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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2018/03 | 04
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本日の日本株は、南北朝鮮首脳会談を織り込む間もなく、コーン米NEC委員長の突然の辞任を嫌気し、日経平均、TOPIXとも反落して終了。
 唐突に決まった南北朝鮮首脳会談を織り込む間もなく、寄り前に、米経済政策トップのゲーリー・コーン国家経済会議(NEC)委員長の辞任が伝えられ、円は急伸。CME日経平均先物も急落しました。寄り前のチェックをしていたら、円がいきなり105円半ばに上昇、GLOBEX市場のNYダウ先物も300ドル以上急落していましたから、急ぎ原因を調べたら、ゲーリー氏の辞任が分かりました。これで、国際協調の立場に立った理性的な経済の司令塔がいなくなったことになります、。同氏の場合、昨年から何度か辞任の噂が立ち、株価が動揺することがありましたが、とうとう、堪忍袋の緒が切れたようです。

 今回の、鉄鋼・アルミへの高率関税の適用に関しても、輸入制限を勧告したロス商務長官との間で確執があった、とされましたが、昨日行われたミーティングで、輸入制限に同調せず辞任に至ったようです。ティラーソン国務次官も大統領との対立が深いといわれています。政権スタッフが辞任しても、キャリアを汚したくないことから敢えて政権入りを望まない人材も多く、後任の人選もままならない状態。このままでは政権が機能しなくなる恐れもあります。それよりも、貿易制限を持ち出し、バーターで譲歩を引き出すやり方は、相手に知り尽くされてきており、だんだん、通用しなくなるどころか、相手の結束を強め反撃を食う可能性すら出てきます。ちょっとおかしい人ばかり残ってきましたが、この政権、大丈夫なんでしょうか。

 …ということで、今日の日本株は、寄り前に勝負がついてしまった格好。寄り付きから先物売りが増加し、反落してスタートしました。裁定解消売りや円高を嫌気した外需関連株への売りなどから、日経平均は寄り後まもなくこの日の安値2万1201円(前日比216円安)をつけていました。その後中国株が上げて始まったことや、先物に買い戻しの動きが入り、指数は上げ幅を縮小。引け近くにはこの日の高値2万1484円(同67円高)をつける場面も…。ただ、GLOBEX市場の米株先物が終日軟調に推移したことから、模様眺め気分が強まり、後場からはこの日の安値圏で膠着した動きが続き、日経平均、TOPIXとも反落して終わっています。

 日経平均終値は、165円04銭安(0.77%)安の2万1252円72銭、TOPIX終値は12.34ポイント(0.72%)安の1703.96ポイント。NT倍率は12.48倍→12.47倍。出来高は、前日比1.8億株増の14億6744万株、売買代金は、同2186億円増の2兆7361億円と、ともに増加。裁定解消売りもかなり出たようです。騰落状況は、値上がり617、値下がり1368と売りが優勢。
 今日の終値での日経平均サイコロは5勝7敗、TOPIXは4勝8敗に、ともに低下。日経平均RSIは、53%→47%に低下。25日線かい離率は、-2.58%→-2.96%にマイナスかい離が拡大。騰落レシオは82%→84%に上昇。整理未了感が残っています。

 まあ、突発材料が二ツに、明日はECB理事会と日銀金融政策決定会合が…、今日のコーンNEC委員長の辞任の米市場の反応も見極めねばならない。また、週末には雇用統計の発表も…。これだけ不透明材料が続いたら、主力投資家は動けませんね。また、週末には、メジャーSQが控えていますが、2万1000円のプットには昨日現在で1万7000枚の残があり、弱気筋は何としても2万1000円を割らせたい。一方、強気のポジションを取ったところは割らせたくない…ということで、大台を巡って攻防が続いています。今晩の米国市場の動きによっては明日は一荒れ来る可能性も…。

 まあ、今週は、あまり動かないほうが良い、としましたが、これほど、いろんな話が出てくるとは…。まあ、今日の突発的な悪材料でも大台を割れなかったのですから、下値の強さを信じたいところですが、先物の手口を見ると、CTAにつながる欧州系証券は、6月限りに売り玉をロールオーバーしており、今後の動きが気になります。まあ、今晩の米国株を見ないと何もわからない。小野薬品ですが、やはり、節値を上回ったところでお辞儀しましたね。また、追跡を始めますとしたレポート銘柄ですが、一時、200円以上の上げになっていました。マイクロソフトのビルゲイツ氏は、半導体がムーアの法則の限界に近づいたことから、これからはソフトの時代だ、といいましたが、今日の動きを見ていると、そんな感じになってきましたね。まあ、指数に関しては25年の壁を信頼しておきましょう。

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昨日の米国株は、南北朝鮮首脳会談の実施を好感して買われたものの、政権の貿易政策や週末の雇用統計を巡り売り買いが交錯。小動きに推移したものの主力3指数とも続伸して終了。
 おはようございます。昨日は急用で奈良市内まで出かけ、書き込みの時間が取れませんでした。ご容赦!

