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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
04 | 2019/05 | 06
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本日の日本株は、米中協議への懸念や円高を嫌気した売りに、オプションSQを意識した仕掛け的な先物売りもあり、4日続落して終了。
 5日の「新月」、6日の「立夏」と、相場の変化日が重なったなか、7日から日本株は10連休明けの立ち合いを始めましたが、まさに変化日にトランプ大統領が中国の約束やぶりを理由に制裁関税の引き上げを決定。それも、実施までに余裕期間を設ける慣例を無視し、いきなり10日から実施するという事ですから、あまりにも性急過ぎます。米国内の産業界からも再考を促す意見が相次いだようですが、引っ込める気持ちは全くないようです。小売売上高や堅調な雇用、GDPの上方修正など強い景気指標が発表されているのに、利下げ思惑で株価が上昇。中国側から、合意に向けての動きが難航している…とのメッセージが発せられているのに、ムニューシン財務長官や大統領の楽観的な見通しに乗せられて、市場は近々合意がなされるとの前提で動いてきました。

 FOMCの利下げ期待は、パウエルFRB議長の「低インフレは一時的…」、「金湯政策を上にも下にも変更する要因は見当たらない…」として、市場の利上げ期待に肘鉄。米中通商協議の合意も、トランプ大統領の肘鉄で期待がしぼみつつあるようです。まあ、ディールをまとめるための戦術であればいいのですが、中国が乗ってこなかった場合は、10日から税率が2.5倍に引き上がることになります。欧米の交渉術では、最終的な合意を見る前に、決裂寸前まで行くことが多いといいますから…。それに期待するしかないという事でしょう。それよりも、投資家心理の方が、物事を楽観的に見過ぎる状態にあったことの方が問題。相場全体が、ややオーバーシュートしていたといることもできそうですね。

 本日の日本株は、米中協議への懸念から売りが先行。為替投機筋の円買い戻しから円高が進んだことも嫌気され、主力株から外需株まで幅広く売られて続落してスタート。米株先物が下落していたことや中国株が続落してスタートしたことも嫌気され、先物主導で下げ幅を拡大する展開に…。前引け近くにこの日の安値2万1315円(前日比287円安)をつける場面も。後場にかけては日銀のETF買いへの期待感から押し目買いが入ったほか、米中協議前のポジション調整から先物を買い戻す動きもあり、下落幅を縮小したものの、明日のオプションSQに絡んだ先物売りもあり、戻りも限定的。結局、4日続落して終わりました。

 日経平均終値は、200円46銭安(0.93%)の2万1402円13銭、TOPIX終値は、21.62ポイント安(1.38%)の1550.71ポイント。NT倍率は、13.74倍→13.8倍に上昇。トヨタの下落など時価総額の大きな銘柄に売り圧力がかかりTOPIXの下落率が勝ったことが、倍率の記録的な水準への上げにつながったようです。出来高は、1.96億株増の16億8963万株、売買代金は、1179億円増の2兆8655億円に、ともに増加。業績への懸念が伝えられた大手都銀株が売られたことが出来高の増加につながったようです。騰落状況は、値上がり282、値下がり1819と、売りが優勢。日経平均三本新値は陰線3本目。
 日経平均サイコロは6勝6敗、TOPIXサイコロは5勝7敗に、ともに低下。日経平均RSIGは47%→42%(TOPIXは、35%→30%)にそれぞれ低下。25日線かい離率は、日経平均が-2.0%、TOPIXは-3.7%。テクニカルな調整が続いていますが、TOPIXに比べた日経平均の調整遅れが目立ちます。騰落レシオは82%→78%に低下。底値ゾーンに入ってきました。

 今週は、期待の裏返しの売りに加え、週末に控えたオプションSQに絡み、強気ポジションをとっていた投資家がヘッジの先物売りを出したことが下げを加速した側面もあります。また、企業業績に関しては前期は好調だったものの、米中貿易摩擦が絡み、今期を控えめに見るところも多く、失望売りや決算プレーの対象になって売られるものが多かったことも投資家心理を暗くしたようです。まあ、週明けに米中通商協議を受け流れがどう変化しているか…ですが、投機筋につながる欧州系証券は今日も売り越し。日経平均だけで1万2000枚を超えてきました。ポジションを持ったままで、米中協議のイベントを通過しようという事ですから、会議は決裂する、とでも見ているのでしょうか。

 決算が堅調な米国株は内需が好調。決算がもう一つの日本株は、中国依存で外需がやられ、内需は消費税の引き上げ懸念や増加する国民負担に打ちひしがれて消費が不振…税上げ前の駆け込み需要も思ったようになりません。昨年1月以来、下げトレンドが続いているTOPIXの動きが、日本経済の実情を示しているようです。消費税引き上げで1億総玉砕…か。それにしても、企業経営者は、世界景気睨みばかりで、自ら市場を切り開き業績を上向かせる気概てないんでしょうか。ため込んだ内部留保なんてすぐになくなってしまいます。PBRで見て割安だ…なんて言っていますが、海外投資家から見たら企業の資産を成長に生かしきれない無能な経営者とみられていることに気づかないんでしょうね。まあ、トランプさん、いっぺんでやろうとしないで、適当なところで手を打ってくださいね。円相場が3月高値を上回ってきており、株式市場への影響が気になります。Aレンジ下限への接近もあるか。

