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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
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本日の日本株は、連休控えや北朝鮮情勢への懸念などから見送り気分の強い展開でしたが、ポジション調整の売買が交錯。高安まちまちの終わりに…
 だんだん動けなくなってきました。今日も訳の分からない防衛関連株が動いていましたが、連休明け10j日に「朝鮮労働党創記念日」を控え、刈り上げ君が何かやるのでは…との、懸念を市場がもっているようです。ただ、翌11日に中国7中全会(第18期中央委員会第7回全体会議)が開催されますが、仕切るのは習近平氏…。翌18日の中国共産党大会を前にした大事な会合です。刈り上げ君がやりたい放題やってこれたのも、中国政権内の権力闘争が熾烈になっていたことから、北朝鮮問題に真剣に取り組めなかったというところもあります。権力基盤固めが終わり、新たなスタートを切るときに、果たして、習総書記の顔に泥を塗るような真似ができるかどうか…。ただでさえ、厳しい制裁を課しており、おかしなことをすれば、今度はただでは済まないはず…。まあ、あまり心配し過ぎるのもどうでしょうか。

 また、明日夜には米雇用統計の発表を控えていますが、週明け9日は、日本は「体育の日」、米国は「コロンブスデー」で、それぞれ3連休になります。まあ、動きたくても動けないのが本当のところでしょう。今日の出来高は、13億株台…。まあ、仕方がないところです。レポートでも10月以降は、先物買い戻しから、海外中長期投資家の実需買いにシフトできるかがカギになる…としました。ここ3年分遡ってみると、2014年は、11月、12月で約1兆4560億円、2015年は、10月、11月、12月の三か月間で約1兆1740億円、2016年は、10~12月にかけて、約2兆5000億円のそれぞれ買い越しになっていました。今回は、地政学要因に加え、解散・総選挙という不透明要因が出てきたことで2014年のように11月にまとまった買い越しになるかもしれません。もっとも選挙結果にもよりますが…。どうも、最近の動きを見ていると「希望の党」に見掛け倒しの評価が高まりつつありますし、北朝鮮リスクという、これまで日本が経験したことのない局面になっており、もし政権交代があった場合、果たして有事に対処できるのかどうか…。まあ、いろんなことが杞憂に終わりそうな気がしないでもないですが、かといって、手放しで強気になるのも考えもの。上方修正期待のあるものを、徹底した逆張りで買い、決算発表を待つというのが一番良いのではないでしょうか。

 3日も休載し、内外のデータ収集ができなかったので、今日は、これに追われた格好です。米国の方も、3連休や雇用統計結果、北朝鮮情勢を気にして尻すぼみの相場になっていましたが、日本も、CME日経平均先物終値にさや寄せする先物買いに小幅に増進して始まった後は、3連休前のポジション調整の動きに終始した格好。米ISM製造業・非製造業景況指数とも、記録的な水準に上昇、これで、明日の夜に発表される雇用統計で平均時給が上昇でもしようものなら、12月利上げが確定的となり、長期金利が一段高。割高感の強い新興市場株や小型グロース株には逆風となることから、流れの変化に備えたポジション調整の動きが出ているようです。大型株や景気循環のバリュー株へのシフトですね。今日の動きを見ていると、何か流れの変化を怖がっている感じがします。…ということで、高寄り後は、終日、前日引け値を挟んだ水準で小動きの展開に…。引け近くに先物の買い戻しが入った影響で、日経平均はわずかにプラスになったものの、小型株の冴えない動きが影響しTOPIXは、マイナスで終わっています。

 日経平均終値は、1円90銭高(0.01%)の2万0628円56銭と、4日続伸。TOPIXは、2.07ポイント安(0.12%)の1682.49ポイントと、小幅に続落。出来高は、前日比2.82億株減の13億7835万株、売買代金は、4060億円減の1兆9940億円と、閑散商状になってきました。騰落状況は、値上がり597、値下がり13441と売りが優勢。NT倍率は、9月8日の12.10倍を底にm、本日は12.26倍に上昇。日経平均型先物売買の影響が強まっていることがわかります。

 今日の終値での日経平均サイコロは、8勝4敗で変わらず。TOPIXは、6勝6敗に低下。日経平均RSIは、80%→84%に上昇。買われすぎ感が出ています。25日線かい離率は、+3.282%→3.059%にややかい離が縮小。騰落レシオは、127%→119%に低下。警戒ゾーンから低下したものの、依然、かさ上げ的な動きの中に…。指数間の強弱感の対立が目立ってきました。裁定買い残の増加に見られるように、先物筋は裁定買い残を積み上げさせるように動いており、日経平均の強さが目立ちます。過去の相場では、仕掛け的な売りの買い戻し一巡後は、10週間を超える持合い相場に移行する傾向があり、今回も、同様のパターンをたどるのでは…としましたが、これを抜け出すカギが中長期投資家の実需買いにつなげられるかどうか、としました。個人の場合、マイナンバーによる資産状況の把握を怖がり、現物売りが続いており、財務省がマイナンバーを止めるとでも言わないj限りあてにはできないようです。その分海外投資家への期待感が高まるわけですfが、前段でも書いたきたように、これだけ不透明要因を抱えていたのでは、簡単には動けないか…。もっとも、以前から指数なんか見ていては、今の相場はわからない…としてきましたが、今後は、これだけ裁定買い残が急増してくると裁定解消売りを気にしないわけにはいきません。とりあえずは、業績上方修正期待銘柄を、厳しい値段でエントリーし、決算発表を待つ、という姿勢で良いのでは…。
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昨日の米国株は、予想を上回る雇用の数字やサービス業の強い景気指標を受け、主力3指数とも続伸して終了。高値警戒的な動きも…
 おはようございます。昨晩は遅くに北九州の実家から戻ってきました。弟の入院と母の介護施設への一時入所が重なり、やむをえない帰省でしたが、弟は内臓疾患が重なり、入院が長引きそうです。あちこち飛び回っておりましたが、相場の方は、毎日、アイパッドで確認しておりました。10月は、海外投資家の実需買いがポイントになる…としましたが、今のところは想定通りの動き。ただ、この買いが実需なのか仮需なのかで相場の見方は大きく変わってきます。まだ、結論を出すには時間がかかりそうですね。