 昨日は24節気の「啓蟄(けいちつ)}。春の陽気に誘われて虫が土中から這い出して来るころ…とされます。その所為かわかりませんが、夜になって「韓国と北朝鮮の首脳会談が4月末に板門店で開催される」との話が飛び込んできました。パラリンピック終了後に米韓合同軍事演習を控え、もしかしたら米単独の北朝鮮攻撃も予想されたなか、話がトントン拍子に進んだ感じです。ただ、クリントン政権時代に、真剣に北朝鮮攻撃の準備を始めた時にも、一転して態度を軟化。完全屈服の形をとりながら、反対で、数々の援助を引き出して、核やミサイルの開発を続けたしたたかな国。今回は、日、米、中、韓だけでなく国連加盟国からの制裁も受けており、かなり参っていたことは確か…。そのなかで、南北融和を唱え制裁や攻撃に及び腰の韓国を利用して、時間稼ぎに出てきた、とみるのが妥当なのでしょう。一部には、文在寅政権のメンバーが、親北の国を回り北朝鮮を経済的に支援する道を探った、との話もあります。文大統領の北朝鮮への傾斜は異常なものがあり、そこに付けこまれた可能性も…。大統領府の声明を見ると、「朝鮮半島の非核化」との表現がありますが、北朝鮮の非核化という文言でないことは問題。在韓米軍が核を保有してしている可能性があることから、在韓米軍の撤退を文政権と推し進める可能性が無いとも言えません。また、米国は騙されるのか、また、韓国国民は、「?」がつく融和政策を認めるのか…。米朝間で変なディールが行われなければいいのですが。

 6日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       2万4884ドル12セント      +9ドル36セント(0.04%)
 NASDAQ総合指数      7372.01ポイント         +41.31ポイント(0.56%)
 S&P500             2728.12ポイント         +7.18ポイント(0.28%)
 CME日経平均先物      2万1635円            +185円
 10年物国債金利       2.885%              +0.001%
 ニューヨーク原油       62.60ドル             +0.03ドル
 GOLD              1335.5ドル            +15.6ドル
 ドルインデックス        89.60               -0.41 


 昨日の米国株は、前日の米株の上げを好感し、アジア、欧州市場が上昇した流れを引き継いだほか、寄り前に流れた南北朝鮮首脳会談の開催を好感し、買いが先行。反発してスタートしました。ニューヨークダウは寄り後まもなく、この日の高値2万4995ドル(前日比121ドル高)をつけていました。ただ、買い一巡後は、共和党内からの反対の声にも関わらず、トランプ大統領が鉄鋼・アルミへの輸入規制を強行する姿勢を見せたことを懸念。多国籍企業から売られだし、次第に上げ幅を縮小。1月製造業受注が予想を下回ったことも嫌気され、昼前にマイナス圏に下落。昼頃にはこの日の安値2万4708ドル(同166ドル安)をつけていました。昼からは、一時軟化していた金利が上昇に転じると、金融株を見直す動きから買いが入り次第に下落幅を縮小。ただ、週末に雇用統計の発表を控え買い上がる動きはなく、引けにかけては前日引け値を挟んだ小動きの展開に…。結局、主力3指数とも小幅に続伸して終わったものの、内需系企業が多いNASDAQ総合指数の上昇率が他の指数を上回るなど、輸入制限を気にする動きが強いようです。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり2033、値下がり923(NASDAQ市場は、1894-1013)と、ともに買いが優勢。VIX指数は、0.37ポイント下げ18.36ポイントに低下。

 NYダウは小幅に続伸。採用30種は、値上がり14、値下がり16。原油価格の上げを受けキャタピラ―が1.74%上昇。単独で指数を18ドル分押し上げ。ボルカールールの見直しや金利の上げを好感しGSが1.45%上昇。指数を26ドル押し上げ。6銘柄が1%超え上昇し、指数の押し上げに寄与。一方、多国籍企業のボーイングが1.09%下落。単独で指数を26ドル分押し下げ。ウォルマートが1.02%、J&Jが1.21%、それぞれ下落したものの1%超え下げたものはこの3銘柄にとどまりました。投資家は、政権の貿易政策の行方や週末の雇用統計結果を見極めたいということから模様眺め気分を強めています。昨日も予想したように、下落中の25日線に」頭を押さえられる格好で上げ幅を縮めました。当面、上昇中の100日線と、下落中の25日線を意識し、三角持ち合いを形成へ。一方、内需株が多いNASDAQ市場の堅調が続いています。昨日は、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が高値1399ポイントをつけ市場最高値を更新してきました。インテルも昨日はITバブルピーク時以来の高値を更新してきています。当面、NASDAQ市場リードの展開が続くことになりそう。

 米国株は続伸。円は、対ユーロでドルが売られた流れを受け、対ドルは106円10銭台と横ばい。対ユーロは、131円70銭台に下落。CME日経平均先物は、南北朝鮮首脳会談を好感し、大証先物終値を185円上回る2万1635円で帰ってきました。レンジは、2万1215円~2万1835円。本日の日本株は、米韓合同軍事演習の実施など地政学要因を思惑して売られていた先物の買い戻しなどから堅調に推移しそう。裁定買いから指数寄与度の高い銘柄の上昇がありそうですが、週末の雇用統計や明日から始まる日銀金融政策決定会合を控え、主力投資家の動きが期待できないことから、引き続き、材料株中心の展開に…。このところ半導体関連の動きが鈍っていますが、米国のSOX指数の高値更新の動きが日本市場にどう影響するか注目されます。海外先物筋は、6月限りへのロールオーバーを進めるなどポジション調整を優先しており、仕掛け的な動きはないか…。引き続き、GLOBEX市場と為替の動きが焦点。今、以前から辞任の噂があったコーンNEC(国家経済会議)委員長の辞任報道が入り、円が急伸。CMEも急落していますが、市場への影響が懸念されます。いやはや、な時が起こるかわからない。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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