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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2018/06 | 07
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本日の日本株はFOMCのタカ派的な内容を嫌気した米株安や、今晩から続くイベントへ向けた投機筋の仕掛け的な売りに、反落して終了。
 今週は、米国、欧州、日本の中銀政策決定会合が相次ぎ、嫌でも金利や為替に目が向かうことになります。米FOMCは、くすぶり続けていた年内利上げ回数について4回を行う方針を参加者による金利見通しで示唆してきました。今晩は、ECB理事会が開催されます。プラートECB専務理事が先週6日、「6月会合で買い入れ策の今後を検討する…」と発言。市場にくすぶっていた年内でのQE終了。来年の利上げが現実のものになる懸念も出てきました。イタリアの債務問題が浮上してきたことや、ユーロ圏の景況感の悪化から、タカ派的な動きはないのでは…との観測がありますが、市場は、金融正常化へ向けての道筋を示してくるのでは、との警戒感を強めています。また、日銀会合についても、昨年末の国債保有残高が計画ベースを下回ったことから、「ステルステーパリング(潜在的な引き締め)」に入っているのでは…との観測も出始めています。また、最近の地銀の一連の不祥事やマンション建設への過剰融資など、問題含みの経営が増えてきたことも、金融正常化を急がせることになるかもしれません。

 市場は、世界市場の流動性を支えてきた日米欧中銀の政策が変更され、流動性が枯渇してくるのでは…との警戒感も持ち始めたようです。2000年のITバブル崩壊後の世界的な景気後退に対し、米国がいち早く金融緩和策を実施。日銀もバブル脱却を目指し量的緩和策を実施。過剰流動性を生み出してきました。しかし、2004年6月にFRBが引き締めに転換。以後17回にわたり利上げを実施しましたが、この間、日銀は緩和を継続。円キャリートレードを通じ、米国に資金を供給してきました。しかし、2006年4月に日銀が緩和策を止め、引き締めに転じると、2007年頭に米国の住宅販売がピークを打ち、以後、価格が低下に向かいリーマンショックへとつながっていきました。日銀の政策転換が流動性に大きな影響を与えた、ということでしょう。今回、市場が警戒しているのは、流動性を支えてきた日欧中銀が政策変更することなんでしょう。まあ、金融危機の経験もあり、そろって金融正常化に進むことはないでしょうが、警戒しておくに越したことはない、ということでしょうか。やはり、今週は重要な週になってきました。

 本日の日本株は、想定外のFOMCのタカ派的な内容を受け米国株が下落した流れを受け、売りが先行。反落してスタートしました。寄り付きの売り一巡後は、為替が110円台を維持していたこともあり、押し目買いから下げ幅を縮める場面もありました。後場に入っても祖マイナス圏ながら底堅い動きが続いていましたが、引けにかけて円買いを伴った仕掛け的な先物売りが入り、下落幅を拡大。日経平均は4日ぶりに反落。安値引けしています。金利上昇を受け銀行株が堅調に推移したものの、円上昇を嫌気し外需株が軟調。日経平均終値は、227円77銭安(0.99%)の2万2738円61銭、TOPIX終値は16.48ポイント安(0.92%)の1783.89ポイント。
NT倍率は、12.76倍→12.75倍に低下。NT倍率の頭打ち感から、TOPIX優位の展開になってきました。出来高は、3億株増の14億9745万株、売買代金は、1529億円増の2兆4018億円に、ともに増加。騰落状況は、値上がり603、値下がり1399と、売りが優勢。

 今日の終値での日経平均サイコロは、8勝4敗、TOPIXは9勝3敗と、ともに変わらず。TOPIXの警戒ゾーン入りが続いています。日経平均RSIは64%→57%に低下。25日線かい離率は、+1.44%→+0.39%に縮小。25日線上の防衛が課題になってきました。騰落レシオは99%→95%に低下。一部指標に過熱感はあるものの、テクニカル的には上値余地を残しています。

