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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2018/06 | 07
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本日の日本株は、テクニカルなポイントに到達したことや、米政権幹部の株式市場を意識した発言などが好感され、3日ぶりに小反発して終了。
 このところ、トランプ政権の通商政策に振り回される状態が続いています。WSJが報道した「中国資本が25%以上入っている企業による、産業上重要な技術を持つ米企業の買収を禁じる」との報道はフェイクニュースとしたうえで、ムニューシン財務長官は「中国に限定したものではなく、すべての国が対象になる…」としています。ただ、その後ナバロNTC委員長が、「5月下旬に発表したように6月29日をめどに中国の対米投資や対中輸出の制限策を発表する」と述べ、その際、「全世界に課すというアイデアは割り引いて考えてほしい」と財務長官の話を補足していました。閣僚の話に齟齬があり、市場が懐疑的になって急落したことから過剰反応をしないように呼び掛けたものです。昨晩も書いたように、トランプ大統領の暴走を止めるのは株価ではないか…と書きましたが、やはり、昨日の大幅安を政権はかなり気にしたようです。

 まあ、大体、経済の常識を無視したことをやってきましたが、これまでは市場フレンドリーでしたが、今回のNAFTAやEU、中国を相手にした通商協議は、これまでに築かれてきたサプライチェーンを破壊するもので、市場としては納得できないものでしょう。すでにカナダが輸出する木材に関税がかけられた結果、住宅産業がコストアップに見舞われる弊害も起きています。輸入自動車にも手を付ける方針のようですが、自動車ディーラーには数百万人の従業員もいるようです。値上がりして売れなくなるは、国内の生産が間に合わず売るものが無い状態になり、失業者が出て来たらどうするつもりなんでしょう。他人事ながら、気になります。まあ、11月の中間選挙を控え、今は「やってる感」を国民にアピールしなければなりませんし、何らかの成果を出す9月fごろまでは、殴り合いが続くのかもしれません。まあ、世界経済を破壊するようなことはしないでしょうから、警戒しながら見ていくしかありませんね。
 
 本日の日本株は、米株の大幅安を受け、CME日経平均先物が下落して帰ってきていたことから、朝方は、この終値にさや寄せする先物売りが入り、続落してスタートしました。先物売りが先行したことから裁定解消売りも入り、日経平均は寄り後にこの日の安値2万2104円(前日比234円安)をつけていました。ただ、これまで下値を支えてきた75日線を下回ると、売られすぎ感が台頭。中国株が下落幅を縮める方向に動いたことや、米株先物がプラス圏で推移したことも好感され、内需ディフェンシブ銘柄や電子部品株などに押し目買いが入り、前引けにかけ下落幅を縮小する展開に…。後場に入ると日銀ETF買いへの期待もあり、プラス圏に浮上。2時過ぎにはこの日の高値2万2368円(同30円高)をつけていました。引けにかけては売り買いが交錯。前日引け値を挟んだ神経質な動きをしましたが、結局、3日ぶりに、小幅に強含んで終了しました。まあ、裁定解消売りの影響で、ユニクロとソフトバンクで日経平均を75円ほど押し下げており、見かけよりは強い相場だったようです。

 日経平均終値は、3円85銭高(0.02%)の2万2342円00銭、TOPIX終値は、2.80ポイント高(0.16%)の1731.07ポイント。NT倍率は12.92倍→12.91倍。出来高は1.58億株増の13億5443万株、売買代金は、3484億円増の2兆3416億円にともに増加。騰落状況は、値上がり1209、値下がり797と買いが優勢。指数が落ち着きを取り戻すとともに、出遅れ株に買いが入った格好。
 今日の終値での日経平均サイコロは7勝5敗、TOPIXは6勝6敗にともに上昇。日経平均RSIは45%→43%に低下。25日線かい離率は-1.024%→-0.898%にマイナスかい離が縮小。騰落レシオは75%→78%に上げたものの、依然、売られすぎゾーン。
 日経平均は日足一目均衡表の雲内、TOPIXは、雲より下で動いており、ともに下値リスクがあります。ただ、日経平均は6月安値を支えた75日線が今回は上向きに転換しており、下値支持力は増しています。また、TOPIXの日足RSIは33%に低下。売られすぎのの40%を下回っているほか、25日線との乖離率は-2%を超えており、テクニカル的には変化が出てもいいポイントにはきています。まだ、米国次第…という流れは否定できず、投資規制の具体策が発表される週末まではぎくしゃくした動きは仕方がないのかもしれません。米株先物も、前日引け値を挟んだ神経質な動き…。   

