FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -



本日の日本株は、週末のオプションSQがらみの先物買いを受け、主力株が堅調に推移。日経平均、TOPIXとも7日続伸して終了。
 本日の日経平均終値は、2万0881円でした。アベノミクス開始以来の高値を更新…と、マスコミは騒ぎます、。でもこの株価水準は1996年11月以来の高値(引け値ベース)でもあります。この高値の時に、消費税の引き上げを決定。日銀はゼロ金利を解除しています。その後、日本経済は、深刻なデフレに突っ込んでいき、山一證券や北海道拓殖銀行が次々と破たん。いまだに、後遺症を引きずったままの状態が続いています。当時を振り返ると、1992年8月と1995年6月にダブル底をつけ、景気へのテコ入れから、1996年11月にかけ株価が上昇。この時、高値、安値を切り下げる下落トレンドが変化。日本経済や日経平均は回復への大きなチャンスをもらったのでした。しかし、政府は消費税の引き上げを強行。日銀も実質的な金融引き締めに入り、せっかく立ち直りかけた日本経済の腰を折り、それまでよりひどいデフレの淵に追い込んでいます。その後、日銀は、「偽りの夜明けに騙された…」など他人事のような言い訳をしていますが、多くの企業がつぶれ、リストラにあい失業した人が自殺。交通事故死を上回る自殺者を出したこともありました。

 今日やっと、政策失敗の前の水準に届いたわけですが、ここまで戻るのに21年もかかったことになります。見方によっては、ようやく、日本経済はスタートラインに立ったと言えないこともありません。やっと、スタートラインに立ったというのに、当時と同じように消費税引き上げの話が浮上しています。大丈夫なんでしょうか。さすがに、大失態を犯した日銀は、量的緩和の縮小に慎重になっています。今回の景気回復が、円安に主導された脆弱なものであるという認識があるんでしょう。当時から日本経済が立ち直るには、規制緩和や構造改革が必要…といわれながら、本来なら市場から退出すべき企業を、国民の財産になるべき金利収入を低金利で犠牲にし、借金の多い企業の借り入れコストを引き下げるなどの方法でゾンビ企業を生かしてきました。また、多くの利権団体の圧力に負け、規制緩和や構造改革もままならない状態です。アベノミクスの高値を更新したという感慨に浸るより、21年の間に何が変わったのかを検証する方が先のような気がしますが…。今度こそ、「偽りの夜明けに騙された…」という、情けない言い訳をしないようにしてもらいたいものですが…。きっと、頭のいいひとたちは、同じ間違いを繰り返すんでしょうね。

 今日の日本株は、朝方は円高に伴うCME日経平均先物終値にさや寄せする先物売りが先行。反落してスタートしました。売り一巡後は、昨日同様、先物に連続的な買いが入り裁定買いから日経平均は上げに転換。円高にも関わらずファナックやソフトバンク、東京エレクトロンなどシス寄与度の大きい銘柄が買われ前場半ばにはプラス圏に浮上。後場に入っても断続的な先物買いを支えにこの日の高値圏で推移。引け近くには、この日の高値2万0898円(前日比74円高)をつける場面も…。北朝鮮の示威的な行動を懸念し、指数に絡んだ動き以外は低調な商いでした。

 結局、日経平均終値は、57円96銭高(0.28%)の2万0881円27銭、TOPIXは、1.67ポイント高(0.10%)の1696.81ポイントと、ともに7日続伸。この日も円上昇にも関わらず日経平均の優位が続き、NT倍率は12.28倍→12.31倍に上昇。上げが加速し始めました。出来高は、前日比4638万株増の15億3158万株、売買代金は同1739億円減の2兆3703億円。騰落状況は、値上がり879、値下がり1045と売りが優勢。NT倍率の上げを受け大型株優位の流れになり、小型株指数や新興市場指数はマイナス。

 今日の終値での日経平均サイコロは、8勝4敗から9勝3敗に上昇。再び警戒ゾーンの9勝に入ってきました。TOPIXは6勝6敗→7勝5敗に上昇。日経平均RSIは、79%→80%に上昇。25日線かい離率は+3.66%→+3.716%にかい離が拡大。騰落レシオは118%→126%に上昇。明日も高ければ日経平均サイコロは10勝になるほか、騰落レシオも大きなマイナス分が落ちるため上昇が予想されるなど、再び過熱感が目立ってきました。ただ、指数が大きな節値を上回ってきたことから、トレンドフォロー型のヘッジファンドなどが動いてくることが予想されるため、先物リードの動きがますます強まってくるかも…。為替市場で円相場が不安定になっているのが気になるところ…。スペイン、トルコ、北朝鮮など地政学要因が高まり、米債券が買われだしていることも懸念材料。
 個別は、直近レポートで業績発表の待ち伏せとした技研製作所が3215円まで急伸。昨日の3000円割れは良い買い場でした。半導体関連の信越ポリマーも上げ、高値に接近。もたもたしていた大和ハウス工業が五洋建設に続いて動き始めました。しつこいですが、決算銘柄を待ち伏せ感覚で…。
※レポート購読会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください 。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スポンサーサイト



