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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2018/03 | 04
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週末の日本株は、米株高やハイテク株の出直りを好感した買いに加え、米株先物高に刺激された先物買いに、続伸して終了。
 自治会の集まりに出ていて、帰りが遅くなりました。簡単にまとめておきます。
 週末の日本株は続伸して終了。米株高を好感したほか、ハイテク株が反発したことなども手掛かり材料とされ買いが先行。CME日経平均先物終値(2万1475円)にサヤ寄せする先物買いから裁定買いが増加。日経平均は、前日比233円高の2万1392円と高寄りしてスタートしました。ただ、円が上昇して推移していたことや、このところ上値抵抗線として意識されてきた200日線に接近すると手控え気分が強まり、前場中は値動きの少ない展開になりました。しかし、後場に入ると、GLOBEX市場の米株先物が急伸。これに促される格好で先物買いが入りだすと急速に上げ幅を拡大。後場寄り後まもなく、この日の高値2万1512円(前日比353円高)をつけていました。米国市場の流れを受け半導体関連や海運株が買われたほか、朝方も書いたように、ファーストリテーリング(+48円)、東京エレクトロン(+30円)、ソフトバンク(+16円)など、指数採用で寄与度の大きい銘柄が買われていました。引けにかけては、今晩の米国株が休場になることや、期末のポジション調整売りなどからやや上げ幅を縮小したものの、結局、日経平均、TOPIXとも続伸して終了しました。

 日経平均終値は296円22銭高(1.40%)の2万1454円30銭、TOPIX終値は12.30ポイント高(0.72%)の1716.20ポイント。NT倍率は、12.5倍に上昇。日経平均先物の上げの影響が大きかったようです。出来高は、1.83億円株減の11億4075万株、売買代金は、4021億円減の2兆1486円にともに減少。米国市場が3連休になることから、海外勢が手控えた影響があったようです。騰落状況は、値上がり1492、値下がり536と、買いが優勢。底値不安が薄らいだことで、短期筋の資金が幅広く出遅れ株に向かったか…。
 今日の終値での日経平均とTOPIXサイコロは、ともに6勝6敗で変わらず。日経平均RSIは47%→49%に上昇。16日の35%を底に拡大傾向にあります。25日線かい離率は、-1.7%→-0.27%にマイナスかい離が縮小。200日線は上回ったものの、下落中の25日線に抑えられた格好。対応点の状況から見て25日線の下げは週明けも続くことから、これを打ち返す力が望まれます。今日、MACDがシグナルラインを突破し、買いシグナルを出していますので、週明けの投資家への影響が気になります。

 昨日発表の、投資主体別売買動向で、海外投資家の現物は4541億円の売り越しでした。しかし、年初来売りまくってきた先物は2011億円の買い越しに転じました。1月15~19日に400億円の買い越しになって以来のことです。今の日本株は、米国株の動向とこれを受けた海外先物筋の動き次第という主体性のない動きになっていますが、米系投機筋の資金を扱っていた米系証券が買い戻しに動いており、週明けも続くかどうかが焦点に…。欧州j系証券は今のところ売りポジションのまま様子見のようです。昨年9月からの立ち直り相場では、まず先物筋の買い戻しが続き、上げピッチの速さに追い立てられるように海外投資家の現物が買いに来ており、先物の買い戻しが続くかどうかが焦点になりそう。米国市場にも売り飽き気分が出てきており、リード役を果たしてくれる期待感もあります。

 まあ、レポート銘柄は、今週陽線を立てて終わっているものが多く、あまり心配する必要はなさそう。詳しくは、日曜日に発信するレポートで解説します。日本でも買われる銘柄を見ていると、時代の変化を映す動きが出てきたようですね。
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昨日の米国株は、45年ぶり水準に減少した失業保険申請や原油高などを好感。3連休を前にしたポジション調整の買いもあり、主力3指数とも反発して終了。
 おはようございます。 最近の米株安に対し米政権も神経質になってきたようです。米貿易政策強硬派のウィルバーロス商務長官は、昨日の記者会見で、「鉄鋼・アルミ関税が完全に浸透したとしても0.5%程度の押し上げ効果しかない」とし、「投資家は、関税上げによる幻影に過度に敏感になっているようだ」と話し、「1%未満の物価上昇で市場や経済が動揺するほど米国経済は脆弱ではない」とし、投資家に冷静な対応を呼びかけています。市場が気にしているのは、何も鉄鋼やアルミの関税引き上げではなく、これから始まるEUや中国、日本との交渉で報復関税を浴び、国内の製品が売れなくなることや、製造コストが上昇すること、輸入業者などの経営が圧迫され失業者の増加につながるなど保護貿易全般の影響のことなのですが…。ちょっとピントがずれている感じもしないではありません。一つはっきりしたことは、やはり、トランプさんは株価の動向を気にしていることが分かったこと…。市場から催促されれば、もしかしたら、変節するかも…なんて淡い期待も。

