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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2018/07 | 08
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本日の日本株は日銀会合の政策変更を受けたポジション解消の動きから、高安まちまちで終了。
 日銀は物価目標2%の達成時期を遅らせるとともに、目標を達成するまで緩和体制を続けることを示唆。緩和の継続にともなう副作用を緩和するため、従来の金利調節目標をゼロ%±0.1%か±0.2%まで拡大することなどを決定しました。副作用の緩和策として金利の変動幅を拡大することが、実質的な利上げと捉えられ、円高につながらないように、フォワードガイダンスを導入。金利が想定を超えて変動する場合は、積極的に介入し変動を抑制する方針を打ち出しています。市場に誤解を与えないように変更する政策の順番にこだわるなど、市場との対話を重視したものになりましたが、総じてみると、日経平均型ETFの購入減額、TOPIX型ETFの購入増、目標金利の柔軟化など、事前に報道されたラインに沿ったもので、日銀が事前にリークし、市場の反応を確認。行き過ぎた動きになると、(無制限の)指値買オペを実施するなど、振り返ってみれば、これからの政策を予行演習したような動きでした。

 本日の日本株は、米株安を嫌気したほか、日銀会合を前にしたポジション調整の動きなどから売りが先行。続落してスタートしました。先物売りが先行し、裁定解消売りが出たことから日経平均は寄り後まもなく、この日の安値2万2352円(前日比192円安)をつけています。売り一巡後は、日銀会合の結果待ちで見送り気分が強まる中、前日好決算を発表したTDKなど材料株が買われ、前引けにかけ下落幅を縮小。後場寄り後も会合結果が発表されず市場は膠着した状態がつづきましたが、一時過ぎに結果が発表されると、銀行救済のための金利上昇容認なのか…など、解釈が混乱。一時、銀行株やTOPIXが買われる場面もありましたが、時間が経過するにつれ、前週までに海外投機筋が作ったポジションの解消が始まり、債券や為替が前日までと逆方向に動き、NTショートの解消 から、日経平均が上昇。一方で、TOPIXが下落するという荒い値動きに…。TOPIXの下落につれ銀行株や小型株にも値を消すものが増えました。一方、NTショートのポジションつくりで売られていたユニクロなど指数寄与度の高い銘柄に買い戻しが入っていました。

 日経平均終値は、8円88銭高(0.04%)の2万2553円72銭と。小反発。TOPIXは14.86ポイント安(0.84%)の1753.29ポイントと続落。NT倍率は12.75倍→12.86倍に上昇。NTショートの解消から日経平均先物買い戻し・TOPIX先物売り戻しが行われたことがわかります。出来高は、個別のロング&ショートポジションの解消もあり、5.2億株増の19億7243万株、売買代金は、9736億円増の3兆2635億円にともに増加。騰落状況は、値上がり613、値下がり1436と売りが優勢。日銀プレーの解消が個別株の買いまで広がらなかったようです。景気指標が冴えなかった中国経済への懸念、週明けも売りが先行した米ハイテク株への不安などがあり、好業績でも買えないという、ジレンマがあるような気がします。
 日経平均サイコロは7勝5敗で変わらず。TOPIXは7勝5敗に低下。日経平均RSIは、60%→58%に低下。25日線かい離率は、+1.05%→1.06%と横バイ。指数のモメンタムに方向感は出ていません。騰落レシオは106%→109%に上昇。物色に広がりは、見られるものの指数は横バイの動きになるか…。

 日銀会合後、0.1%台だった10年債金利は0.05%台まで低下。一方、発表直後に110円台まで低下したドル円相場は金利低下とともに111円50銭台に下落。「債券売り・円買い」のロングショートポジションが組まれていたことがわかります。また、日銀の政策変更を見込みNTショート(日経平均先物売り・TOPIX先物買い)のポジションもあったようで、NT倍率が一気に上昇しています。本来なら、もっと上がっていてもおかしくはなかったのですが、やはり、中国と米ハイテク株への不安が頭を押さえているようです。とりあえず、日銀会合が終わり想定通り円が安くなってきましたが、今晩から米FOMCが始まり明日の夜、結論が出ます。また、週末には雇用統計の発表が控えており、数字次第では為替もどうなるかわかりません。せっかくの、決算発表もいい数字が出ても、あれこれ重箱の隅をほじくるようなやり方で売り材料を探し、叩いてくる短期筋もいるようです。まあ、決算の終わったものから、決算短信をよく読んで、先行き期待できるものを人気が無い時に買っていくのがいいのではないでしょうか。まあ、TOPIXは200日線で頭を押さえられ、日経平均は200日線で支えられるなど、長期線を意識しなければならないのは、あまり強い動きとは言えませんね。引き続き、各論…。

