大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2017/08 | 09
S M T W T F S
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -



本日の日本株は、韓国株の下落やアップル効果の一巡から、売りが増加。日経平均、TOPIXとも3日ぶりに反落して終了。各論は絶好調!
 投資主体別売買動向(24日~28日売買分)が発表されました。海外投資家は3週ぶりに1282億円の売り越しでした。ドル安が進み、ドル建て日経平均が値上がりしたことから益出しの売りが増えて様です。一方、先物の方も2330億円を超える売り越し。2週連続で合計は5000億円をこえてきました。また、国内勢では、個人投資家が529億円の買い越しになりましたが、中身を見ると、信用取引が703億円の買い越しだったものの、現物は173億円の売り越し。4月第一週から17週連続で売り越しが続いています。今年に入って4週しか買い越しがないという状態…。まさに、上がっても下がっても売っている状態ですが、そろそろ、何故こんなに売り越しが続ているか真剣に考えた方がよさそうです。

 このところ、NISAの利用にマイナンバーの提出が義務付けられた途端に、利用者が集まらなくなった、というのが話題になっています。NISAを使って資産の分散を図っていた富裕層も多かったと思われますが、家族名義を名寄せされるといろいろまずいこともあるんでしょう。この欄でも、昨年末、富裕層がマイナンバーを使って、税務当局から資産の把握をされるのを嫌い、家族名義や親族名義の資産を解約。現金や金などで保有する動きが強まっていると書いたことがありますが、最近、日本への金の密輸が増えているという話を聞くと、富裕層が無記名資産に資金を映している動きが読み取れます。マイナンバーで実際に名寄せが行われているのかどうかはわかりませんが、富裕層は、既に対策に動き、その結果、日本株が伸び悩んでいるという見方もできるのではないでしょうか。国内投資家が安心して新規資金を株式市場に入れられるような仕組みを作る必要があるような気がしますが…。

 本日の日本株は、アップル効果が一巡。一転して外需株が売られ、3日ぶりに反落してスタート。韓国で複数の住宅を持つ富裕層へのキャピタルゲイン課税 の引き上げや、融資を制限する方針を受け、韓国株が急落したことを嫌気。前引けにかけ売られ、日経平均は前引け近くにこの日の安値1万9985円(前日比95円安)をつける場面もありました。後場に入り、業績好調のANAや商社株が買われると、TOPIX型先物に買い戻しの動きが入り、後場からは下げ幅を縮小。ハイテクの売りも一巡し、買い戻しの動きが入ったこともあり、ひけにかけては底堅い動きに…。

 日経平均終値は、50円78銭安(0.25%)の2万0029円26銭、TOPIXは0.56ポイント安(0.03%)の1633.82ポイントと、ともに3日ぶりに反落して終了。出来高は、前日比3782万株減の16億8063万株、売買代金は、2071億円減の2兆2439億円と、ともに減少。騰落状況は、値上がり986、値下がり896と、買いが優勢。NT倍率は、12.29倍→12.26倍に低下。最近の一番低い水準になりました。大型株が売られる一方、中小型株が賑わったことでTOPIXが押し上げられた格好。
 今日の終値での日経平均サイコロは、5勝7敗、TOPIXは6勝6敗と、ともに変わらず。日経平均RSIは48%→46%に低下。25日線かい離率は、+0.13%→-0.102%。再び25日線を割り込んできました。25日線が下落していることから、この下押し圧力を警戒しましたが、やはり、滞在時間は短かったようです。騰落レシオは104%→108%に上昇。依然、指数の方向感が出ない中、循環的な物色が続いているようです。引き続き、「指数は指数。個別は個別」という流れ…。

