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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2019/08 | 09
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週明けの日本株は中国が米国との対決姿勢を鮮明にしたことや、米株先物安、米金利急落を嫌気した売りに、大幅続落して終了。
先週末の米雇用統計で非農業部門雇用者数は、16.4万人と予想と同数だったものの、5~6月で4.1万人下方修正されたことから、景気の先行き不安が台頭。また前日のトランプ大統領の対中赤字3000億ドル分に対する105の関税に対し、中国が報復措置を示唆。これを嫌気し、主力3指数とも続落。リスク回避の動きから円の対ドル相場は106円50銭台に急伸。CME日経平均先物は2万1000円大台を割り込んで帰ってきていました。
 週明けの日本株は、CME終値にさや寄せする先物売りが先行。円が急伸して始まったことも嫌気されて幅広く売られ、ほぼ全面安。日経平均は178円安と続落してスタートしました。売り一巡後は、売り一巡後は、寄り値付近で膠着した動きでしたが、為替市場で中国元の対ドル相場が1ドル7元台に下落。金融当局が放置したことで、同国が通貨安を仕掛けた…として、円が105円台に上昇。追い打ちをかけるように中国政府が国有企業に対し、米国からの農産物輸入を止めるよう指示した…と伝わると、再び、先物売りが増加。米株先物も300ドルを超える下落になったことや、米先物市場で10年債金利が0.1%急低下したことも円の上げにつながり、下げを加速。先物への仕掛け的な売りも増え、後場寄り付近でこの日の安値2万0514円(前週末比573円安)をつける場面も…。円の急伸に対し、金融庁、日銀、政府が会合を持ち、景気に影響が出る様なら対策を講じると浅川財務官が述べたことから、円上昇の勢いは減速。先物への買い戻しが入ったこともあり、引けにかけては下落幅を縮める展開に…。

 日経平均終値は、366円87銭(1.74%)安の20720円69銭、TOPIXは27.58ポイント安(1.80%)の 1505.88ポイントと、ともに続落。NT倍率は13.75倍→13.76倍に小幅上昇。出来高は約7000万株減の14億7447万株、売買代金は3099億円増の2兆5151億円にともに減少。騰落状況は、値上がり196、値下がり1914と、ほぼ全面安商状。
 日経平均、TOPIXサイコロは、ともに6勝6敗で変わらず。日経平均RSIは、37%→34%(TOPIXは、36%→32%)にともに低下。日経平均25日線かい離率は-3.8%に拡大。短期的なリバウンドが期待される水準に…。騰落レシオは97%→92%に低下。日経平均三本新値は陰転。弱気相場入りしました。このところ、陽転、陰転ともダマシに終わりケースが増えましたが、今回の陰線は尋常ではないほど長く、小幅な陰線を重ねた方が立ち直りは早いかもしれません。

 まあ、世界中売り直された…という格好ですが、今日の中国の動きは、トランプ大統領に対し、いう事は聞かない…というサインを送ったように思われます。来年の選挙へ向け、大統領は功を焦りだしたようですが、中国側は農産物の購入を止めることで、大統領の票田である農業地帯にダメージを与えようとしているほか、露骨に通貨安による関税引き上げのダメージ緩和へ向け動き出しています。やはり、中国は一歩も引かない姿勢をみせ始めたようです。米側は、関税率の引き上げで対抗してくると思われますが、関税率を10%に据え置いたことを見ても、米消費者に与えるダメージを勘案したようです。中国側も今後は米側の弱みをチクチク突くような対抗手段を重ね、中国があまり傷まない方法で妥協すると思われますが…まずは、米大統領選までのらりくらりと時間を稼ぐことになるんでしょう。数十年単位のケンカになるかもしれませんね。

 今日も全体は先物に振り回された格好。CTAにつながる欧州系証券の売りは、日経平均ラージだけで1万枚を超えてきました。重要な節目を突破していることから、トレンドフォロー型のヘッジファンドも売り参戦してきているはず。本来なら、現物買いが逆張りで向かうところですが、10月の消費税引き上げの影響が読み切れないことから、出るに出られない状態になっています。やはり、消費税問題がのしかかってきましたね。はやめに市場対策を出しておかないと、先物売りに押されてずるずるねをさげるリスクもあります。下値めどに関しては昨日のレポートでも書きましたが、何しろ、米株動向、為替などを受けた先物筋次第の展開になっており、今のところは米国株の落ち着きを待つしかなさそうです。先物が現物を振り回すようになっては…。投資家が買いに出れない不安要因を取り除いてくれたら…。

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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