 4日の米j国市場動向
 ニューヨークダウ        2万2661ドル64セント       +19ドル97セント(0.09%)
 NASDAQ総合指数       6534.63ポイント          +2.91ポイント(0.04%)
 S&P5600             2537.74ポイント           +3.16ポイント(0.12%)
 CME日経平均先物       2万0655円             +25円
 10年物国債金利        2.324%               +0.003%
 ニューヨーク原油        49.98ドル              -0.44ドル
 GOLD               1277.50ドル            +2.90ドル
 ドルインデックス         93.48                -0.14   


 昨日の米国株は、この日発表の(雇用統計の先行指標となる)ADP全米雇用報告で、民間部門の雇用者数が予想をやや上回ったことを好感し買いが先行。続伸してスタートしました。辞任が噂されたティラーソン国務長官が、報道を否定し、現職に留まると述べたことも好感され、寄り後も買いが継続。販売底入れの可能性が強まった自動車などが買われて上げ幅を拡大。ニュークダウは昼ごろこの日の高値2万2685ドル(前日比4ドル高)をつけ、ザラバでの最高値を更新しています。ただ、この日発表のISM非製造業景況指数が、週明け発表のISM製造業景況指数に続き12年ぶり水準に上昇したことから利上げ懸念が強まるとともに、高値警戒感も台頭。利益を確保する動きも強まり引けにかけては、上げ幅を縮小する動きに…。ただ、全体に値動きの乏しい展開で、ニューヨークダウの終日値幅は53ドルと、狭いレンジの動きにとどまっていました。結局、主力3指数とも小幅に続伸して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1423、値下がり1485(NASDAQ市場は1423-1441)と、ともに売りがやや優勢。

 NYダウは、6日続伸。採用30種は値上がり16、値下がり14.ナイキが1.2%上げ、指数をリード。住宅関連で3Mが0.91%、キャタピラーが0.98%それぞれ上昇。ユナイテッドヘルスが0.93%上げ指数を下支えしました。一方、経営への懸念からGEが1.29%下落。金利の頭打ち感を受けJPモルガンが10%、GSが0.54%、それぞれ下落し指数の足を引っ張りました。採用銘柄中1%超え変動したのは3銘柄のみ。全体に小動きの展開。NASDAQ総合指数のサイコロジカラインが75%に達するなど短期テクニカル指標に一部過熱感がみられるものの、中期指標は落ち着いた動き。ただ、プロの投資家のセンチメントを表す指標が、買われすぎゾーンを大幅に上回る水準まで上昇するなど、やや、強気に傾き過ぎていることが心配。ニューヨーク市場、NASDAQ市場とも、52週来安値更新銘柄数が増えず、押し目があれば買いたい投資家の多さを示しています。最近の高値付近への調整があれば相場の息も長くなるのですが…。

 米国株は続伸。円は、12年ぶり水準へのISM非製造業景況指数の上昇にもかかわらず、金利の反応が鈍く、対ドルは12円70銭台で横ばい。対ユーロは、132円50銭台と、このところの膠着した動きが継続。CME日経平均先物は、大証先物終値を25円上回る2万0655円で帰ってきました。レンジは、2万0585円~2万0685円。本日の日本株は、方向感の無い展開になりそう。レポートでも解説しましたように、ここ数年、10月~12月は海外投資家の投資姿勢が高まるアノマリーがありますが、実際、10月に入り大型株のパフォーマンスがよくなっており、彼らの実需買いへの期待感が高まります。ただ、依然、地政学要因を抱えたままですし、一方で、政治的な安定への懸念も高まっており、素直に信じて良いかは疑問。昨日発表の、裁定買い残は、4137億円の増加で買い残は2兆4758億円まで、積み上がってきました。イベントドリブン型の海外投機筋が、裁定買い残を積み上げさせるように先物買いを優勢させている可能性もあります。来週10日の「北朝鮮労働党創建記念日」や総選挙の結果によっては、裁定解消売りが下げのエネルギーになる可能性もあります。9月後半から市場エネルギーが減少していることから、解消売りを吸収できないかも…。今日発表の投資主体別売買動向での海外投資家の現物、先物売買動向、来週発表分の10月に入っての彼らの動きを把握して判断するのが賢明か…。今日も大型株(指数採用銘柄)主導になりそうですが、9月までは、大型株反発の持続性は短く、小型シフトへのタイミングを計るところ。引き続き、業績重視で。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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