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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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本日の日本株は、米株安を嫌気したほか、中国の景況感の悪化や株安を手掛かりにした先物売り仕掛けから、日経平均、TOPIXとも4日ぶりに反落して終了。
 「一月往っちゃって、2月逃げちゃって、三月去っちゃって、4月は死んじゃった…」なんて、戯言がありますが、文字通り2月相場は逃げちゃった、ということになってしまいました。まあ、米国で楽観論が支配的になり、楽観論を前提にしたデリバティブ(金融派生商品)の残が積み上がっているところに、急にインフレ懸念が台頭。金利が急上昇し、楽観論の前提が崩れたことから、上に積み上がった積木が一斉に崩れたことが、リスク資産の配分見直しにつながり、資産価格が下落した、ということです。とにかく、債券、株式、ETF,国際商品、新興国の株式、債券などがコンピューターを使ったアルゴリズム取引で連関して売買されていたのですから、影響も多岐に及びました。
 しかし、万能のように言われているAI(人工知能)も、市場が楽観論に傾き過ぎており、変動リスクが高まっていることまで予想出来なかったのでしょうか。急落から、3週間を経過。システムの見直しが行われたものと思われますが、このところ、相場の乱高下がきつくなっており、アルゴ売買が再開されているような感じですね。まあ、人間が作るプログラムですから、似たり寄ったりのものになるはず。動き始めたら、また、同じようなことにならなければいいのですが…。3月相場も何もしないうちに「去っちゃった」では、面白くもなんともありません。アルゴリズム売買が扱わない、ちょっと長めのサイクルで投資を考えれば、良いのではないでしょうか。

 今日の日本株は、昨日の米国株が大幅安し、CME日経平均先物が、2万2100円台に反落して帰ってきたことを嫌気。朝方から売り先行で始まったものの、円相場が107円台に下落したことから、外需株や先物に買いを入れる投資家もあり、日経平均は、CMEの終値を100円以上上回ってスタート。寄り後も精密株など外需株に買いが続き、日経平均は、下げ幅を縮小。前場半ばには、前日終値にあと9円前で近づく場面もありました。前引けにかけては、GLOBEX市場が小幅安で推移していたことから手掛かり材料難となり小安く推移。後場に入ると昼前に発表された中国製造業PMIが予想を下回っただけでなく、判断の分かれ目になる50ポイント割れに近づいたことを嫌気。中国株が下落幅を広げたことや、中国景気への懸念からGLOBEX市場の米株先物が下落幅を広げると、先物に売りしかけが入り、裁定解消売りが増加。引けにかけ下落幅を拡大する展開に…。指数の下落を見て、材料株に向かっていた短期資金も買いを見送り、日経平均はこの日の安値で終わっていました。

 日経平均終値は、321円62銭安(1.44%)の2万2068円24銭、TOPIXは22.10ポイント安(1.23%)の1768.24ポイントと、4日ぶりに反落。NT倍率は、12.51倍→12.48倍に低下。日経平均への売り圧力が強かったようです。出来高は、前日比2.13億株増の15億4229万株、売買代金は、同3070億円増の2兆9369億円と、ともに増加しましたが、指数銘柄入れ替えに伴うリバランスの動きも関係していたかもしれません。騰落状況は、値上がり679、値下がり1326と、売りが優勢。
 今日の終値での日経平均サイコロは7勝5敗、TOPIXは6勝6敗と、ともに変わらず。日経平均RSIは62%→56%に低下。25日線かい離率は、-0.25%→-1.328%にマイナスかい離が拡大。下降中の25日線の下落圧力に負けた格好。騰落レシオは、96%→88%に低下。新規資金の流入が無く、乗り換えが主体となっている動きが読めます。

 2月の日経平均月足は陰線。レポートでは、2009年の金湯危機後の出直り相場を3つのゾーンに分けてみてきましたが、想定通りBゾーンの上限で抑え込まれ、下限ラインまで調整。ここから反転し、今回の戻り相場になっています。しばらくは、この下限ラインを下値に底値を固める動きとなり、2014年相場のように我慢比べの相場になるかもしれない…としました、どうやら、その臭いがしてきました。まあ、指数に関しては、退屈な動きになるかもしれませんが、各論は、結構、面白い展開になりそうです。中小企業支援関連でTDCソフトを継続注目。最近も2月18日号でも取り上げたばかりですが、昨日、業績の増額修正と増配を発表。今日は一時140円高までありました。期初にIT技術者の採用や新サービスに注力したことが、顧客の拡大につながった格好。今では、技術者の採用が難しくなってきており、経営者の判断が適切だった、ということで、数字の面でも現れて来ました。

