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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
10 | 2017/11 | 12
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週末の日本株は、円相場の落ち着きや日銀総裁人事への思惑などから個別株買いが先行。週末のポジション調整の先物買い戻しもあり、日経平均、TOPIXとも3日続伸して終了。
 今日は、用事があり自転車で寒風の中出かけましたが、帰ってくると、のどの調子はおかしいは、鼻水が出だすやら、完全に風を引いてしまったようです。何日か前に、かかりつけ医のところに行きましたが、風邪ひきの患者であふれており、もしかしたら、この時にもらったかも…。今日は、簡単にまとめておきます。

 先週から今週にかけての日本株は、海外短期筋が月末に決算を迎えることや、実需筋の海外投資家が10月末までに第一段目の仕込みを終えたことから、国内投資家に動きが焦点になる…としました。今日発表された投資主体別売買動向(13日~17日売買分)を見ると、個人の現物が9月第一週以来10週ぶりに1342億円の買い越しになりました。25年ぶりの戻り高値を取ったあと、海外先物筋の売り攻勢がかかりましたが、何とか2万2000円付近で下げ止まったのも、この個人の買いが影響したのかもしれません。信用は1011億円の買い越しで、こちらは3週連続。一方、海外投資家はこれを待っていたように、現物を3211億円売り越しています。9月第4週に買い越しに転じて以来、8週ぶりの売り越し。主役が入れ替わりつつあるようです。一方、先物を見ると、日経平均型は1540億円の売り越し。これに対しTOPIX型先物は1504億円の買い越しでした。11月9日に戻り高値を取って以来、海外短期筋は、NTロング(日経平均先物買い・TOPIX先物売り)の解消を行った可能性があります。にも拘わらず、この間日経平均は上げていますので、もしかしたら個人の買いはETFだったのかもしれません。来週以降、引き続き国内勢が買い向かい、海外投資家の実需買いを誘うかどうかが焦点になりそうです。

 本日の日本株は感謝祭前の米国市場で長期金利が低下したことを受け円が上昇。CME日経平均先物が下落して帰ってきていたこともあり、朝方から先物売りが先行。裁定解消売りなどもあり、日経平均は水曜日の終値を133円下回る2万2390円でスタートしました。米国市場で年末商戦で売り上げ増が期待できるゲーム機器や新型アイホンに関連し、ソニーや任天堂、東京エレクトロン、スクリーンなどが買われ、指数はマイナス圏で推移したものの、一段と売り込む動きはありませんでした。後場に入ると日銀のETF買いへの期待感やGLOBEX市場で債券先物が下落(金利は上昇)したことを受け、円が朝方よりも小安く推移。円安が進まなかったことへの安心感から、量子コンピューターや半導体関連など材料株に幅広く買いが入ったほか、週末にともなう先物買い戻しなどから引けにかけてはプラス圏で推移。引け近くにはこの日の高値2万2567円(22日終値比44円高)をつけるなど堅調に推移。結局、3日続伸して終了しました。

 日経平均終値は、27円70銭高(0.12%)の2万2550円85銭、TOPIX終値は3.48ポイント高(0.20%)の1780.56ポイントでした。NT倍率は12.67倍で横ばい。出来高は、22日比2.7億株減の13億2964万株、売買代金は、同3000置く円減の2兆3996億円と、連休の間でもあり、大幅に減少していました。騰落状況は、値上がり1157、値下がり781と買いが優勢。指数が底堅く推移したことから、個人などの押し目買いが広がったようです。
 今日の終値での日経平均サイコロは5勝7敗と変わらず。この日、三本新値が陽転し短期的な強気相場入りしています。TOPIXサイコロは6勝6敗と変わらず。日経平均RSIは52%→50%に低下。25日線かい離率は、+1.38%→+1.38%で横ばい。騰落レシオは108%→112%に上昇。指数のモメンタムは低下傾向にあるものの、かさ上げ的な動きは健在。RSIは、来週半ばから上昇に向かう可能性があり、月末にかけ潮目の変化が来るか…。