 まあ、一部の動きが良い銘柄には、短期資金が集中して続伸するものがありますが、業績を好感して買われた主力株などは、一旦、上がった後、だらだらと下げるものが増えています。まあ、新規資金が入っていれば、継続して買われるのでしょうが、新しい銘柄が出れば、古いものを打って乗り換える…という動き。まあ、発表以前に待ち伏せ的にポジションを作り、思惑通りに上がれば、利食いもできますが、材料を見てから乗ったのでは、結局、上がったほどには利益が出なかった、というのが実態でしょう。まあ、こんな時は、じたばたせず、次のエントリー銘柄を探すくらいの気持ちでいいのでは…。どのみち、9月にECB理事会とFOMCという大きな金融イベントを控え、しばらくはこれを織り込むのが精いっぱいのところ。QE縮小が思惑される欧州では指数が下げる一方、金利上昇でメリットを受ける銀行株が買われています。織り込みが始まっているようですね。日本株の場合、政策変更がなく、当面は欧米中銀の政策を受けた為替次第の展開…。しばらくは、動けない…というのが実情か。今日は、待ち伏せで臨んだ荒川化学工業が13%近い値上がりでした。アウトソーシングも新値を更新。
※レポート購読会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください 。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スポンサーサイト
昨日の米国株は、アップル効果でNYダウは7日続伸し2万2000ドル大台乗せを果たしたものの、NASDAQ市場が下落し、高安まちまちで終了。
 おはようございます。
 米FRBによるバランスシート縮小へ向けての地ならしが始まっています。昨日は、ローゼングレン・ボストン連銀総裁が、「9月FOMCでのバランスシートに関する発表に関し、市場は適切に予想している」と発言。ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁も、今週の縮小開始を支持すると発言。メスター・クリーブランド連銀総裁も、時期は明示しないものの「比較的近く開始する」と発言。縮小に関する発表が近いことを示唆しています。一方、FOMCでの投票権をもたないものの、ブラード・セントルイス連銀総裁は「追加利上げに反対…」と、発言。米金融当局が、j引き締めに前のめりになっておらず、縮小時には、一時利上げを停止するなどの措置があることを臭わせています。今月24日から、恒例のジャクソンホールでの「連銀経済会議」が開催されますが、FRB総裁が新年度へ向けての運用方針を発表する場としても注目されます。市場は、年内の利上げは無いという動きを強めていますが、7月12日のイエレンFRB議長の議会証言での変節が本物かどうか…真意を探る意味でも注目度が高まりそう。ドル安への誘導は十分に果たした、と思うのですが。

 2日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       2万2016ドル24セント     +52ドル32セント(0.24%)
 NASDAQ総合指数      6362.65ポイント        -0.29ポイント(0.00)
 S&P500             2477.57ポイント        +1.22ポイント(0.05%)
 CME日経平均先物      2万0060円           -10円
 10年物国債金利       2.272%             +0.017%
 ニューヨーク原油       49.59ドル            +0.43ドル
 GOLD              1272.60ドル          -6.80ドル
 ドルインデックス       92.87               -0.16
    

 昨日の米国株は、朝方発表の(雇用統計の先行指標になる)ADP全米雇用報告で民間部門の雇用者数が予想を下回ったことから、利上げ懸念が遠のいたとして買いが先行。続伸してスタートしました。前日予想を上回る決算を発表していたアップルが急伸。ニューヨークダウは寄り後、まもなくこの日の高値2万2036ドル(前日比73ドル高)をつけ、史上初の2万2000ドル乗せを達成しています。その後は、大台乗せを受け売り買いが交錯したものの、アップルの上げが指数を支える格好でプラス圏で推移。ガソリン在庫の減少を受け原油価格が上昇、。エネルギー株が買われたこともあり、引けにかけ上げ幅を拡大。ニューヨークダウは7日続伸し、2万2000ドル大台に乗せて終わりました。一方、半導体関連の下げなどを受け、NASDAQ総合指数は、反落。高安まちまちの終値に…。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1173、値下がり1764(NASDAQ市場は、862-2060)と、ともに売りが優勢。VIX指数(恐怖指数)は、0.19ポイント上げ10.28ポイントに上昇。

 NYダウは続伸。採用30種は、値上がり14、値下がり16。アップルが4.7%超え上昇。一社で指数を50ドル引き上げています。ドル安を好感し、他国籍企業のスリーエムが1.1%、マクドナルドが1.66%、ユナイテッドテクノロジーがそれぞれ上昇。指数の上げに寄与しました。一方、金利上昇を受け、公益関連のベライゾンが1.4%下落。ディズニーが1.75%下落したのが目立ちました。NYダウの上げが目立ちますが、この日の上げの大半はアップルの上げによるもの。騰落状況を見ると、下落数が上回っているだけでなく、52週来安値更新銘柄数が漸増していることが気になります。NYダウの上げの勢いが加速していますが、NASDAQ市場からの乗り換えの動きも出ているようです。昨日の原油価格の上げに対し、シェブロンが下落。ボルカールール緩和の報を受けても銀行株の反応も鈍くなっていることにも警戒したい。明日の雇用統計発表後の動きを注目したい。

 米国株は高安まちまち。円は、ドルが対ユーロで2年ぶり安値になったものの、金利上昇を受け対ドルは110円70銭台に下落。対ユーロは131円20銭台に下落。CME日経平均先物は、大証先物終値を10円下回る2万0060円で帰ってきました。レンジは、2万0000円~2万0095円と小幅レンジの動き。出来高は3000枚増の3万2900枚。本日の日本株は、底堅い動きになりそう。昨日に続き決算発表を受けた動きや短期筋による低位株買いが入り混じった動きに…。NASDAQ市場の動きが鈍っており、電子部品株の動きが警戒されます。売買代金の増加を伴っておらず、上昇銘柄がある一方で前日上げたものが売られるなど、浮沈の激しい動きに…。対ユーロでの円安進行を受け、精密、機械など欧州市場に強い業種が買われそう。
          

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