 29日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        2万4103ドル11セント      +254ドル69セント(1.07%)
 NASDAQ総合指数       7063.44ポイント         +114.22ポイント(1.64%)
 S&P500              2640.87ポイント         +35.87ポイント(1.38%)
 CME日経平均先物       2万1475円            +265円
 10年物国債金利        2.741%              -0.043%
 ニューヨーク原油        64.94ドル             +0.56ドル
 GOLD               1329ドル             -1.0ドル
 ドルインデックス         90.09               +0.04


 3連休を控えた昨日の米国株は、朝方発表された新規失業保険申請件数が45年ぶり水準に減少したことを好感し、買いが先行。反発してスタートしました。OPEC減産延長期待や米国内で稼働する油井数の減少を受け原油価格が上昇。エネルギー関連が買われたことも上げに寄与しました。寄り後に、ミシガン大消費者信頼感指数(確報値)が予想を下回るなど冴えない景気指標が出たことから一時上げ幅を縮小したものの、長期金利がVIXショック前の1月末水準まで低下すると、VIX指数も下落。警戒ゾーンの20ポイントを割り込んでくると、4月の第二四半期運用をにらんだポジション調整の買いが入りはじめ、次第に上げ幅を回復。ハイテク株が崩れる原因になったフェイスブックが反発したことも好感され、上げ幅を拡大。ニューヨークダウは引け近くにこの日の高値2万4314ドル(前日比466ドル高)をつけていました。引けにかけては月内最終商いに伴うポジション調整売りから上げ幅を縮めたものの、主力3指数とも反発して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり2332、値下がり648(NASDAQ市場は、2047-916)と、ともに買いが優勢。VIX指数は2.3ポイント下げ19.97ポイントに低下。

 NYダウは反発。採用30種は、値上がり25、値下がり5。ハイテク株の買い戻しからインテルが5%上昇。採用銘柄中最大の上げ。マイクロソフトも2.1%の上げになりました。対中貿易交渉の結論が6月になるとの観測からボーイングが買い直され2.46%上昇。単独で指数を54ドル分押し上げていました。7銘柄が2%超え上昇し指数の押し上げに寄与。一方、ユナイテッドヘルスが2%下落したほか、メルクが1.13%、マクドナルドが1.26%、それぞれ下落するなどディフェンシブ系銘柄の動きがさえませんでした。
 基本的に、主力3指数とも150日線を挟みダブル底を模索中。この日も10年債金利と2年債金利の差が縮小。長期金利も1月末水準まで低下。長短金利のフラット化のピッチが速まっており、FRBとしても性急な短期金利の引き上げができにくくなっています。ここ数日の動きは四半期末にともなうポジション調整絡みの動きもあり、短兵急な判断はできませんが、4月に入っても同様な動きが続けば、「適温相場」が戻る可能性も…。ダブル底形成を期待したい。

 米国株は反発。円は、米金利低下を受け対ドルは106円40銭台に、対ユーロは130円90銭台に、それぞれ上昇。CME日経平均先物は大証先物終値を265円上回る2万1475円で帰ってきました。レンジは、2万0980円~2万1625円。本日の日本株は米株高にささえられ、堅調に推移しそう。引き続き先物筋の動きが焦点になるものの、内需系銘柄を中心に堅調な動きが期待できるか…。引け値で200日線を上回って終われるかが焦点に。SOXの反発や中国のスマホ販売の減速から過度に弱気に傾いている半導体関連の動きに注目したい。先物の売りポジションが増えすぎている海外投機筋の買い戻しに期待し、指数寄与度の高いインデックス採用銘柄…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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