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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
04 | 2019/05 | 06
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週明けの日本株は、新たな対中制裁関税への懸念を織り込む動きや、中国株安、米株先物安を嫌気した先物売りに、6日続落して終了。
 日本株は6日続落。希望に満ちた「令和相場」が期待されましたが、米中に振り回され、新元号に入って、まだ一日も上昇して終わったことがないという有様…。米中通商協議は着実に歩みを進めているものと、市場は考えていましたが、日経によると、共産党中央政治局から合意内容について横やりが入ったといいます。ワシントンでの会合後に、劉鶴副首相が会談で述べたところによると、「米国は全ての追加関税を撤廃」、「実需に見合った中国の輸入規模の設定」、「両国の尊厳を保証するために合意文書をバランスの取れたものにすること…」と述べ、両国の合意が最終合意の基本…としています。この発言を見ると、中央政治局が合意内容を見直すよう、劉鶴副首相に迫った意図が垣間見えます。おそらく、合意内容が一方的に中国が押しまくられたような印象を与えるようなものだったのでしょう。

 中国の現状を見ると、香港で犯罪人引き渡しを巡って、民主化要求が高まり混乱していること、また、1989年6月4日の天安門事件30周年を控え、社会的に不安感が高まっている折、中国共産党の絶対権威を損なうような内容の合意は望ましくない…との考えがあったのでしょう。10月1日には建国70周年も迎えます。このあたりの中国側の事情が、今回の土壇場での卓袱台返しになったのではないでしょうか。中国共産党の安定第一を重視したことで、結局、トランプ大統領を怒らせ、米国の対中赤字の残り3250億ドル分への制裁関税を引き出し多のですから、果たして卓袱台返し戦略は正しかったのかどうか…。中国の縫製や日用品製造など労働集約的な産業は、息の根を止められるかもしれませんね。他の低賃金国への生産拠点の移転が進みそうですが、中国ほど原材料の供給など産業インフラが進んだ国は無く、結局、コストを負担して製品価格を引き下げるなど、我慢比べが始まるのでしょうね。でも、今回の措置は米国へのブーメラン効果も大きく、結局、首脳間で落としどころを探ることになるのでしょう。やはり、中国のプライドの高さが障害になりましたね。

 週明けの日本株は、対中貿易赤字3250億ドル分への制裁関税賦課の影響を改めて織り込む流れとなり、朝方から売りが先行。米株先物も大幅安で始まったことも嫌気され、先物売りが増加。日経平均は、前週末終値を164円下回る2万1180円
と、続落してスタートしました。安川電機など中国関連株が売られ、寄り後も下げ幅を拡大。寄り後まもなく、この日の安値2万1127円(前週末比216円安)をつけていました。中国株も安寄りして始まったことからマイナス圏で推移していましたが、日銀のETF買いへの期待感から前引けにかけ下落幅を縮小。後場寄りには、前週末比67円安まで下げ幅を縮小しましたが、米株先物の下落幅が300ドルを超えると今晩の米国株の下落を懸念した先物売りや、ポジション調整売りが幅広く出て、再び引けにかけ下げ幅を広げる展開に…。結局、日経平均、TOPIXとも6日続落。

 日経平均終値は153円64銭安の2万1191円28銭、TOPIX終値は、8.28ポイント安の1541.14ポイント。NT倍率は、13.78倍→13.75倍に低下。米中関係への懸念から日経平均への売り圧力が強まったようです。出来高は、3.2億株減の14億2097万株、売買代金は、7724億円減の2兆3616億円にともに減少。前週末がオプションSQに絡む商いがあったため減少。騰落状況は、値上がり589、値下がり1491と、売りが優勢。前場中が売り買いが拮抗する場面もありました。
 日経平均とTOPIXサイコロは、ともに4勝8敗に低下。日経平均RSIは、36%→22%(TOPIXは30%→16%)にそれぞれ低下。25日線かい離率は、日経j平均が-3.1%、TOPIXは-4.1%に、それぞれ拡大。短期テク二カル指標は、サイコロジカルラインを除き売られすぎを示唆する水準に低下。日経平均三本新値は陰線5本目。陽転値は2万1602円59銭に低下し、陽転しやすくなりました。騰落レシオは84%→80%に低下。投資家の物色意欲の強さは、ぎりぎり維持されている格好。

 まあ、下落要因が米中の交渉決裂にあり、今後、どう修復されるかにかかっていますが、その前に新たな制裁関税の賦課が始まり、この織り込みが急がれます。ただ、米国株は4月中に過剰な利下げ期待や米中通商協議のs妥結思惑で買われすぎてり、この分を修正する動きが必要で、このまま、「SELL IN MAY」に入っていく可能性が強まりそう。当面は、決算発表の結果を入り込む個別色の強い流れになりそうですが、製造業の中には極端に弱気の見通しを示すところも出てきており、たたき台が下がった分だけ、この辺りは次の銘柄選別の対象になるかもしれません。

 このところのレポートは、中小企業支援関連に的を絞って選別してきましたが、先週のシステナやにに日本ユニシスに続き、今日はこの欄でも何回か取り上げた豆蔵ホールディングス、福井コンピューター、ミロク情報サービスが年初来高値を更新。北越工業、JACリクルートメントも好調な業績を背景に新高値を更新しています。ただ、新規資金が流入していないことから、他の銘柄に乗り換えるため益出しされる可能性も高く、急伸したものは利確し、一旦現金化しておくことも大事。指数の動きについては、昨日配信したレポート5月12日号で予想していますので、参考にしてください。中東のバーレン付近でサウジアラビアの米向けタンカー2隻が攻撃を受けたようですが、イランとの緊張関係も高まっており、大きな問題の発展しなければいいのですが…。米株先物もなかなか戻しきれませんね。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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