FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
01 | 2018/02 | 03
S M T W T F S
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 - - -



週明けの日本株は、米国株急落を警戒した売りに加え、先物売りが誘発した裁定解消売りから、大幅続落して終了。
 固唾をのんで見守った週明けの日本株でしたが、やはり散々な結果になってしまいました。先週末の米国株の下げも、雇用統計結果については事前の予想の範囲内のはずですが、金利の水準など何かが引き金になって、アルゴリズム取引の売りプログラムが発動されたのかもしれません。以前から、方向感だけで買い上がる投資家のことを書きましたが、彼らが、売りに回ると、先週末のような一方通行の下げになってしまいます。今日の日本株も、朝方は、先週末のCME日経平均先物にサヤ寄せする売りに加え、新たな先物売りも巻き込み、CMEの終わり値を180円も下回ってスタート。先物売りが先行したことで、裁定解消売りも出て指数を押し下げ。指数の下落を見て、さらに先物売りが出て、裁定解消売りを誘発するという負のスパイラルになり、下げ幅を拡大した、ということでしょう。指数寄与度が最も大きいユニクロの1月月次売上が前値同期を下回ったことも、先物筋の売りを煽ることになりました。引け後の先物の手口を見ると、裁定取引を多くやる外資系証券の買い手口が多く、かなりまとまった規模の裁定解消売りが出たようです。

 朝方は、今日の米国市場がどうなるかわからず模様眺め気分が強かったことも下げ幅の拡大につながったようです。ただ、GLOBEX市場の米国株が200ドルを超える下げから、次第に下落幅を縮める動きになると、先物買い戻しや押し目買いが入りはじめ、指数の方も落ち着きを取り戻していました。もともと、1月第2週以降、海外投資家の現物売りと先物売りが続いていましたから、いずれ下げが来ることは想定されましたが、問題は、海外投資家の売りを吸収してきたのが、個人の信用買い…。2万4000大台付近で買いついており、今日の下げ分には、個人投資家の信用買いの投げもかなり入っていたのではないでしょうか。このところ、相場が変動しても、円相場の動きが少なく、もしかしたら、海外先物筋はそれほど大掛かりな仕掛けはしていなかったのかもしれません。まあ、これからの相場は米国市場次第…。でも個人の信用がやられたことで、しばらく指数は頭の重い展開になるか…。各論勝負ですね。2月の押し目は、今後始まる「SELL IN MAY」に向けての上げ相場の仕込み場になることは忘れたくはないですね。

 結局、今日の日経平均は、前週末比592円45銭安(2.55%)の2万2682円08銭、TOPIXは、同40.46ポイント安(2.17%)の1823.74ポイントと、続落。NT倍率は12.48倍→12.44倍に低下。日経平均への売り圧力が強かったようです。出来高は、1.8億株増の18億8189万株、売買代金は、3522億円増の3兆5671億円と、ともに増加。騰落状況は、値上がり118、値下がり1930と、全面安。決算発表期間中で、機関投資家が動けないことも下げ幅を拡大した要因か…。

 今日の終値での日経平均サイコロは、4勝8敗(33%)、TOPIXは5勝7敗(41%)と、ともに変わらず。日経平均RSIは、40%→27%に低下。昨年8月の米の債務上限引き上げ問題でもやもやしていた8月29日の26.8以来の水準に低下。25日線かい離率は、-1.15%→-3.63%にマイナスかい離が拡大。中間反騰が期待できるマイナス3%を上回ってきました。騰落レシオは100%→95%に低下。そろそろ、下値を示す指標も出てきましたが、まだ厳しさに欠けます。日経平均の3本新値は、陰線6本目をつけましたが、陽転値はここから1000円ほど上の2万3629円。このままでは強気に転換するのは大変ですから、このあたりでしばらくもんで、小幅陰線を1~2本つければ陽転しやすくなるのですが…。昨日のレポートで書き忘れましたが、これまで日経平均は、過去の大きな節目を抜けると、しばらくして、その頭を叩きに来るのですが、今回は2015年6月高値2万0952円の頭を叩かずに上に行っており、このあたりまで下げるリスクがあります(最悪の場合ですが…)。

 まあ、日経平均週足のRSIが20%台に落ちるまでは、日柄整理か…。今日はレポート銘柄の、山一電機が決算を発表。通期見通しの上方修正と20円から27円への増配も発表してきました。上方修正してもコンセンサスは下回っていますので、また、売り叩きに会うかもしれませんが、買い場探しで行けるのでしょう。また今日は、博報堂DYも上方修正を発表。コンセンサスを上回る数字に修正してきました。明日の株価の反応が注目されます。さて、GLOBEX市場の米株先物はじりじり下落幅を縮めているようですが、欧州株は、まだ小安く推移しています。今晩の米国株がどうなるか…、すべてはこの動きにかかっているといえそうです。  

