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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
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週末の日本株は、米上院で予算案が可決されたことを好感して買われ、日経平均は過去最長タイの14連騰したものの、週末のポジション調整から上げ幅を縮小して終了。
 9月8日、米国でトランプ大統領が、支持政党の共和党ではなく、敵対の民主党と債務上限の3か月間の撤廃で合意して以降、日本株は6週連続で上昇してきました。この合意を受け、それまでトランプ政治への失望で低下していた金利が反転上昇。為替が円安に転換したほか、突然噴出した解散風が投機筋の売り仕掛けを吹き飛ばしたほか、オプション筋の弱気ポジション、NT倍率の低下を材料にしたNTショート筋、ベアETFを買った個人投資家など、弱気ポジションを持った投資家も次々に飲み込んで、アッという間に2300円近く上昇してきました。ただ、この間、個人をはじめとする国内投資家は売り向かっており、ここまでは弱気筋の踏み上げで作ってきた相場といえそうです。ただ今週に入り、先物の動きと為替が連動するようになってきており、総選挙の与党勝利を当て込んだイベントドリブン型のヘッジファンド(HF)や2015年の重要な節値を抜いたことによるトレンドフォロー型のHFが動きだした可能性があります。

 今日は、朝も書きましたように、投票日を控えた最後の立会日になるため、益出しの動きが強まりそう…としましたが、想定通り先物売りが先行し下落してスタートしました。ただ、前引けにかけ、米上院で税制改革法案審議の前提になる予算案が可決されたと伝わってきたことや、これを受け米債券先物が下落(金利は上昇)したことから、円が下落。先物筋の買い戻しなどから前引にかけ上げ幅を拡大。日経平均は前引け前に、この日の高値2万1489円(前日比41円高)をつけ、過去最長タイの14連騰への期待を高めました。後場に入ると、朝の書き込みで想定していたように週末のポジション調整や投票前の利益確定売りからマイナス圏に下落。引けにかけて売り買いが交錯したものの、結局、小幅ながら日経平均は1960年以来の14連騰で終わっています。TOPIXは10連騰。

 日経平均終値は、9円12銭高(0.04%)の2万1457円64銭、TOPIX終値は、0.60ポイント高(0.03%)の1730.64ポイント。NT倍率は、12.4倍で横ばい。出来高は、前日と変わらずの15億2222万株、売買代金は同600億円増の2兆4705億円。騰落状況は、値上がり890、値下がり1048と、売りが優勢。水産農林、保険、サービス、医薬品などが買われる一方、海運、銀行、不動産、証券などが下落。
 今日の終値での日経平均サイコロは、12勝0敗、TOPIXは11勝1敗と、ともに極限状態で変わらず。日経平均RSIは、99%→100%とこれも極限状態。25日線かい離率は+4.36%→+4.04%にプラスかい離が縮小。このところ、25日線の上昇率に株価が追い付かない動きが出ています。騰落レシオは121%→116%に低下。12日の137%をピークに低下傾向。物色意欲に陰りも見られるようです。週明け相場に関しては、材料出尽くしでの下落を予想する専門家が多いようですが、イベントドリブン型HFは、週内に処分しているはずで、トレンドフォロー型のHFが主導権を握りそうで、来週も、引き続き、米株や米債券を見ながらの先物主導の展開になりそう。

 今週は、日立製作所や半導体後工程のTOWA、中小企業支援のアイネット、有機EL関連のフェローテック、インバウンドインフラ整備関連の五洋建設などレポート直近号で取り上げた銘柄が新値を更新。指数先行相場での何とか好調維持しました。来週から決算発表に焦点が当たりますが、種まきしてきた銘柄が、芽を吹くか、埋もれたままになるか、勤務評定の週に入ります。週明けのの見通しなど詳しくは、日曜日発信のレポートで解説します。
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昨日の米国株は、アップルの悪材料に足を引っ張られたものの、予想を上回る主力企業の業績や既発表銘柄の見直し買いから、主力3指数は高安まちまちで終了。
 おはようございます。
 
