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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2018/07 | 08
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本日の日本株は、円安の進行を受けた景気敏感株に物色の矛先が向かい、3日続伸して終了。一方で、新興市場株や小型株が売られ二極化の流れは継続。
 今回の調整は、6月FOMCが行われた6月13日に発している、としました。2019年まで政策金利の引き上げを継続する方針が示されたものの、長期金利については2.9%付近に収れんしていく、という参加者の見通しで、市場は長短金利差の逆転→景気後退を、嫌でも意識せざるを得ない状態になってしまいました。このままいけば、引き締め過ぎ(オーバーキル)になる事態もありうるとの懸念も高まったようです。結果、長期金利の低下が続くとともに、景気循環株が避けられ、金利低下メリットがあるハイテク株や公益株や高配当株、医薬品株などディフェンシブ系銘柄が買われる流れになりました。しかし、週明けの米国では、先週末の雇用統計結果で労働参加率が上向くなど景気の強さを改めて確認。これを受け債券が売られ長期金利が久しぶりに上昇。これを受け、多国籍企業や銀行、素材など景気敏感株が上昇。久しぶりに、ニューヨークダウが、NASDAQ総合指数の上げを上回ることになりました。市場の下落要因について、米中貿易摩擦を主因とみる向きもありますが、やはり、基本は、金利との関係だった、とみるのが正しかったのではないでしょうか…。

 今日の日本株も、この米国市場の変化を映す展開になりました。米金利上昇を受け、円が下落したことを受け、物色の矛先が素材や金融、電気などの主力景気循環株に向かったほか、CME日経平均が高くかえって来たことから、この終値にさや寄せする先物買いが入り日経平均は高寄り(前日比163円高)してスタート。中国株が高寄りしたことや米株先物が堅調に推移したこともあり、終日プラス圏で推移。2時過ぎにはこの日の高値2万2321円(前日比269円高)をつけていました。朝方は、全面高ではじまりましたが、円安が進むにつれ、景気敏感株に買いの手が回り、一方で、為替が膠着した時に買われた新興市場株や小型株が売られるなど、資金が景気循環株に移り始めたことがわかります。結局、日経平均、TOPIXとも3連騰したものの、引けにかけては先物売りに軟化。上げ幅を縮小していました。

 日経平均終値は、144円71銭高(0.65%)の2万2196ドル89セント、TOPIX終値は、4.34ポイント高(0.25%)の1716.13ポイント。NT倍率は、12.88倍→12.93倍に上昇。出来高は、3億株増の15億2212万株、売買代金は、5672億円増の2兆6087億円。騰落状況は、値上がり932、値下がり1094と、売りがやや優勢。
 日経平均サイコロは5勝7敗、TOPIXは7勝5敗に、それぞれ上昇。日経平均RSIは、44%→41%(TOPIXは、38%→36%)に、それぞれ低下。25日線かい離率は。-1.53%→-0.823%に、かい離が縮小。25日線(2万2381円)が上値としていしきされるレベルに近づいてきました。騰落レシオは81%→81%で横ばい。指数の強気モメンタムは拡大しているものの、物色が二極化していることから物色範囲の動きを見る騰落レシオが上げません。

 まあ、全体は7日の「小暑」を境に、潮目が変化したようですが、年盤の「九紫火星」が示したように、今年の動きを2極化を強めてているようです。今月は年盤と同じ「九紫火星」で、二極化の流れは一層強まるか…。今日は、ETFの配当支払い用の先物売りに期限でしたが、引け後の先物手口を見ると国内大手証券よりも、外資系証券のものが多く、朝も書いたように2万2000円のプットおオプションにからんだ動きかもしれません。米国の動きにもよりますが、明日は先物に振り回されるかも…。ドル円相場は、111円21銭まで円安が進みましたが、節目の111円34銭まであと少し…。今晩の米債券金利が続伸し、円安→景気循環株の流れを確定するか…。米債券の動きに注目です。、

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週明けの米国株は、好調な雇用統計結果や貿易摩擦の緩和期待に加え、決算への期待感から買い戻しなどが入り、続伸して終了。
 おはようございます。今日の朝は、2度寝して危うく寝過ごすところでした。朝からかまびすしく泣いた蝉の声にたたき起こされました。よく見ると、網戸に止まって泣いています。季節は盛夏…。夏の暑さに煽られて相場の方も走ってほしいのですが、新聞を見ると弱気の意見ばかり。敢えて弱気の人に取材したのか、それともみんなが弱気なのか。後者なら楽しいことになるのですが…。