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スポンサーサイト



今日の日本株は、週末の米国株波乱を受け、荒れ模様になりそうですが、米債券市場の動きを見ながら落としどころを探る展開に…
おはようございます。朝早く目が覚めてしまいました。朝刊を取りに行くと、今日は休刊日…。手持ち無沙汰なので、書き込みをしようと思いますが、昨日のレポート作りで頭が疲れ考えが出てきません。

 先週末2日の米国株はS&P500が2%を超える急落になりました。2月3日が節分、4日の「立春」から、「戊戌(つちのえ・いぬ)」、九紫火星の年が始まります。まさか季変わりを控えて投資家がポジション調整したわけでもないでしょうが、「丁酉(ひのと・とり)」が表す「火」の年の終わりにふさわしいような下げっぷりでした。「戊戌」は土と土が重なる比和の年で、物事が極端になる可能性があるといわれます。九紫火星も良いものと悪いものの差がはっきり出てくる…といい、昨年までのように何でも上がるということにはならないといいますが…。まあ、このことは最近起こっている金融市場の変化を踏まえれば説明がつくことです。

 さて、先週末は債券市場が独特の動きをしました。米国では、景気が拡大方向に向かっているのに、金利が低下する…という奇妙な現象が起きていました。トランプ大統領の誕生で、一時は、是正されかかったのですが、大統領の過激な言動やマスコミのバッシングで、とても政権を担うことができない、との見方が定着。景気上昇期間も長いし、そろそろ腰が折れるぞ…との見方から、債券投資家は昨年初めヵら再び債券を買いはじめ、長期金利は低下に向かいました。また、FRBは淡々と政策金利を引き上げてきたことから、短期金利は上昇。長短金利差が縮小するフラット化という状態も起きました。景気の腰折れを予想する債券投資家が、「短期債売り・長期債買い」のポジションを作ったことも長短金利のフラット化に拍車をかけたようです。

 昨年8月ごろは、債務上限引き上げを巡って混乱。まさに債券投資家が思惑したような展開になりました。しかし、ハリケーンの襲来で状況は一変。被災対策で債務上限が一時的に廃止され、その後は、年末の税制改革法の成立…と、一気になだれ込んでいき、債券投資家は窮地に追い込まれていましたが、先週末の雇用統計で平均時給が2009年12月以来の2.9%の伸びになったことが、止めを刺すことになりました。今回の数字には、米国内18の州が最低賃金の引き上げを実施した特殊要因があるものの、2月以降、ウォルマートなど多くの企業が法人税減税による利益を賃上げにより従業員に還元する方針を出しており、一段と上昇することは必至。さすがの債券投資家もギブアップせざるを得なくなったようです。これを如実に示すのが、週末、長期金利が急伸したにも関わらず、2年債金利が低下したこと…。おそらく、景気の先行き腰折れを予想した「短期債売り・長期債買い」のポジションを解消したのでしょう。まさに白旗を掲げた状態…。今週から敗戦処理が始まるものと思われますが、問題は、どのくらい資金が入っているか…。すべて処理することになれば、金利が急騰することもあるかもしれません。今週以降の最大の注目ポイントになるでしょう。

 まあ、現実のインフレ状況からみた適正金利というのがありますから、あまり上昇しすぎると新たな買いが入り、居所を探るような展開になるんでしょうけど…。とりあえず、景気が良いのに金利が上がらないという「歪み」の一つは解消されました。また、先週は米株が週初めか崩れるなかでも、円は上昇していません。今週以降の動きはわかりませんが、これもこれまでとは違った流れ…。米国株も、予想もしなかった税制改革法の成立に驚喜したヘッジファンドなど短期筋が調子にに乗って買い過ぎた分の是正だと思われます。直近レポートで下値目めどを予想しましたが、まあ、そんなところではないでしょうか。それもこれも、金利が無茶苦茶な状態にならないことが前提。債券市場には、リスク回避などから膨大な資金が入り込んでおり、大きな「歪み」が生じている可能性があります。何とか、無事に玉整理が終わってほしいものです。

 まあ、今日の日本株は、先週末の米国株の動きを受けて無事では済まないでしょいうが、GLOBEX市場の米国株・債券先物の動きを見ながら、国内投資家が押し目買いのタイミングを計ることになるんでしょう。相場が落ち着けば、好決算で売られた銘柄の押し目買いを…。いつも月曜日の朝は書き込みをしないのですが、頭を使ったらだんだん眠くなってきました。これから、二度寝に挑戦します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