昨日の米国株は、原油価格の急伸やウォルマートの大型自社株買いを好感した上げに加え、決算への期待感が支えとなり、主力3指数とも反発して終了。
 おはようございます。 昨晩は、実家の方の用事が重なり書き込みができませんでした。ご容赦!
 NT倍率の上昇が続いています。9月11日の12.07倍から、昨日は12.28倍に上昇してきました。9月後半までの上げは、海外先物筋の先物売りの踏み上げで上昇しましたが、10月は、実需買いや新たな先物買いにスイッチできるかがカギ…としました。例年通り、海外投資家の実需買いが入れば相場の寿命も長くなりますが、先物主導になると、ちょっと先行きが心配。投資主体別売買動向を見るまでは、結論は出せませんが、ちょうど一か月前は、米朝間の緊張で相場が底割れ寸前にあったことを考えると、投資家の懐事情も関係してきそう。今週末は、オプションSQですが、1万9000円のプットが1万3000枚以上の残高があるなど、1か月前の弱気相場のポジションが残ったまま…。もしかしたら、10月に入っての先物買いの動きは、SQへ向けてのオプションの損失カバーの動きかも…。昨日の根拠なき上げは、このにおいがプンプンしているが…。

 10日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         2万2830ドル68セント      +69ドル61セント(0.31%)
 NASDAQ総合指数        6587.25ポイント         +7.52ポイント(0.11%)
 S&P500               2550.64ポイント         +5.91ポイント(0.23%)
 CME日経平均先物        2万0815円            -15円
 10年物国債金利         2.345%              -0.016%
 ニューヨーク原油         50.92ドル             +1.34ドル
 GOLD                1290.60ドル            +5.60ドル
 ドルインデックス          93.28                -0.45  
 

 昨日の米国株は、サウジアラビアの原油輸出削減やOPECの生産調整強化の動きを受け原油価格が急伸し、エネルギー株が買われたことから、反発してスタートしました。ウォルマートのネット販売が大幅な伸びになったことや2兆円規模の自社株買いを発表し大幅高して始まったこともあり、ニューヨークダウは、寄り後にこの日の高値2万2850ドル(前日比89ドル高)をつけ、前日に続きザラバでの最高値を更新。買い一巡後は、北朝鮮情勢やスペイン・カタルーニャ自治州の独立問題などを懸念。昼にかけ上げ幅を縮小する場面がありましたが、同州の首相が独立宣言をしたものの、中央政府との交渉のため効力を停止したことを好感。今週から本格化する決算への期待感から次第に上げ幅を回復。結局、反発して終了しました。決算への期待感から、S&P500、NASDAQ総合指数とも反発。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1892、値下がり1016(NASDAQ市場は、1774-1121)と、ともに買いが優勢。

 NYダウは反発。採用30種は、値上がり20、値下がり9、変わらず1(マイクロソフト)。大型の自社株買いなどのウォルマートが4.47%上昇。同社だけで指数を24ドル押し上げました。また、キャタピラーが1.03%、コカ・コーラが1%、シェブロンが0.93%、それぞれ上昇。指数寄与度が最大のボーイングが0.98%上昇し、指数を17.5ドル押し上げ。一方、下落銘柄には1%超え変動したものはなく、ユニアテッドヘルスの0.83%が最も大きい下落率。米国株は、高値警戒感を抱えながらも堅調に推移しています。先週は、税制改革や金融規制緩和などトランプ政策への期待感から、大きく上げましたが、今週に入り業績への期待感に市場の関心がスイッチしてきたようです。主力3指数とも青天井状態になり、先行き予想が難しくなっていますが、プット&コールレシオが上昇するなど高値警戒の動きも強まってきており、材料次第で相場が振れやすくなってきたことには注意が必要。

 米国株は反発。円は、北朝鮮リスクや米・トルコ間の緊張などを嫌気したリスク回避の買いや、米金利低下を受け、対ドルは112円40銭台(一時、111円99銭)に上昇。対ユーロは、ECB関係者のQE縮小発言を受け、132円70銭台に下落。CME日経平均先物は、大証先物終値を15円下回る2万0815円で帰ってきました。レンジは、2万0655円~2万0840円。本日の日本株は底堅く推移しそう。決算の上方修正銘柄が増えていることから、徐々に決算を意識した流れが強まりそう。今日から開催される中国「七中全会」でで新指導体制が注目されます。北朝鮮リスクは付きまといますが、中国の圧力を無視してまでできるかどうか…。今日も、GLOBEX市場の米株、債券先物の動きを見ながらの先物筋の動きが焦点に…。レポートで待ち伏せとした、技研製作所の決算は、実績、今期予想ともコンセンサスを上回るものになりましたが、市場の反応は…。米市場で半導体株指標のSOXは1200ポイントを超えてきました。2015年8月に、中国の元切り下げショックで未達になっているポイント(2万0985円)を抑えることができるか…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