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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2018/07 | 08
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本日の日本株は、中国株安を受けた先物への売り仕掛けで、一時、下げ幅を下げ幅を拡大したものの、中国株の反転上昇から下げ幅を縮小。小幅続落しての終わりに…。
 日本株は、相も変わらず主体性のない動きが続いています。ヘッジファンドなど短期投資家の動向に振り回されていますが、本来なら、長期的な視点で株を売買する国内投資家が受け皿になって短期の動きを吸収する役割を果たすはずです。しかし、現実には貿易摩擦や欧州政局など短期的な材料ばかりに目を向けて、リスクを避けることに専心。経済の先行きを見通せば本来は買わなければならないのに見送り姿勢を強め、投機筋の動きがもろに市場に反映する動きになってしまっています。国内の研究機関からも、短期の材料に過剰反応し、本来作るべきポートフォリオからかけ離れた運用をしている国内投資家への 批判的な研究論文も発表されているようです。まあ、経営者も運用担当者も積極的にリスクを取れない人は、市場から淘汰されることになるんでしょうね。 

 今日の日本株は、米国株が上昇したことを受け、買いが先行。CME日経平均先物終値にさや寄せする先物買いや前日売った分の買い戻しもあり、日経平均は前日比78円高と反発してスタート。米国でハイテク株が買われた流れを受け電子部品株が買われるなどし、10時過ぎにはこの日の高値2万1927円(前日比116円高)をつけていました。ただ、朝も書きましたように5月30日安値(2万1931円)の急所付近で伸び悩み始めたところで、中国本土、香港市場が下落幅を拡大すると、先物筋の売り攻勢が増加。昼休み中に売り仕掛けとみられる先物にまとまった売りが入り、後場に入り下落幅を拡大。2時過ぎにこの日の安値2万1574円(同237円安)をつける場面もありました。しかし、中国市場が急速に切り返しプラスに転換すると、先物に買い戻しが入り、引けにかけ急速に下げ幅を縮小していました。中国市場の動きを受けた先物筋の動きに振り回された1日でした。

 日経平均終値は、26円29銭安(0.12%)の2万1785円54銭、TOPIXは2.49ポイント安(0.15%)の1692.80ポイントと、ともに続落。NT倍率は、12.87倍で横ばい。出来高は、1.11億株増の14億8426万株、売買代金は2306億円増の2兆5298億円と、薄商い状態。騰落状況は、値上がり486、値下がり1541と、売りが優勢。
 日経平均とTOPIXサイコロは、ともに4勝8敗(33%)に低下。日経平均RSIは、27%→24%に低下。TOPIXのRSIは、18%→14%に低下。過去1年の最低水準になっています。25日線かい離率は-3.00%→-3.026%に拡大。テクニカル的には、サイコロを除き、底値ゾーンを暗示してきました。日経平均3本新値は陰線5本目(陽転値2万2271円77銭)。中国市場に助けられた格好ですが、形の上では日足一目均衡表の雲内で終わり、三役逆転の売り信号にはならずに済みました。何とかこの辺で踏みとどまってほしいのですが、なにしろ相手はアルゴ売買の短期筋。明日の中国や米株先物次第ではどうなるものやら。国内の長期投資家が腰を据えた運用をしていれば、投機筋をのさばらせることもないのですが…。

 今日は、中国で国営メディアが最近の株価の下落に対し「理性を欠いた過剰反応だ」とし、米中貿易摩擦の激化に対しパニックにならないよう呼びかけを行っています。中国政府が株価の下落に神経質になり始めたことがわかります。今日の午後からの急速な戻しは、当局が何らかの株価テコ入れを行った可能性もありそうです。これを受けて、日本株も慌てて先物筋が買い戻したようですが、以前にも書いたことがありますが、中国経済とのシンクロ性が高い日本株を代替え的に売っている可能性があります。中国の先物は倍率が6倍台に抑えられていますが、日経平均先物なら25倍。4倍の投資効率が上がります。まさかとは思いますが、今日の動きを見ると案外やっているのかも…。また、昨日、5月30日の急所を切ったことで、トレンドフォロー型のヘッジファンドが動いた可能性があると書きましたが、今日もこのポイントに接近してきたところから先物売りが出てきました。

 いろんな、短期筋が動いているみたいですね。結局、こんな連中をのさばらせているから日本市場の変動率が上がり、中長期のまともな投資家はリスクが高いとして日本市場に近づいてきません。何がこんなにハイボラティリィティの市場にしているかは原因は明らか…。この部分にメスを入れない限り、日本市場は、国民財産を増やすための長期運用市場にはなりません。またボヤキになってしまいますが、来年の消費税引き上げを控え、これから本格的な景気対策もやらなければなりませんし、オリンピックまでには実用化するという5G通信などインフラ整備もあります。まあ、機関投資家が目指す3か月の運用から考えるととても買えませんが、半年先、1年先を考えるとこの押し目は絶好の買い場になるはずです。
 6月は「一白水星」で、恐怖の「水」の月でしたが7日の「小暑」から、「九紫火星」となり、年の九星と同じになります。これまでにも増した「二極化」相場が起きるかもしれませんね。株の基本は企業業績を買うものという本道に立ち返りましょう。

