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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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本日のの本株は、米株反発を受け上昇したものの、戻り売りや先物筋の売り仕掛けに押され、上げ幅を縮小。小反発して終了。
 用事があり、昼から外出していましたが、帰ってくると全く景色が違っていました。まあ、朝も書いたように、高寄りした後は、GLOBEX市場の米国株次第…と書きましたが、米株先物が下落すると、買い物が引っ込んでしまい、昼からは完全に失速。マイナスにはならなかったものの、日経平均で740円以上あった上げ分も、すっかり、なくなってしまいました。昼からの下げ方を見ると、先物売りと同時に円が上昇しており、あきらかに売り仕掛けがあったことを思わせます。以前から、CTA(商品投資顧問)につながる欧州系証券の先物売り玉の積み上がりを懸念してきましたが、今日も、日経平均、TOPIXの両先物で売りを増やしており、なんとなく気持ちの悪い展開です。週末のオプションSQに絡んだものならいいのですが、何か独j日のネタでもつかんでやっているとしたら…。まあ、他のアジア株は高安まちまちですが、日本と中国本土株の弱さが際立ちます。

 レポートでも昨年末のヘッジファンドの資金配分状況を書きましたが、日本については運用残高のわずか0.8%、184億ドル(約2兆円)。たったこれだけの資金で日本株が振り回されているのか…と、日本株の層の薄さに愕然としますが、先物を使えば、一気に40兆円にも50兆円でも売買ができます。2014年以降の出直り相場以降、個人投資家はなんと18兆円近い売り越し…。個人投資家がいなくなるとともに、投資筋の売買が影響を強め始め、市場は、だんだん変動率が上昇。これを見て、海外年金などまともな投資家は日本市場に近づかなくなってしまいました。もちろん、国際分散投資の最低限くらいは組み込みますが、それさえしないファンドもあるといいます。個人投資家がいれば、逆張りで買うため相場の安定に寄与しますが、2014年以降、売り越し…というのは、マイナンバーの実施が決まってから。資産家はマイナンバーによる、国税当局による資産の把握を嫌い、名義を分散していた分を現金化。市場に戻ってこないために、ますます先物の影響が強まるという悪循環が続いています。何とかならないんでしょうかね~。個人の長期投資家を呼び戻すことが無理なら、せめて先物のレバレッジを下げれば、もっとましな市場になると思うのですが…。まあ、今日の後場からの動きを見ていると、日本の投資家は「何を怖がっているんだ…」という印象を持ちますし、そこに投機筋が付けこんでいる…という印象も受けます。まあ、何年も前から愚痴っていて何も変わっていないんですから、所詮は、ひかれ者の小唄ですね。

 今日の日経平均は、35円13銭高(0.16%)の2万1645円37銭。TOPIXは、6.50ポイント(0.37%)の1749.91ポイントと、4日ぶりに小反発。日経平均の終日レンジは、2万1627円~2万2353円。NT倍率は12.4倍→12.37倍に低下。このところ急ピッチでNT倍率が低下しており、日経平均への売り圧力が強まっていることがわかります。騰落状況は、値上がり1165、値下がり821と買が優勢。
 今日の終値での日経平均サイコロは、3勝9敗、TOPIXは4勝8敗、と変わらず。日経平均RSIは、19%→21%に小幅上昇。依然底値圏にあります。25日線かい離率は、-7.98%→-7.66%。騰落レシオは、84%→88%に上昇。まあ、反発してもいい水準で、今日も反発しましたが、上値の重さとそれに漬け込む投機筋の売り叩きで、情けない相場になってしまいました。

 まあ、明日も、GLOBEX市場の米国株先物の動きと、それを受けた投機筋の動き次第の展開…。決算発表期間中で、主力投資家は動けず、短期筋もこの急落で傷んでおり、動けるのは投機筋だけという状態では、こんな腰折れ相場になるのも仕方がないか…。このところ、対ユーロでのドル安修正が始まっており、今日はGLOBEX市場の米株先物が安い中でも、欧州市場はユーロ安を好感して上昇して始まっています。まあ、明日は米暫定予算の期日になりますから、投機筋も一方に傾けたポジションを持つのはリスクが大きいので買い戻しに出てくる可能性もあります。まあ、今日はこれを期待して、筆をおくことにします。

