FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2018/07 | 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -



昨日の米国株は、金融関連企業のさえない決算やトランプ大統領のFRBへの干渉発言などを嫌気。貿易摩擦の激化懸念もあり、主力3指数とも下落して終了。
 おはようございます。トランプのおっちゃん、言っちゃいましたね。以前から、(独立性が保証されている)FRBの政策に口を出すことを心配していましたが、昨日行われたCNBCとのインタビューで「FRBは利上げをするたびに、次の利上げを望んでいる。こんな状態を喜ばしいとは感じていない…」と発言。利上げを進めるFRBへのけん制とも取れる発言をしました。すぐに、「FRBが最善と考える措置を取るよう任せている…」と取り繕いましたが、市場にとっては最も警戒していた動きで、2.9%台に乗せていた10年国債金利は、一気に2.84%割れまで急落しています。

 まあ、記者の方は失言を誘うような聞き方をしますから、みすみす引っかかった「おっちゃん」の方が悪いのですが、やはり大統領としての慎重さに欠けるように思います。後にホワイトハウスが「FRBの独立性を尊重している」との清明を出しましたが、FRBのオーバーキルが言われている現在、意識的にやったのなら、なかなかのものですが…。買い被りというものでしょうか。まあ、この発言も問題でしたが、日本にとっては、為替に関する発言の方が重要。席上、「強いドルは米国を不利な立場に置く…」と、このところのドル高をけん制するような動きをしましたが、これが政権の方針に変わらないことを願うばかり。貿易戦争を仕掛ける側の通貨が上昇するのは、自然の流れですが、なんだか、ますます複雑怪奇になっていきますね。

 昨日の米国株は、朝方は約49年ぶり水準まで減少した新規失業保険申請件数や前日引け後に発表されたIBMの予想を上回る決算が好感されたものの、開催中の自動車関税に関する公聴会の様子を見たいということから、見送り気分が強まる中、アジア、欧州株の下落を懸念した売りから、小幅に下落してスタートしました。この日発表のカード大手AMEXと保険大手トラベラーズの決算内容が嫌気され、両社株が売られると、他の金融株にも売りが拡大。トランプ大統領が来週開催のEU首脳会合をけん制するため、追加関税に言及するなど、貿易摩擦への懸念も加わり、終日マイナス圏での展開に…。ニューヨークダウは引け間際にこの日の安値2万5052ドル(前日比147ドル安)をつける場面も…。結局、ニューヨークダウとS&P500は反落。NASDAQ総合指数は続落して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1771、値下がり1185(NASDAQ市場は、1596-1368)と、ともに買いが優勢。VIX指数は、0.77ポイント上げ12.87ポイントに上昇。

 ニューヨークダウ採用30種は、値上がり10、値下がり20。好決算のIBMが 3.27%上昇。単独で指数を32ドル分押し上げ。コムキャストとのフオックス買収競争に決着がついたディズニーが1.3%上昇。そのほか、アップルが0.74%、ホームデポが0.85%、それぞれ上昇したものの、全般に小動き。一方、決算への失望からトラベラーズが3.71%、AMEXが2.73%、それぞれ下落。両社で指数を52ドル分押し下げ。貿易摩擦への懸念からボーイングが1.36%下落。単独で指数を33ドル分押し下げました。6銘柄が1%超え下落し、指数の足を引っ張っていました。
 NYダウは6日ぶりに反落。短期テクニカル指標が過熱感を示していたほか、重要イベント(自動車関税に関する公聴会)を控えていたことや、政権幹部による中国・習主席を名指しにした批判に中国が反発したことも嫌気され、売りがかさんだ格好。ただ、騰落状況は、両市場とも値上がり数が上回っており、明日のオプションなどのSQを控えポジション調整の動きがあった可能性も…。当面、NYダウは日足一目均衡表の雲付近、NASDAQ総合指数は6月高値(7806ポイント)を中心にしたもみあいへ。

 米国株は下落。円は、トランプ大統領のドル高けん制発言などを受け、対ドルは112円40銭台(一時、112円06銭)、対ユーロは130円90銭台にソレゾレ上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を85円下回る2万2705円で帰ってきました。レンジは、2万2660円~2万2900円。本日の日本株は、神経質な動きになりそう。トランプ大統領のドル高けん制発言や中国人民元安への批判に加え、対米批判が強まる可能性があるEU首脳会合への牽制など、このところ米政権がタカ派色を再び強め始めたことへの懸念もあり、見送り姿勢に拍車がかかりそう。今日も、海外先物筋主導の展開に…。買いを続けてくれればいいのですが…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スポンサーサイト





プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