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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2018/03 | 04
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週末の日本株は、米株安や円高、黒田日銀総裁のテーパリングへの言及を嫌気した売りに、3日続落して終了。
 3日上げては、3日下げる…という最近のリズム通り、週末の日本株は下げて終わりました。まあ、こんな動きになるのも何か作為的なものを感じないではおられませんが、このところの日本株の軟調は外部要因の所為ばかりでは無いようです。日銀の緩和策が量からイールドカーブコントロールに変えられてから、市場は日銀がテーパリングのことを考え出している…と疑い、国債の買取り額を減らした、言えば円を買うなど、動きを注視しています。それだけ、市場に対して気を使ってモノを言わなければならないのですが、黒田総裁は、市場との対話の仕方に問題があるようです。

 今日は、想定通り引けにかけ先物筋が買い戻しをして下落幅が縮まっていたのに、昼過ぎに行われた衆院議員運営委員会での、再任へ向けての所信表明で、2%の物価目標の達成に向け、現在の緩和策を遂行していく…」「必要とあれば追加緩和も検討する…」など、当たり障りのない発言をしていましたが、引け近くになって、発言内容を切り取って「2019年ごろに物価目標を達成なら出口も検討する…」「イールドカーブコントロールのターゲット金利を引き上げる」など、が伝えられ、国債価格が下落。円が買われるとともに先物が売られ、引けにかけ下げ幅を拡大しています。黒田総裁の所信表明が、うまく利用された、という格好です。今まで、テーパリングを臭わせたことはあるものの、具体的に日限を示すことはなかったのですが、初めて2019年という年限が出てきたことに、市場はショックを感じたようです。

 海外の投機筋に利用されなければいいのですが、海外では、早速、円買いが進み始めたようです。テーパリングに踏み切りたいのは総裁の本音でしょうが、市場に本音を探られるような言動をしてはいけませんね。明らかに、アベノミクスの3本の矢のうちの日銀の矢はどこかに飛んで行ったみたいです。おまけに、一番大事な、規制緩和は、経済の役にも立たない憲法改正に押しやられてしまった感じ…。海外投資家がアベノミクスに見切りをつけるのもわかる気がします。今の日本株安は外部要因の所為だけではないことを理解しておかねばなりませんね。もっとも、既に前回の急落で105円台の円高は織り込み済みになっているはず。最近一番PERが低かったのは、14日の12.81倍でしたが、今日は12.5倍台まで低下。割安感が出てきており、そろそろ、逆張り投資家も動き始めてきそう。来週は、今回の市場波乱の端緒になった雇用統計の発表もあり、投機筋も売りポジションを減らす必要も出てきそう。まあ、日本の官僚出身者は市場をバカにしているところがありますので、もう少し、市場との対話を勉強したほうが良いですね。

 今日の日本株は、米株安やCME日経平均先物安にリードされる格好で、大幅続落。一時は、200日線(2万1179円40銭)を下回る安値2万1088円(前日比636円安)をつける場面もありました。日銀総裁の切り取られた発言が伝わるまでは、週末のポジション整理の先物買い戻しから下落幅を縮めていましたが、結局、売り直されてしまいました。
 日経平均終値は、542円83銭安(2.50%)の2万1181円64銭、TOPIXは31.96ポイント安(1.83%)の1708.34ポイントと、ともに3日続落。NT倍率は」12.48倍→12.4倍に低下。日経平均への先物売りの影響が大きかったようです。出来高は、前日比8253万株増の16億0100万株、売買代金は同2342億円増の3兆0325億円に増加したものの、ろうばい売りが出るような動きはありませんでした。騰落状況は、値上がり237、値下がり1791と、売りが優勢。

 今日の終値での日経平均サイコロは7勝5敗、TOPIXは6勝6敗と、ともに変わらず。日経平均RSIは、47%→47%と横ばい。25日線かい離率は、-2.47%→-4.48%と、中間反発が期待できる水準に乖離が拡大。せっかく陽転していた日経平均の3本新値は本日陰転。騰落レシオjは83%→82%に低下。米国株の動き次第ですが、短期的な反発が出てもいい水準に…。200日線で何とか踏みとどまったほか、2月14日の安値を切らなかったことから、ダブル底形成の可能性も出てきました。一斉に弱気に傾いた14日
と異なり任天堂がマイナス圏からプラスになって終わったほか、バイオ絡みなど内需系にプラスで終わlったものも多く、基調的には悪くない引けアジでした。まあ、昨日の米国株安は、鉄鋼やアルミの輸入制限が原因のように言われていますが、これは前から言われていたことで、今更感があります。やはり、以前から書いている、リスク資産配分の見直しで、ボラティリィティが高まった分だけ、月初めにリスク資産の株式を処分した、ということでしょう。まあ、VIX指数が高止まりすれば、まだしばらくは昨日みたいな動きが出るかも…。詳しくは、日曜日発信のレポートで、注目株と合わせて解説します。