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週明けの米国株は、貿易摩擦の拡大を懸念した売りに。主要3指数とも大幅安して終了。柱だったNASDAQ市場の崩れを懸念。
 おはようございます。
 ウォールストリートジャーナルが「中国企業が25%以上出資する企業による、産業上重要な技術を持つ企業の買収を禁じる規制強化策を検討」と報じたことに市場は売りで反応。ムニューシン財務長官が「対象は中国企業だけではない…」と、ツイートしたことから、失望売りにつながり下落幅を拡大。その後、ナバロNTC委員長が「投資を制限する計画はない」と発言し、市場はやや落ち着きを取り戻しています。政権内は対中タカ派ばかりとなり、各自が勝手に発言しているところもあり、政権への不満が高まってきたようです。EUの報復関税で対象になったハーレーダビッドソンは、EU向け生産を米国外に移転する方針を発表するなど、個別企業の対応も始まっています。中国は、高まる航空機需要の発注をボーイングから欧州のエアバスに切り換えることを示唆。対米圧力を強めています天に向かって吐いた唾が顔にかかり始めたのでしょうか…。影響は、米国民の資産と密接に結びついた株式市場にも及び始めました。株価が一段と下落し、国民資産が日に日に目減りしていくとき、果たして大統領の支持率は維持できるのでしょうか。やりすぎは、市場からの警告を招くということを大統領も自覚してもらわないと…。

 25日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        2万4252ドル80セント     -328ドル09セント(1.33%)
 NASDAQ総合指数       7532.01ポイント        -160.81ポイント(2.09%)
 S&P500              2717.07ポイント        -37.81ポイント(1.37%)
 CME日経平均先物       2万2155円           -145円
 10年物国債金利        2.883%             -0.013%
 ニューヨーク原油        68.08ドル            -0.50ドル
 GOLD               1267.3ドル           -6.4ドル
 ドルインデックス         94.31              -0.18  
  

 昨日の米国株は、トランプ政権が次々と打ち出す通商制限策を嫌気し、アジア、欧州株が続落した流れを受け、売りが先行。NYダウは反落してスタートしました。原油価格が下落に転じ、前週末OPECの減産を好感して上昇したエネルギー株が下落。一部経済紙が報じた高技術企業への投資制限(中国以外も含む)を嫌気し、ハイテク株にも売りが波及。終日下げる展開になりました。株価の急落を受け安全資産の債券が買われ金利が低下。これを好感して公益株や高配当株が買われたものの、売り圧力に跛行しきれず、午後の立ち合い半ばにNYダウは、この日の安値2万4084ドル(前週末比496ドル安)をつけていました。ただ、引け近くにナバロ国家通商会議(NTC)委員長が「投資制限をする計画はない…」と発言すると買い戻す動きが強まり、引けにかけては下落幅を縮小する展開に…。NYダウとS&P500は反落。NASDAQ総合指数は3日続落。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり720、値下がり2263(NASDAQ市場は 、709-2300)と、ともに売りが優勢。VIX指数は、2.36ポイント上げ17.33ポイントに上昇。先行き不安が強まってきました。

 NYダウは反落。採用30種は、値上がり4、値下がり26。ウォルマート(+1.93%)、AMEX(+1.35%)が買われたものの、対中貿易摩擦の激化を懸念し、ボーイングが2.27%、キャタピラーが2.27%、マクドナルドが2.89%、それぞれ下落。3社で指数を110ドル近く押し下げ。金利低下を嫌気しGSが1.98%、VISAが3.25%、それぞれ下落。この2社で指数を61ドル分押し下げ。9銘柄が2%超え下落し、指数の足を引っ張っています。
 NYダウは、先週末日足一目均衡表の「雲」のネジレ付近で下げ止まっていましたが、昨日の下げで雲を下回り、「三役逆転」が成立。短期的な弱気相場入りしています。ただ、200日線を維持して終わったほか、週足一目均衡表の雲上辺に接近。上昇中の52週線が意識されているところもあり、一旦は、下げ止まるところか…。NASDAQ総合指数は続落。懸念したように「これしかない…」という状態から、調整に入っています。先週末の週RSIを見ると、NYダウの51%、S&P500 の56%に対し、NASDAQ総合指数は64%と高く、調整が必要なところに来ていました。NASDAQ市場リードの展開に変わりはないものの、13週線(7373ポイント)付近へのかい離修正があるかもしれません。

 米国株は下落。円は、リスク回避の動きから一時109円30銭台まで買われた後、ナバロNTC委員長の発言を受け売られ、対ドルは109円70銭台と前週末水準から小幅高。対ユーロは、128円40銭台に小幅に下落。CME日経平均先物は、大証先物終値を145円下回る2万2155円で帰ってきました。レンジは、2万1990円~2万2520円。本日の日本株は、前日に続き軟調な展開になりそう。為替が安定していることから大崩れはなさそうですが、CMEが一時2万2000円大台を割り込んでいることから、投機筋のターゲットにされる懸念も…。中国市場や米株先物の動きが焦点になりますが、大台が意識されてきたことから、現物の個人や機関投資家の動きが焦点になってきそう。指数が大崩れしなければ短期筋の買いが期待できますが…。 

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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