 まあ、レポートでは、以前から、2009年の底打ち以来の相場で、日本株を3つのゾーンに分けて考えてきましたが、11月9日の波乱相場で、バブル高値からの押し幅の半値戻しを達成したほか、ゾーンBの上限に届いたことから目標達成感が出ており、当面、底値確認の動きが続く…としました。今のところ、想定通りの経過をたどっているようです。指数が方向感を無くすことから、当面は個別株の展開とし、特に、決算発表時にアルゴ売買で売られたものがねらい目になる、とし、福島工業やTOWA、オカダアイヨンなどを注目。5日号ではスタートツデイも取り上げました。今日は、採寸用ボディスーツの提供という新しいビジネスモデルを導入したことを好感。475円高して終わっています。オカダアイヨンも208円高と急伸。タケエイも戻り高値につら合わせになっています。まあ、よほどの好材料でも出ない限り、当面は日柄整理になりそうで、この間は各論主導の展開…。引き続き、期末にかけ増額修正期待のある銘柄の、コンセンサスの引き上げ狙いなど待ち伏せ方針で望みたい。
詳しくは、日曜日発信のレポートで、今後の流れなど解説します。
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米国市場は感謝祭で休場。円高や中国株の下落、テロ支援国家再指定を受けた北朝鮮の反発などを材料にした先物筋の動きを懸念。
 おはようございます。 昨日の米国市場は「感謝祭」休場。今晩の立ち合いも午後1時までの短縮商いとなり、実質4連休。関心は今晩の「ブラックフライデー」、月曜日の「サイバーマンデー」と続くクリスマスセールの売り上げに関心が集まりそう。雇用増による所得効果、株高・住宅価格上昇による資産効果があり、例年以上の売り上げも期待できそう。上院での税制改革の採決も週明けに行われるといい、来週はもたもたしている米国株にも方向感が出ることを期待したいところ…。昨日の米市況については、先物市場を交えて記します。

 23日の米国市場動向
 ニューヨークダウ(先物)     2万3500ドル   +15ドル  
 NASDAQ100(先物)    6385.25ポイント  -4.25ポイント
 S&P500 (先物)          2597.00ポイント +2.50ポイント
 10年国債金利           休場だが、債券先物価格は上昇(金利は低下)して推移
 ニューヨーク原油         58.56ドル     +0.54ドル
 GOLD                1295.30ドル    -1.5ドル
 CME日経平均先物        2万2420円    -160円(22日大証先物終値比)
 ドルインデックス          93.13        -0.12  
 

 昨日の米国市場は休場。欧州市場は、朝方は中国上海市場が、月末の資金ひっ迫懸念から益出しの売りが増加し急落したことを嫌気して安く始まりましたが、この日発表されたユーロ圏総合PMI景況指数が2011年4月来の水準に増加したことや、連立政権の成立が困難となり、再度の総選挙が懸念されていたドイツで社会民主党が連立交渉に応じる可能性(関係者)が浮上したことなどを好感。欧州株は総じて堅調に推移。この流れを受け、ユーロがドルに対し上昇。ドル安を好感し、原油価格や非鉄市況なども上昇して推移しています。

 米市場は休場。先物価格はNYダウ、S&P500 が堅調に推移したもののNASDAQ100指数が下落。22日の米国市場とは反対の動きで高安まちまち。円は、前日、10月耐久財受注が予想、下回り4か月振りにマイナスになったことを嫌気し長期金利が急低下したことを受け対ドルが111円10銭台に上昇した流れを引き継ぎ、111円20銭台に上昇。対ユーロは131円80銭台に下落。CME日経平均先物は、22日の大証先物終値比160円安の2万2420円で取引されていました。レンジは、2万2320円~2万2485円。
 本日の日本株は、CME日経平均終値にサヤ寄せして安寄りした後は、方向感の無い動きになりそう。米国市場が実質4連休(今晩は短縮取引)となり指標性に欠くうえ、円の上げピッチが速まったこと、米国が北朝鮮をテロ支援国家に再指定したことで、同国の反発が強まっていること、新たに三菱マテリアル参加企業にデータ改ざんの疑いが生じたことも足を引っ張りそう。連休のはざまで投資家の見送り姿勢が強まりそうですが、その分、円高を受けた先物筋の動きが懸念されます。シカゴIMM通貨先物市場の円売り残の積み上がり分解消の日本株先物への影響に注視。各論重視。新たなビジネスモデルをはじめたスタートツデイの動きや円高関連、ゼネコンの動きに注目したい。     

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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