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昨日の米国株は、鉄鋼、アルミへの輸入制限措置に踏み切ると伝わったことを嫌気。月始めのリバランスの売りもあり、主力3指数とも大幅続落して終了。
 おはようございます。今日は米国市場の重要な景気指標の発表が多く、時間を取られました。簡単にまとめております。それにしても、NY連銀のダドリー総裁、年内に退任が決まっているとは言うものの、「年簡に8回利上げしたこともあり、4回の利上げなんて緩いものだ…」との発言はありませんよね。傷口に指を突っ込んでかき回してはいけません。昨日の下落分のいくらかはこの発言に影響されていると思われます。市場は、FRBにフレンドリーな態度を求めているのに、このところの関係者の発言は、突き放すよなものが増えています。このあたりも警戒材料か…。また、以前から金利は13年末の3.04%を抜かないと上昇トレンドにはならない…としてきましたが、なかなか抜けないままに、昨日は一時2.7%台に下落してきました。今のところは、まだ下落トレンドの中にあるのですが…。 

 1日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         2万4608ドル98セント     -420ドル22セント(1.68%)
 NASDAQ総合指数        7180.56ポイント        -92.45ポイント(1.27%)
 S&P500               2677.67ポイント        -36.16ポイント(1.33%)
 CME日経平均先物        2万1120円           -520円
 10年物国債金利         2.804%             -0.064%
 ニューヨーク原油         60.99ドル            -0.65ドル
 GOLD                1318.1ドル           +0.2ドル
 ドルインデックス         90.25               -0.40
 

 昨日の米国株は、朝方発表された新規失業保険申請件数が48年ぶり低水準に減少したことを好感。堅調な始まりになりました。この日、上院でのFRB新議長の証言を控え模様眺め気分が強かったものの、景気への期待感から買われ、NUダウは寄り後まもなくこの日の高値2万5185ドル(前日比156ドル高)をつけていました。ただ、ニューヨーク連銀のダドリー総裁が年4回の利上げに含みを持たせる発言をし、伸び悩んでいるところにトランプ大統領が来週にも鉄鋼、アルミに関し輸入制限を行う文書に署名する方針出ることが伝えられと、報復措置などを懸念した売りが広がったほか、月替わりに伴うリバランスの動きからまとまった売りも持ち込まれ、急速に下げ幅を拡大。後場半ばにはこの日の安値2万4442ドル(前日比587ドル安)をつけていjました。大台割れ水準では売られすぎとの見方で押し目買いを入れる投資家もあり、下落幅を縮めていましたが、結局、主力3指数とも3日続落して終了。ニューヨーク市場の」騰落状況は、値上がり1185、値下がり1774(NASDAQ市場は、1212-1724)と、ともに売りが優勢。VIX指数は、2.62ポイント上げ22.47ポイントに上昇。再び警戒ゾーンの20ポイントを上回ってきました。

 NYダウは3日続落。採用30種は、値上がり4、値下がり26。コカ・コーラが0.49%、ベライゾンが0.46%、それぞれ上昇。金利低下を受け高配当株が買われました。一方、貿易紛争を懸念し、多国籍企業のボーイングが3.46%下落。指数採用銘柄中最大の下落率になったほか、単独で指数を86ドル分押し下げました。ユナイテッドテクノロジーが3.3%、キャタピラーが2.85%、GSが2.36%mそれぞれ下落。この3社でダウを102ドル分押し下げ。2%超え下落したものは10銘柄に達し、指数の足を引っ張っています。騰落状況を見ると、両市場とも値上がり数が1000を超えており、市場は下げに対し冷静だったようです。前回の下げでは、100日線を割り込んだところで押し目買いが入りましたが、今回も100日線に接近したところで買いが入っており、2番底を意識した動きがあったようです。昨日は、10年債金利が一時2.8%を割り込むなど、金利上昇懸念を和らげる動きも出ており、潮目の変化も生まれつつあるようです。2番底が入るかどうかが焦点に…。

 米国株は続落。円は、米株下落や金利低下に加え、貿易摩擦の激化を懸念した安全資産買意の動きから、対ドルは106円20銭台に上昇。対ユーロは130円29銭と横ばい。CME日経平均先物は、大証先物終値を520円下回る2万1120円で帰ってきました。レンジは、2万1030円~2万1965円。出来高は、11万1420枚に急増。本日の日本株は、下値を試す展開に…。週末比控えで模様眺め気分も強まりそうですが、CMEの出来高急増やテクニカルな急所である200日線に接近してきたことから、一旦は先物が買い戻される可能性も…。ただ、米国が保護貿易的な動きに舵を切ったことは、日本にも影響がありそうで、主力株はますます動きがとりにくくなりそう。相場の落ち着きを待って高成長の小型株を買う流れが続くか…。   

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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