 9日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        2万4776ドル59セント     +320ドル11セント(1.31%)
 NASDAQ総合指数       7756.20ポイント        +67.81ポイント(0.88%)
 S&P500              2784.17ポイント        +24.35ポイント(0.88%)
 CME日経平均先物       2万2185円           +115円
 10年物国債金利        2.8583%            +0.027%
 ニューヨーク原油        73.85ドル            +0.05ドル
 GOLD               1258.3ドル           +2.5ドル
 ドルインデックス         94.06              +0.08 
  

 週明けの米国株は、週末の景気好調を示す雇用統計結果を受けた買いが続いたほか、休み中に米中から追加的な貿易摩擦に関する材料が出なかったことも好感。買い戻しなどが先行し、続伸してスタートしました。リスク回避で買われていた債券が売られ金利が上昇したことを受け、銀行株が買われたほか、米中通商協議で米国が譲歩するのでは…との楽観的な観測から、中国関連株が買われたことも指数の上げに寄与。今週から始まる決算への期待感からハイテク株も買われ、終日上げる展開に…。ニューヨークダウは、引け近くに、この日の高値2万4796ドル(前週末比340ドル高)をつけていました。結局、主力3指数とも3日続伸。この日の高値圏で終わっています。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1897、値下がり1089(NASDAQ市場は、1861-1130)と、ともに買いが優勢。VIX指数は、0.68ポイント下げ12.69ポイントに低下。

 NYダウは続伸。採用30種は、値上がり25、値下がり5。貿易摩擦緩和期待からキャタピラ―が4.11%、ボーイングが2.18%、それぞれ上昇。2社で指数を87ドル分押し上げ。金利上昇を受け、JPモルガンが3.09%、GSが2.8%、それぞれ上昇。2社の押し上げ分は64ドルありました。ハイテク株への業績期待からアップルが、1.39%、IBMが1.34%上げるなど、17銘柄が1%超え上昇。一方、
ディフェンシブ系が売られ、P&Gが1.83%、コカ・コーラが0.54%、それぞれ下落。
 NYダウは、この日の上げで、日足一目均衡表の雲を一気に突破。25日線や50日線などの上値抵抗線も抜いてきています。日足MACDもシグナルラインを突破し、短期的な強気相場入りしています。中国の対米報復関税に対し、トランプ大統領は2週間以内に残り140億ドル分の詳細をつめるとしており、しばらくは空白期間となり、市場の関心は企業業績発表に移行してきそう。ロイター予想では、前期は20%増が予想されていますが発表で第一四半期実績の25%増にどこまで迫れるかが上値を決めることになりそう。ただ、中間選挙を意識したトランプ大統領の言動は、日に日にエスカレートしており、株価の頭を押さえることになりそう。当面、6月11日高値2万5402ドルを上回れるかどうかが焦点に…。

 米国株は続伸。円は、金利上昇を受け対ドルは110円80銭台に、対ユーロは130円20銭台に、それぞれ下落。CME日経平均先物は大証先物終値を115円上回る2万2185円で帰ってきました。レンジは、2万1800円~2万2190円。本日の日本株はCME日経平均先物終値にサヤ寄せし高寄りした後は、週末のオプションSQを意識した先物筋の動きが活発になり、荒い値動きになることが予想されます。オプション価格を見ると、2万2000円のプットの残が多く、思惑的な先物売買が増える可能性も…。損失カバーの先物買いを誘うことができれば予想外の上げも期待されますが、清算値を引き下げる方向に動けば、指数の頭は重たくなる…。中国株や米株先物の動きがカギを握りそう。ただ、レポートでは株価立ち直りの条件を米長期金利の再上昇としてきましたが、やはり、米株の動きを見ても長期金利上昇への期待感が強いことがわかります。まだ、出来高の増加fが伴っていませんので、強いものに資金が集まる流れに変化はなさそう。昨日決算悪で売られた技研製作所。防災・復興関連で見直されるかも…。太陽誘電相場のように信用売り残の多い銘柄も…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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