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週明けの米国株は、根深い貿易摩擦への懸念はあるものの、ハイテク株の業績や金利の底打ちへの期待感から、主力3指数とも3日続伸して終了。
 おはようございます。
 空中分解が懸念されていたドイツ連立政権の動きですが、難民の扱いで反旗を翻していたゼーフォーファー内相が辞意を取り下げ、とりあえず一件落着したようです。EUサミットでの移民・難民問題での合意内容に対し、連立相手「キリスト教社会同盟(CSU)の党首でもある内相は緊急会合で反対を表明。内相も党首も辞任すると息巻いていましたが、メルケル首相の説得工作が功を奏した格好。悪いことばかり続きますが、たまには息抜きみたいに良いことがあってもいいですね。日本サッカーは惜しかったです。格下の日本に先制点を取られたことから、ベルギーも「必死のパッチ」になったようです。内心なめられていたはずですが、相手を本気にさせたということは、日本チームが認められたことでもあります。日本経済も本当は同じなんですが…。 
 
 2日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        2万4307ドル18セント     +35ドル77セント(0.16%)
 NASDAQ総合指数       7567.69ポイント        +57.39ポイント(0.76%)
 S&P500              2726.71ポイント        +8.34ポイント(0.31%)
 CME日経平均先物       2万1840円           +100円
 10年物国債金利        2.8711%            +0.02%
 ニューヨーク原油        73.99ドル            -0.21ドル
 GOLD               1242.8ドル           -11.7ドル
 ドルインデックス        94.86               +0.27
   

 週明けの米国株は、ドイツ連立政権への懸念や貿易摩擦の拡大予想を受け、アジア、欧州株が下落した流れを受け、反落してスタートしました。市場の先行き懸念を受け債券買いが増加。10年債金利が急低下したことから金融株が売られ、ニューヨークダウは寄り後まもなく、この日の安値2万4077ドル(前週末比194ドル安)をつけていました。ただ、この日発表の6月ISM製造業景況指数が予想を上ぶれたことから、金利が上げに転換。金融株が買い戻され、次第に下落幅を縮める展開に…。7月に入り決算発表が始まることが意識され、決算の好調が予想されるWEB関連に買いが入りNASDAQ総合指数が上げ幅を拡大するとともにハイテク株も買い直され、引け近くにNYダウはこの日の高値2万4319ドル(同48ドル高)をつけ、主力3指数とも3日続伸して終わりました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1618、値下がり1361(NASDAQ市場は、1792-1159)と、ともに買いが優勢。VIX指数は、0.49ポイント下げ15.6ポイントに低下。

 NYダウは続伸。採用30種は、値上がり19、値下がり10、変わらず1(ユナイテッドテクノロジーズ)。新規採用のウォルグリーンが1.86%上昇。ハイテク株の見直し買いを受け、マイクロソフトが1.42%、アップルが1.12%、インテルが0.99%、それぞれ上昇。金利の反転を好感し、GSが1.22%上昇。単独で指数を18ドル分押し上げ。AMEXが1.02%、JPモルガンが0.84%、それぞれ上昇。一方、ウォルマートが1.93%、ナイキが1.67%、それぞれ下落。中国に生産を依存する企業の動きがさえませんでした。

 NYダウは、続伸したものの、依然、200日線を下回ったまま…。200日線と日足一目均衡表の雲下辺が頭抑えになっており、底堅い動きが出始めたものの、頭の重さも目立ちます。ただ、週足では、上昇中の52週線が下値を支えているほか、週足一目均衡表の雲(上昇中)の上辺に差し掛かってきており、上昇に転換するか、雲内に入りずるずる下げるかの分岐点にきています。NASDAQ総合指数は、50日線まで下落したところで下げ止まっており、上げ基調に変化はありません。7月に入り決算が意識されてくるほか、FRBのストレステストが終わり、金融株への株主還元期待が高まってくることもあり、ハイテク株と金融株がNYダウの上げを支えることになるか…。昨日、10年債金利が2.825%まで低下したあと、2.871%まで一気に切り返しており、10年債金利の低下に歯止めがかかった可能性があります。変化は近い…?

 米国株は続伸。円は米金利の反転上昇を受け対ドルは110円80銭台に下落。対ユーロは129円付近に上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を100円上回る2万1840円で帰ってきました。レンジは2万1675円~2万2290円。本日の日本株は、神経質な展開になりそう。前日、5月30日安値を切りダブルトップが確定。一旦は買い戻される場面ながら、5月安値が頭抑えになる懸念も…。引き続き、中国本土市場、米株先物を見ながらの先物筋次第の展開…。指数が落ち着けば短期筋の動きが活発になるため、材料株が買われることになるか…。ソニーにくわえ、2011年来の下値抵抗帯に来たコマツなど、底堅い動きが出てきた主力の動きにも目配せしたい。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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