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昨日の米国株は、朝方から乱高下したものの、金利の落ち着きや好調は企業業績を好感し、主力3指数とも急反発して終了。
 おはようございます。
 昨日の米国株は、今回の下げの要因を示すような展開になりました。朝方、指数売買に絡みVIX指数が37ポイント台に上昇してスタート。これを嫌気して株は続落してスタート。その後、VIX指数が22ポイント台まで急落し、これを見て指数への買いプログラムが発動し、一気にプラス圏に浮上。その後、再度、VIXが50ポイント台に急伸すると、売りプログラムが発動し、株価は下落。その後、VIX指数が低下するにつれ、株価が次第に回復する…というパターンをたどりました。今回の下げについては、強気の短期筋が、株価の上げを予想し、VIX指数の先物を売っていたところに、長期金利の一段高懸念が起き、VIX指数が上昇。損失回避のため先物を買い戻し、指数が急伸。これがプログラム売買の株売りを誘発した、というのが原因のようです。相場の下げで怖いのは、ファンダメンタルの変化が伴っているかどうか…ですが、少なくとも今の段階では死角はないと思われ、強気の投資家が作った行き過ぎたポジションの解消が、プログラム売買の売りを誘発したのではないでしょうか。昨日のVIX指数の乱高下と株価の振幅の大きさは、この何日間の動きを象徴するようなものでした。でも、この急落が、何を暗示していたか…という命題は、引き続き考えていく必要はありそう。

 6日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       2万4912ドル77セント     +567ドル02セント(2.33%)
 NASDAQ総合指数      7115.88ポイント        +148.35ポイント(2.13%)
 S&P500             2695.14ポイント        +46.20ポイント(1.74%)
 CME日経平均先物      2万2245円           +735円
 10年物国債金利       2.768%             -0.03%(2年債は2.109% +0.07%)
 ニューヨーク原油       63.39ドル            -0.76ドル
 GOLD              1326.10ドル          -10.40ドル
 ドルインデックス        89.69              +0.07 


 昨日の米国株は、アジア、欧州株が大幅続落した流れを引き継ぎ、売りが先行。続落してスタートしました。ニューヨークダウは寄り後にこの日の安値2万3778ドル(前日比567ドル安)をつけています。その後は、金利が落ち着きを見せていたことから、ファンダメンタル重視の投資家が押し目買いを入れる一方、先行きを弱気する投資家が戻り売りを出すなど前日引け値を挟んで乱高下する動きが続いていたものの、自動車大手の予想を上回る決算や12日の予算教書発表の際、インフラ投資の詳細を発表するとの話が伝わると、買い戻しを急ぐ動きになり、引けにかけて上げに転換。主力3指数とも大幅反発して終了しました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり2183、値下がり850(NASDAQ市場は、1939-1050)と、ともに買いが優勢。VIX指数は7.34ポイント下げ29.98ポイントに低下。

 NYダウは3日ぶりに反発。採用30種は、値上がり26、値下がり4。ダウデュポンが、5.97%上昇。ホームデポが4.33%、アップルが4.18%、シェブロンが4.05%、それぞれ上昇するなど、11銘柄が3%超え上昇。指数の上げに寄与しました。指数寄与度の大きいボーイングが3.66%上げ、単独で指数を83ドル分押し上げ。GSが3.85%上げ、66ドル押し上げ。ホームデポが指数を54ドル押し上げ。この3社でこの日のダウの上げ分の3分の1以上を占めました。昨日も書いたように、2009年3月の金融危機の底以降に形成したレンジ相場を、思いがけない税制改革法の成立に伴う陶酔感で、主力3指数とも抜け出していましたが、金利上昇という現実悪で目を覚まさせられ、スタートラインまで戻った格好。焦点はレンジ相場内に引き戻されるかどうかでしたが、やはり上限ラインで踏みとどまり、下げ止まった形になりました。一気に反転上昇するには、金融政策変更などのサインが必要ですが、これは望むべくもなく、当面は、以前のレンジ相場の上限ラインが下値支持線に変化したかどうかを確認するため、持ち合う相場bになりそう。まあ、今のところ想定通りの動き…。

 米国株は上昇。円は、米相場の落ち着きやドルが主要通貨に対し買われたことから、対ドルは109円50銭台に、対ユーロは135円60銭台に、それぞれ下落。CME日経平均先物は、大証先物終値を735円上回る2万2245円で帰ってきました。レンジは、2万1050円~2万2280円。本日の日本株は、昨日の売り分の買い戻しなどから大幅高して始まって後は、GLOBEX市場の米株先物や債券先物を見ながらの神経質な動きになりそう。明日、米暫定予算の期限を迎えることも頭抑えに…。当面、今回の急落で好業績にも関わらず売られてきた銘柄のリバウンドになりますが、スピードについていけるかどうか…。今回の下げ前から、何かあっても今期末の増額修正期待があり来期も増益する銘柄なら株価の回復も早い…として、持続方針を出しましたが、まあ、原状回復にはなるのではないでしょうか。増額修正でコンセンサスを上回ってきた三菱ケミカル、相場のリード役になりそうなソニー。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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