 日経平均は4日ぶりに反落。引けにかけ先物筋の仕掛け的な商い(円買い・先物売り)に、売り崩された格好。今晩のECB理事会、明日の日銀会合に加え、15日は知財権侵害に対する対中制裁品目の決定期限になっており、イベントドリブン型のヘッジファンドが仕掛けに動いたようです。どうなるかは、イベントの結果次第ですが、イベント終了後は国内投資家の動きが活発になる可能性もあり、深追いはできないと思うのですが…。引き続き、VIXショック時の週足長大陰線と、5月第4週の週足陰線抜けが課題。今週も高く終わると日経平均週足サイコロは10勝2敗と、さらに中期的な過熱感が増してきます。3月後半からの週足8連騰が余計だった気がします。来週から上昇分が落ちていきますので、過熱感は解消されていくはず。想定通り、指数は持ち合いに入り過熱感を解消する動きになるか…。各論中心の流れが続く。直近号のトラストテックは本日4000絵のオ台乗せ。
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昨日の米国株は、想定通りFOMCの利上げが実施されたものの、年内利上げ回数増やタカ派的な声明文の内容を嫌気し、主要3指数とも下落して終了。
 おはようございます。
 FOMCは、予想通り2015年末に利上げを開始して以来、7回目の利上げを実施しました。声明文では、インフレ見通しや景気見通しを引き上げたほか、利上げが続いていることを受け、時代遅れになった「景気刺激的な低い金利水準を維持する…」という文言を削除するなど、全体的にタカ派色を強めた内容になりました。ただ、2020年まではインフレ率がFRBが目標とする2%を上回っても容認する…とし、性急な引き締めをしない方針を示すなど、市場への配慮も忘れていません。参加者による金利予想では、年内利上げ可能回数が4回に修正されたものの、2019年の3回は据え置かれています。また、長期金利見通しは、2020年に3.4%程度に上昇したあと、2.9%程度に落ち着くと、長期の見通しは据え置かれています。ただ、長期金利は、3.4%に向けて上げていく余地が生まれたことは注目したい。

 13日の米国市場動向
 ニューヨークダウ          2万5201ドル20セント       -119ドル53セント(0.47%)
 NASDAQ総合指数         7695.70ポイント          -8.09ポイント(0.11%)
 S&P500                2775.63ポイント          -11.22ポイント(0.40%)
 CME日経平均先物         2万2780円             -130円
 10年物国債金利          2.9737%              +0.017%
 ニューヨーク原油          66.64ドル              +0.28ドル
 GOLD                 1302.9ドル             +3.5ドル
 ドルインデックス           93.58                -0.25
 

 昨日の米国株は、この日午後のFOMCの結果待ちから、売り買いとも手控えられ値動きの乏しい始まりになりました。朝方は、小高く始まり、ニューヨークダウは寄り後にこの日の高値2万5362ドル(前日比42ドル高)をつける場面もありましたが、その後は前日引け値を挟み小動きの展開に…。発表時間が迫るとともに、警戒的な売りから下落幅を広げる場面もありました。ただ、FOMCが予想通り利上げを決定すると、金融株などを買い戻す動きが強まり、一旦は前日引け値水準まで戻しました。しかし、年内の利上げ回数が4回になる可能性が強まったことや、景気刺激的な金利水準を維持する…とした文言が削除されるなど、全体的にタカ派的なトーンが強まった、との見方から引けにかけて売り直され、主力3指数とも下落して終了しています。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり999、値下がり1963(NASDAQ市場は、1296-1647)と、ともに売りが優勢。VIX指数は、0.60ポイント上げ12.94ポイントに上昇。

 NYダウは続落。採用30種は、値上がり7、値下がり23。メディア市場の再編期待からウォルトディズニーが1.9%上昇。金利上昇を受けGSが0.62%上昇。この2社で指数を22ドル分下支えました。このほかインテルが0.38%、メルクが0.24%、それぞれ上昇したものの、上げ幅は僅少。一方、金利上昇を嫌気しベライゾンが2.9%下落。次いで、ボーイングが1.83%下落。単独で指数を47ドル分押し下げていました。このほか、デュポンが1.73%、キャタピラーが1.77%、それぞれ下落。6銘柄が1%超え下落し、指数の足を引っ張りました。
 NYダウは、続落しましたが、先ごろから指摘してきた最近の高値を結んだ下値支持線上の動きは維持。当面はこのラインを維持できるかどうかがカギに…。主要3指数の中で下落率が大きくなっていますが、週末に日本のメジャーSQに当たるクワドルプルッチングを控えており、決済に絡む動きが出た可能性も…。NYダウ、S&P500 とも3月中旬の戻り高値を抜いていないことから、先行して、抜いているNASDAQ総合指数優位の展開に変化なし。年内利上げ回数の増加、2020年金利見通しの引き上げなど、金利情勢に変化が出ており、織り込みにはやや手間取ることもあるか…。

 米国株はFOMCのタカ派的な内容を嫌気して下落。円は、市場の関心がECB理事会に移り対ユーロでドルが売られた流れを受け対ドルは110円30銭台に小幅に上昇。対ユーロは130円台に下落。CME日経平均先物は、大証先物終値を130円下回る2万2780円で帰ってきました。レンジは、2万2780円~2万2930円。本日の日本株は、CME終値にサヤ寄せして安寄りした後は、為替や米株先物睨みの神経質な展開になりそう。CME日経平均先物の出来高は減少しており仕掛的な動きはなさそうですが、一部に、明日の日銀金融政策決定会合で、金融正常化へ向けての動きが出るのでは…との観測も出ており、海外投機筋が売りポジションを作りに行く可能性も…。日経で調査会社の5G関連の経済波及効果が出ていましたが、関連株が買われて来るか…。ECB、日銀ともタカ派に転じてくることへの警戒感が強まりそう。 

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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