査すべき」と、年内実施では合意があるものの、早期実施に関しては意見が割れていました。また、先週は、イエレンFRB議長、フィッシャー副議長、サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁から、資産価格の膨張への懸念が示され市場は動揺しましたが、これに関しては、「投資家の間でのリスク許容度の高まりが資産価格を押し上げている可能性がある」、「市場のボラティリティがが落ち着いている状態は、金融安定のリスクにつながりかねない」と、一部参加者から指摘があったとしています。また、インフレに関しては、「特殊要因によるもの」とし、先行きの上昇に関し強気を維持していました。

 5日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         2万1478ドル17セント     -1ドル10セント(0.01%)
 NASDAQ総合指数        6150.86ポイント        +40.80ポイント(0.67%)
 S&P500               2432.54ポイント        +3.52ポイント(0.15%)
 CME日経平均先物        2万0070円           変わらず
 10年物国債金利         2.322%             -0.026%
 ニューヨーク原油         45.13ドル            -1.94ドル
 GOLD                1226.30ドル          +7.10ドル
 ドルインデックス          96.22              -0.03   


 休日明けの米国株は、休日前の売りヘッジなどの買い戻しなどから、底堅くスタート。買い戻し一巡後は、需給関係の悪化を懸念し原油価格が大幅安したことや、製造業受注(5月)が2か月連続してマイナスになったことを嫌気。エネルギー株が売られたことなどからニューヨークダウは寄り後まもなく、この日の安値2万1404ドル(3日終値比75ドル安)をつけていました。ただ、売りが一巡すると、この日午後にFOMC議事録の発表を控えポジション調整の買いが入ったほか、検索大手、百度が先端半導体のエヌヴィディアなど50社と組み自動運転車の開発を目指す「アポロ計画」が公表されたことを好感。半導体関連が買われたことを機に、IT関連全般に買い戻しや見直し買いが入り、プラス圏に浮上。FOMC議事録が早急なバランスシシート縮小に関し意見が割れていたことも安心感につながり、引け前にはこの日の高値2万1505ドル同26ドル高)をつけていました。引けにかけては売り買いが交錯。ニューヨークダウは、エネルギー株の下げが足を引っ張り、小幅に下落。IT関連の切り返しを受け、NASDAQ総合指数は反発。S&P500は続伸と、高安まちまちの終わりに…。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1155、値下がり1810(NASDAQ市場は、1254-1611)と、ともに売りが優勢。

 NYダウは、弱含んで終了。採用30社は、値上がり15、値下がり15。地政学要因の高まりからボーイングが1.6%上昇。ハイテク株の見直しから、インテルが2.63%、マイクロソフトが1.33%、それぞれ上昇。自社株買いのJPモルガンも1.0%上昇。指数を下支えしました。一方、原油価格の下落を受けシェブロンが1.58%、エクソンが1.52%、デュポンが1.11%、それぞれ下落。消費関連のナイキが1.86%、ディズニーが1.7%、ホームデポが0.86%、それぞれ下落。7銘柄が1%超え下落。指数の足を引っ張りました。NYダウは、高値圏での持ち合いの動き。金融株の上げとエネルギー株の下げがお互いを相殺した格好。引き続き、米金利次第の展開。NASDAQ総合指数は、下値模索の途上。前回調整でも下値を支えた日足一目均衡表の「雲」上辺に接近し、底値を意識する動きが出たようです。WEB関連主力も同様なパターンが出ており、短期的な分岐点に差し掛かってきたようです。ただ、短期の資金が入っており、景気拡大に関する明確な指標が無い限り、目先は需給調整の動きか…。

 米国株は高安まちまち。円は地政学要因や弱い景気指標を受け米長期金利が低下したことを受け、対ドルは113円20銭台、対ユーロは128円50銭台に、それぞれ上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値と同じ2万0070円で帰ってきました。レンジは1万9875円~2万0195円と、」荒い値動き。出来高は、前週末比較2万4000枚増の6万9510枚に増加。本日の日本株は、為替やGLOBEX市場の米金利、株先物睨みの神経質な動きになりそう。このところ、先物筋の仕掛け的な動きが強まっていますが、CMEの出来高増加が懸念されます。昨晩も書いたように、国内勢の押し目買い意欲が強いことから、指数の大崩れの可能性は少なく、当面は、個別株優勢の展開に…。第一四半期決算発表が近く、上方修正期待の強い銘柄に注目したい。日立製作所、三菱ケミカル、ダイワハウス…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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