 19日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        2万3163ドル04セント     +5ドル44セント(0.02%)
 NASDAQ総合指数       6605.07ポイント        -19.15ポイント(0.29%)
 S&P500              2562.10ポイント         +0.84ポイント(0.03%)
 CME日経平均先物       2万1335円           -135円
 10年物国債金利        2.321%             -0.018%
 ニューヨーク原油        51.29ドル            -0.75ドル
 GOLD               1291.40ドル          +8.40ドル
 ドルインデックス         93.14              -0.28   


 昨日の米国株は、欧州市場がスペイン・カタルーニャ自治州独立問題を嫌気して下落した流れを引き継ぎ売りが先行。反落してスタートしました。この日、アイホン8の販売苦戦が伝えられるアップルに関し部品供給メーカーへの発注を半減した…と伝わり、同社株が売られたこともあり、ニューヨークダウは寄り後にこの日の安値2万3052ドル(前日比105ドル安)をつけています。ただ、トラベラーズの好決算や通信大手ベライゾンの決算発表での契約者数が2四半期連続で増加したことが伝わると、IBMやJ&Jなど既に発表を終えた好決算銘柄を買い直す動きが強まり、下げ幅を縮小。引けにかけて右肩上がりの展開となり、引け近くに、この日の高値2万3167ドル(同10ドル高)をつけプラス圏に浮上して終わりました。ただ、アップルの下落分が埋められなかったほか、主力WEB関連株が軒並み下落したこともありNASDAQ総合指数は反落。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1478、値下がり1431と買いがやや優勢だったものの、NASDAQ市場は、値上がり1242、値下がり1656と、売りが優勢でした。

 NYダウは、5日続伸。採用30種は値上がり20、値下がり10。 決算が予想を上回ったトラベラーズが2.42%、ベライゾンが1.15%、それぞれ上昇し指数の上げをリード。 IBM(+0.86%)、J&J(+0.97%)も上げに寄与。一方、アップルが2.37%下落し、1社で指数を26ドル分押し下げましたが、他の下落率が小さかったことやトラベラーズの上げ(指数を21ドル押し上げ)で相殺してプラス圏を維持した格好。この日は、アマゾンやアルファベット、フェイスブックなどいわゆるFAAMG銘柄の下げが目立ちました。決算への期待感はあるものの、リスク回避の強まりから高いPERのグロース株への警戒感が強まっているようです。VIX指数の動きに変化はありませんが、投資家心理が安定志向に変わり始めたのかもしれません。

 米国株は高安まちまち。円は、スペインのカタルーニャ自治州の独立問題をめぐる混乱や、次期FRB議長にハト派のパウエルFRB理事が有力と伝わり長期金利が低下したことを受け対ドルは112円50銭台に上昇。対ユーロは133円30銭台で横ばい。CME日経平均先物は、大証先物終値を135円下回る2万1335円で帰ってきました。レンジは、2万1210円~2万1515円。出来高は、前日比3万枚増の6万3870枚。本日の日本株は、週末要因に加え総選挙の投票日を控えたポジション調整売りに軟調に推移しそう。今の日本株は、総選挙の与党勝利を当て込んだイベントドリブン型投機筋の先物買い、ポートフォリオ正常化のための中長期投資家の実需買い、短期筋の材料株に分かれるとしました、マスコミ隠しで与党優位に変化なしと報じられたことから、今日は、益出しの動きが先行しそう。昨日のCME日経平均先物も同様の動きと思われます。台風の接近で投票日がどうなるかわかりませんが、今日は先物筋の動きに翻弄されることになりそう。先物の動きを跳ね返して連騰を続けられるか、日本株の実力が問われそう。引き続き、高値更新後に一服中の好業績株に注目。業績変化で注目したものの、なかなか、材料fが出なかったネットワンにようやく、想定した材料が出てきました。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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