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週明けの米国株は、原油や金利の上昇が下値を支えたものの、前週からのハイテク売りや対中貿易摩擦が足を引っ張り、主力3指数とも続落して終了。
 おはようございます。

 30日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         2万5306ドル83セント     -144ドル23セント(0.57%)
 NASDAQ総合指数        7630.00ポイント        -107.42ポイント(1.39%)
 S&P500               2802.60ポイント        -16.22ポイント(0.58%)
 CME日経平均先物        2万2465円           -55円
 10年物国債金利         2.974%             +0.019%
 ニューヨーク原油         70.13ドル            +1.44ドル
 GOLD                1230.2ドル           -2.5ドル
 ドルインデックス          94.35              -0.31  
  

 週明けの米国株は、先週末にかけての米国市場の流れを受けハイテク株が売られて全面安になった欧州市場の流れを受けたほか、日銀金融政策決定会合、米FOMCと重要なイベントを控え、模様眺め気分の強い始まりになりました。ニューヨークダウは、前週末水準で始まった後、この日好決算を発表したキャタピラーが上昇したことを受け寄り後にこの日の高値2万5500ドル(前週末比49ドル高)をつけていました。ただ、安寄りしていたNASDAQ総合指数が主力WEB関連企業の下げとともに下落幅を拡大すると、好決算で買われていたキャタピラーも下げに転換。対中貿易摩擦への懸念から他の中国関連にも売りが広がり、次第に下げ幅を拡大。原油価格の上昇を受けたエネルギー株や金利上昇を受けた銀行株が買われたものの支えとならず、引け近くにこの日の安値2万5287ドル(同164ドル安)をつけ、主力3指数とも続落して祝っています。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1375、値下がり1581(NASDAQ市場は、1049-1937)と、ともに売りが優勢。VIX指数は、1.23ポイント上げ14.26ポイントに上昇。やや先行き不安が高まり始めたようです。

 NYダウは続落。採用30種は、値上がり16、値下がり14。原油上げを受けシェブロンが1.48%上げ指数を下支え。メルクが2.08%上昇したものの、そのほかはATTの上げを受けたベライゾンが0.92%上昇、JPモルガンが0.6%、GSが0.55%、それぞれ上昇するなど小幅な上げにとどまりました。一方、顧客向けサービスで不適切行為があった疑いでAMEXが2.89%下落。単独で指数を20ドル分押し下げ。あおりを受けVISAが3.01%下落。指数を29ドル分押し下げ。また、中国関連への懸念からボーイングが2.66%下落。単独で指数を65ドル分押し下げ。キャタピラーが1.97%下げ、指数を19ドル分押し下げ。中国関連の2社でこの日の下落分の半分以上を占めました。ハイテク株不振の影響でマイクロソフトが2.15%下落。
 
 NYダウは6月の高値を更新したことから、ここはいったん益出しがあるところ。調整は上昇中の13週線がある2万4880ドル付近か…。欧米とも、ラストアンカーだった日銀に金湯政策転換の思惑が出て金利が上昇。高PERのハイテク株を圧迫しています。特に、米NASDAQ市場には、ここしかない…との見方から多くの資金が入り、個別のPERではツイッターの1569倍など異常な数値まで上昇したものが多く、短期的には割高感の是正が必要になっているようです。今日の日銀金融政策決定会合で、金利情勢がどう変わってくるか…。物価目標をの達成を先送りしようとする日銀が金融緩和体制を市場に促される格好で変更するなどあり得ないことと思いますが、何が起こるかわからないのは今回の台風12号のコースと同じ…。久しぶりに日銀が世界の注目を集めそう。

 米国株は続落。円は、強い米景気指標を受けた金利上昇から対ドルは、111円付近で横ばい。対ユーロはユーロが買われた流れを受け129円90銭台に下落。CME日経平均先物は、大証先物終値を55円下回る2万2465円で帰ってきました。レンジは、2万2450円~2万2620円と狭いレンジの動き。出来高も2万2000枚弱と少なく、思惑的な売買は無かったようです。本日の日本株は、日銀金融政策決定会合次第の動き…。政策変更はなく、緩和がもたらす副作用についてはこれから対策を検討するとの方針を示す程度か…。このところ書いてきているように、政策変更を当て込んだ海外投機筋が債券、為替、株先物、個別株でのロング&ショートポジションの構築など、多くのポジションを作っており、変更がなかったらなかったで、この巻き戻しが相場を波乱させることになりそう。N(日経平均)かT(TOPIX)か…。今日は一日気をもむ展開になりそう。          


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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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