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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
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本日の日本株は、円安を好感した先物買いや、出遅れた投資家の押し目買いに日経平均、TOPIXとも続伸して終了。
 相変わらず先物主導の展開が続いています。昨日は、オプション弱気筋、NTショート、ベアETFの投げなど懐事情からの先物買いが、指数を押し上げた可能性がある、としました。しかし、このところの先物手口を見ていると、CTA(商品投資顧問)絡みの欧州系証券のものが目立っており、どうやら総選挙の自民勝利を思惑したイベントドリブン型ヘッジファンドの動きが強まっているようです。先週までの上げについては、先物買いと為替の関係が薄い…としましたが、今日、寄り後に急速に上げ幅を縮めて場面では、円が上昇しており、ペアトレード(先物買い・円売り)が解消された可能性があります。また、後場から指数が戻す過程でも、先物が買われる一方、円が下落しており、総選挙の投票日へ向けポジションを積み上げているようです。明日、裁定買い残が発表されますが、増加していた場合、週末ないしは選挙結果が分かった週明けに、ポジション解消に動かれた場合、裁定解消売りを吸収できるかどうか…。指数が上げても出来高の増加が伴っていないのが気がかりです。

 本日の日本株は、週明けの米国株が続伸したことや、FRB議長の物価上昇への強気の見方を受け金利が上昇。円が112円台に戻して帰ってきたことを好感。朝方からCME日経平均先物終値にさや寄せする先物買いが先行。日経平均は前日比100円近く上げて寄り付き、まもなく、この日の高値2万1393円(前日比138円高)をつけ、年初来高値を更新していました。その後、先物筋のポジション調整とみられる先物売りが入り、前引け近くにこの日の安値2万1230円(同25円安)をつけていました。後場に入ると押し目待ちの買いが入るとともに円安が進行。これを好感し、機械や自動車など外需系の株が買われ、次第に上げ幅を回復。結局、日経平均は11連騰、TOPIXは7連騰して終わりました。

 日経平均終値は、80円56銭高(0.38%)の2万1336円12銭、TOPIX終値は、4.19ポイント高(0.24%)の1723.37ポイント。NT倍率は、12.36倍→12.38倍に上昇。出来高は、前日比2億株減の15億9364万株、売買代金は、950億円減の2兆5532億円に減少。騰落状況は、値上がり971、値下がり931と、買いがやや優勢。外需株に加え、銅やアルミ市況の上げを受け非鉄株が堅調。前日買われた金融やサービスなど内需系が軟調。

 今日の終値での日経平均サイコロは11勝1敗、TOPIXは9勝3敗と、ともに変わらず。ともに警戒ゾーンにあります。日経平均RSIは、87%→93%に上昇。買われすぎゾーンに入っています。25日線かい離率は、+4.55%→4.566%に、ややかい離が拡大。騰落レシオは、135%→138%に上昇。テクニカル指標は、25日線かい離率を除き、買われすぎを暗示。週足の13週線かい離率を見ると、前回トランプラリーで急騰した時に10%超えしましたが、現在は6%台にとどまっており、中期的には上げ余地を残曽ていますが…。出来高が増加して、先物が逆転した場合に裁定解消売りを吸収できるだけの体力をつけておいてもらいたいのもです。

 指数はレポートでも長期足から予想した目標値に向かい順調に上げていますが、先物リードのパターンは期待外れ。以前から、指数が下振れてもいいように、業績に注目すべき…とし、米SOX指数の動きを注目してきました。歩留まりの向上を図れる独自の半導体封止工法が注目されるTOWA、有機EL絡みのフェローテックが順調に値幅を重ね、業績の上振れ期待期待から決算発表の待ち伏せ買いをした技研製作所も想定通りの動き。新値を更新し、一服中のものもありますが、今はこちらの方を注目したほうがよさそうです。米国が北朝鮮包囲網を強めており、最悪の場合も想定しておく必要も出ていますので、あまり、調子に乗らないほうがよさそう。先週から米債券が買われだしている原因も考えておく必要がありそう。とにかく、日本株は米債券市場次第の展開…。
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週明けの米国株は、金利上昇を受けた銀行株の上げやハイテク株の業績への期待感に加え、米朝間の接触の思惑から買われ、主力3指数とも続伸して終了。
 おはようございます。