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昨日の米国株は、米中通商協議への懸念は残るものの、協議妥結に備えた弱気ポジションの買い戻しなどから堅調に推移したものの、インテルの業績警告が明暗を分け、高安まちまちで終了。
 おはようございます。昨日は、家の用事で自転車で走り回っていましたので、書き込みに時間が取れませんでした。今日は、朝から筋肉痛です。ご容赦!
  米中通商協議がもめ始めると、日本株の下げが目立ってきます。米朝関係が緊張した時も、韓国株が高いのに日本だけが売られるという奇妙な現象がありました。今回も、同様な動きですが、いずれの場合も、CTA(商品投資顧問)につながる欧州系証券が売りポジションを増やしていました。勉強不足のマスコミを利用し、為にする話を流しながら投資家心理を悪化させるような巧妙なやり方をしているといいますが、この証券会社が10連休前から売りポジションを拡大。連休明けもほとんど一手売りという状態で売り攻勢を強め、日経平均先物だけで1万1000枚を超え、TOPIXも6000枚近く売り越しています。中国市場の代替えとして売っている可能性もありますが、今晩から米中協議が再開されるときに、これだけ大きいポジションを持ったまま…というのはリスクが大きく、今日、明日は、買い戻しが強まる可能性も…。内需株買い・外需株売りのロング&ショートポジションも入っており、この解消もあるか…。協議の結果次第では、週明けに改めてポジションを作りに行く可能性も…。

 8日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         2万5967ドル33セント     +2ドル24セント(0.01%)
 NASDAQ総合指数        7943.32ポイント        -20.44ポイント(0.26%)
 S&P500               2879.42ポイント        -4.63ポイント(0.16%)
 CME日経平均先物        2万1525円           -55円
 10年物国債金利         2.4853%            +0.037%
 ニューヨーク原油         62.12ドル            +0.72ドル
 GOLD  1281.70ドル          -3.90ドル
 ドルインデックス          97.61              +0.06 
 

 昨日の米国株は、USTR(米通商代表部)が正式に対中制裁関税の引き上げを告知。これに対し中国が報復措置を検討していることをと声明。米中通商協議への懸念から、売りが先行し続落してスタートしました。前日に続き、中国関連が売られニューヨークダウは、寄り後まもなくこの日の安値2万5889ドル(前日比76ドル安)をつけていました。ただ、米中両国とも交渉継続に意欲を示していることから、交渉妥結の可能性もあり、ヘルスケアなどディフェンシブ系銘柄を中心に買われてプラス圏に浮上。通商協議が前進した場合に備え弱気ポジションを買い戻す動きもあり、次第に上げ幅を拡大。引け近くにこの日の高値2万6118ドル(同158ドル高)をつける場面があったものの、インテルの弱気の決算見通しが示されたことが嫌気され、引けにかけ売り直されて上げ幅を縮小。結局、ニューヨークダウは強含んで終わったもののNASDAQ総合指数、S&P500は3日続落して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1359、値下がり1550(NASDAQ市場は、1401-1660)と、ともに売りが優勢。VIX指数は、高値21.74ポイントまであり、0.08ポイント高の19.40ポイントで終了。

 NYダウ30種は、値上がり15、値下がり15と、同数。ユナイテッドテクノロジーが1.2%上昇。決算への期待感からディズニーが1.16%上昇。ディフェンシブ系のウォルグリーンが1.06%、ユナイテッドヘルスが0.46%、それぞれ上昇。指数を下支えしました。一方、今後数年にわたり売り上げが鈍化すると警告したインテルが2.46%下落。中国関連のキャタピラーが1.29%下落。指数の足を引っ張ったほか、ウォルマートが0.99%、ダウが0.89%、GSが0.83%、それぞれ下落するなど景気循環株の動きが不振。
 昨日も予想しましたように、ニューヨークダウは、日足一目均衡表の雲上辺、上昇中の75日線に支えられ、下げ止まった格好。この日行われた10年国債入札結果が不調で金利が上昇したことを嫌気。インテルの業績警告もありハイリスクのグロース株は、プラス圏を維持できずに終わっています。今日から米中ハイレベル会合が開催されますが、短期的には、弱気ポジションの解消から底堅く推移する可能性も…。

 米国株は高安まちまち。円は、米株が下げ止まったことや金利上昇があったものの、リスク回避の買い需要が強く、対ドルは110円10銭台(一時、109円97銭)、対ユーロは123円20銭台と、ともに強含んで終わっています。円の独歩高の格好ですが、通貨先物市場にたまり込んだ投機筋の円売りポジション(4月末、12万枚)の損失回避の買い戻しが影響しているようです。投機筋が意図的に買い戻しを誘うため円買いを仕掛けている可能性も否定できません。
 CME日経平均先物は、大証先物終値を55円下回る2万1525円で帰ってきました。レンジは、2万1415円~2万1675円。本日の日本株は、底堅く推移しそう。下値メドとして注目される13週移動平均線(2万1485円)が接近していることや、騰落レシオなどの短期テクニカル指標が底値ゾーンに近づいており、一段と売り込むリスクが増えています。昨日段階で、TOPIXの日足RSIは35%、25日線かい離率は-2.5%と潮目が変わってもいい位置にきており、時価総額の大きい銘柄や小型株の動きが注目されそう。目先は、業績発表を受けた個別株の流れ。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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