 このほかの銘柄でも、決算短信が出るたびに、当社の場合は期末に売り上げが集中しますので(表面上の数字を見て売らないでください)と、短信に特記するような企業もあります。やはり、発表で売られましたが、期末に近づくにつれ、動きが底堅くなっています。まあ、決算短信を読むと、別の側面も見えてきますから、しっかり読んだ方が良いと思います。AIにも読ませているとは思いますが、キーになる言葉や数字の回数などを読み取って判断するだけで、会社の意図するとことまでは読み切れていないと思いますが…。しばらくは各論勝負。今日は、日本M&Aセンター、エスエムエス、小野薬品などが、新値を更新。
 明日は、21か月連続の月初高に挑戦しますが、果たして記録は守られるか…。
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昨日の米国株は、パウエル新FRB議長のタカ派的な姿勢に金利が上昇したことを嫌気。イベント通過による益出しの売りも手伝い、主力3指数とも反落して終了。
 おはようございます。
 昨日の議会証言で、パウエル新FRB議長は市場に対し甘い顔を見せませんでした。市場が波乱していることもあり、フレンドリーな発言があるのでは…と市場(特に、債券関係者)は期待していたようです。しかし、議長は「株式市場は、経済の一要素ではあるが、経済そのものではない…」と、一蹴。3月FOMCで、「前回FOMC後の景気情勢を踏まえ、メンバーが新しい金利の道筋を示す」と、利上げをさらに進めることを臭わせるような発言もしています。今回の証言を受け、年内3回の利上げ確率が高まったほか、4回利上げ確率も30%近くに上昇してきました。基本的に、市場に動揺を与えない…という、前議長の方針は継承されるものと思われますが、市場からなめられてはFRB主導の政策遂行が難しくなりますから、初対面では思い通りにならない人だという強面の印象を与えておく必要があったことは確か。その意味では、無難なデビューだったといえるのではないでしょうか。

 27日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       2万5410ドル03セント      -299ドル24セント(1.16%)
 NASDAQ総合指数      7330.35ポイント         -91.11ポイント(1.23%)
 S&P50              2744.28ポイント         -35.22ポイント(1.27%)
 CME日経平均先物      2万2175円            -205円
 10年物国債金利       2.908%              +0.049%
 ニューヨーク原油       63.01ドル             -0.90ドル
 GOLD              1319.3ドル            -13.5ドル
 ドルインデックス       95.40                +0.52


 昨日の米国株は、パウエル新FRB議長の下院議会証言を控え模様眺め気分が強まりましたが、朝方発表された消費者信頼感指数が、2000年のITバブル時以来の水準に上昇したことを好感。買いが先行し、小幅に続伸してスタートしました。議会証言に先立って公開された資料で、イエレン前議長の政策が承継されることへの安心感も買いを支えたようです。ニューヨークダウは寄り後まもなくこの日の高値2万5800ドル(前日比91ドル高)をつけていました。ただ、議会証言が始まり、好調な景気や雇用、インフレ目標達成に強気の姿勢を見せたことや「3月会合でFOMCメンバーが新しい金利の道筋を示す…」などと発言したことに債券市場が敏感に反応。金利が上昇に転じると、次第に売りが拡大。引けにかけ下落幅を拡大する展開に…。ニューヨークダウは前日まで900ドル上げていましたが、イベント通過でいったん益出しをしておこうという動きも強まったようです。主力3指数ともそろって反落。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり683、値下がり2301(NASDAQ市場は、726-2229)と、ともに売りが優勢。VIX指数は2.79ポイント上げ18.59ポイントに上昇。

 NYダウは4日ぶりに反落。採用30種は、値上がり2(インテル +1.63%、ボーイング +0.32%)、値下がり28。買収が決まっていた英衛星テレビスカイにケーブルテレビのコムキャストが買収を提案したことが嫌気されウォルトディズニーが4.5%安と採用銘柄中最大の下げ。単独で指数を34ドル分押し下げました。メルクが2.39%、ベライゾンが2.14%それそれ下落。ディフェンシブ系の弱さが目立ちました。ドル安を嫌気して多国籍企業のナイキが2.33%、マクドナルドが1.79%、キャタピラーが1.48%、それぞれ下落。指数の足を引っ張っていました。ニューヨークダウは、前日、当面の抵抗線だった25日線を上回り、強気ゾーンに入ってきましたが、この日はイベント通過によるポジション調整売りから反落。ただ、依然、25日線上にとどまっているほか、上昇中の50日線も下値を支持。中期の下値支持線である13週線も3週連続して上回っており、基調的な強さに変わりはないようです。しばらくは、このゾーンでもみ合いながら金利の落ち着きと、それに見合った株価水準を探る動きになるか…。この日も、SOX指数の下げは、わずか5.5ポイントの下げにとどまっており、基調のつい良さが目立ちます。

 米国株は、反落。円は、米金利上昇を受け、対ドルは107円30銭台に下落。対ユーロは131円60銭台と横ばい。CME日経平均先物は、大証先物終値を205円下回る2万2175円で帰ってきました。レンジは、2万2170円~2万2510円。本日の日本株は軟調に推移しそう。円が下落しており下落幅は限定的に…。2月19日の戻り高値2万2152円付近が急所。国内投資家の姿勢が鈍く、引き続きGLOBEX市場の米株先物の動きを見ながらの展開に…。為替市場が米金利を見て動きだしたのは、円にとっては朗報か。引き続き、ソニー、米SOX指数の強さを受けた半導体関連。


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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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