 16日の米国市場動向
 ニューヨークダウ          2万2596ドル96セント      +85ドル24セント(0.37%)
 NASDAQ総合指数         6624.00ポイント         +18.20ポイント(0.28%)
 S&P500                2557.64ポイント          +4.47ポイント(0.18%)
 CME日経平均先物         2万1335円            +65円
 10年物国債金利          2.31%               +0.03%
 ニューヨーク原油          51.87ドル             +0.42ドル
 GOLD                 1297.10ドル            -7.50ドル
 ドルインデックス           93.27               +0.13 
  

 週明けの米国株は、先週発表された一連の企業決算が好調だったことに加え、イエレンFRB議長が物価に対し強気の見方を示したことを好感。金融株が買われ、続伸してスタートしました。この日発表のNY連銀製造業景況指数が3年ぶり水準に上昇したことも好感され、2万3000ドル大台に接近する場面も…。ただ、大台が意識されると次第に高値警戒感が台頭。益出しの売りから上げ幅を縮小する動きもありました。昼過ぎになると、アップルの投資判断上げや、北朝鮮・北米局長と米北朝鮮担当特別代表がモスクワで会談するのでは、との憶測報道が流れたことが好感され、引けにかけ上げ幅を拡大。引け近くにニューヨークダウはこの日の高値2万2960ドル(前週末比89ドル安)をつけ、ザラバの最高値を更新する場面も…。結局、主力3指数とも小幅に続伸して終わりjました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1446、値下がり1486と、ほぼ半々。NASDAQ市場は、値上がり1370、値下がり1524と売りが優勢。

 NYダウは、続伸。採用30種は、値上がり19、値下がり11。イエレンFRB議長会見での、物価の強気の見方を受け金利が上昇したことを好感。 JPモルガンが2.07%、GSが1.63%、それぞれ上昇。指数の上げをリードしました。新型アイホンへの期待感から投資判断に上げがあったアップルが1.84%、好決算のGEが1.65%、原油高を受けたシェブロンが0.81%、それぞれ上昇し指数の上げを支えました。この日は、アップル(寄与19ドル)とGS(同26ドル)の2社だけで、ダウを45ドル押し上げていました。一方、ウォルマートが1.0%、ファイザーが0.99下落したものの、そのほかの下げは限定的。決算発表が本格化。昨日は引け後に映像配信のネットフリックスが決算を発表。予想を上回る内容で、夜間取引で上昇しています。事前の期待値が高かったことで、実績が懸念されましたが、予想を上回ったことで他のハイテク企業決算への期待も高まりそう。S&P500 の利益予想は、決算発表前に4.8%増でしたが、この数字をどこまで伸ばせるかがカギ。ニューヨークダウの週足サイコロは9勝3敗と警戒ゾーンにあるものの、S&P500 (8勝4敗)、NASDAQ総合指数(6勝6敗)と、まだ上げに余力を残しています。52週来高値更新銘柄数も落ち着いた動き。当面は高値警戒感を引きづりながらも、業績との綱引きが続くことになりそう。

 米国株は続伸。円は、イエレン議長発言や、強い景気指標を受けた金利上昇から、対ドルは112円10銭台に、対ユーロは132円30銭台と、ともに先週末水準から小幅に下落。CME日経平均先物は、大証先物終値を65円上回る2万1335円で帰ってきました。レンジは、2万1195円~2万1350円。本日も日本株は堅調に推移しそう。主力大型株に海外中長期投資家と思われる買いが入り始めており、市場の安定感が増しています。モスクワでの北朝鮮と米国の接触の可能性も取りざたされており、懸念材料が後退していることも、支援材料に…。昨日の流れを踏襲した動き。米市場で、昨日もSOX指数が高値を更新してきており、関連株の動きが注目されます。レポートでは、米長短金利差拡大を受け銀行株に注目しましたが、昨日も買われてきています。米市場に基盤を置く、大手行に注目。日立は、そろそろ短期の急所に差し掛かってきそう。        

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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