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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2019/08 | 09
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昨日の米国株は、米中通商協議を巡る不透明感や長短金利逆転拡大を嫌気した売りに、主力3指数とも小反落して終了。
 おはようございます。 やはり、トランプ大統領の「中国が協議再開を懇願してきた…」発言は「?」だったようです。関税圧力については、耐えに耐え、消失する米からの需要については、内需を刺激するほか、「一帯一路」を推進し新たな市場を開拓する方針のようです。4年に一度、国民の勤務評定を受ける米大統領と、長期権力の基盤を固めた習近平主席とでは、勝負にならないのかもしれません。トランプ大統領は、来年の大統領選まで悩ましい日々を過ごすことになりそうです。馬鹿なことをしなければいいのですが…。

 27日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        2万5777ドル90セント     -120ドル93セント(0.47%)
 NASDAQ総合指数       7826.94ポイント        -26.78ポイント(0.34%)
 S&P500              2869.16ポイント        -9.22ポイント(0.32%)
 CME日経平均先物       2万0415円           -5円
 10年物国債金利        1.4727%            -0.071%(2年債金利 1.5244%)
 ニューヨーク原油        54.93ドル            +1.29ドル
 GOLD               1552.40ドル          +15.20ドル
 ドルインデックス         98.01              -0.07


 昨日の米国株は、前日、米中通商協議再開への期待感から上げた流れを引き継ぎ、買いが先行。ニューヨークダウは116ドル上げてスタートしました。ただ、中国外務省の報道局長が「米国との電話のやり取りを確認していない」と前日のコメントを繰り返したほか、政府系機関紙環球時報の編集長が「中国は内需拡大に注力中で、米国が中国から貿易面での譲歩を引き出しのは難しい」とツイート。通商協議再開に疑問符が付くと、景気の先行きへの懸念が台頭。債券が買われ、2年債と10年債金利の逆転した金利格差が広がったことも嫌気され、金融株や景気敏感株などに幅広く売りが波及。次第に右肩下がりの展開になり、昼過ぎにはこの日の安値2万5721ドル(前日比177ドル安)をつける場面も…。コンファレンスボード消費者信頼感指数の現況指数が19年ぶり高水準になるなど、堅調な景気指標を受けて押し目買いが入り下値を支えたものの、景気の先行きへの懸念はぬぐえず、結局、主力3指数とも小反落して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1009、値下がり1947(NASDAQ市場は、922-2226)と、ともに売りが優勢。VIX指数は、高値21.04ポイントまであり、0.99ポイント高の20.31ポイントと、先行き警戒を強めて終わっています。

 NYダウ採用30種は、値上がり11、値下がり19。オクラホマ地裁から薬害で制裁金の支払いを命じられたJ&Jが、支払額が予想より少なかったとして買われ 1.44%上昇。高配当のP&Gが1.03%上昇。ベライゾンが0.83%、IBMが0.91%、それぞれ上昇して続きました。一方、ユナイテッドヘルスグループが3.53%下落。単独で指数を55ドル分押し下げ。対中摩擦を懸念しボーイングが1.2%、アップルが1.13%、それぞれ下落。2社で指数を45ドル分押し下げ。6銘柄が1%超え下落し、指数の足を引っ張っています。
 主力3指数とも小反落。ともに、200日線や52週線など長期移動平均線を下値にしたレンジ相場内の動きが続いています。米中通商協議開催の不透明感や、制裁関税の応酬の景気への影響の懸念から先行き懸念が強まっているものの、FRBの利下げ期待が投資家心理を支えている格好。2年債と10年債金利の逆イールドが拡大していることも、投資家の手控え気分を強めているようです。当面、主力9月に入り市場に戻ってきた主力投資家の動き待ち…の展開。

 米国株は小反落。円は、米金利低下や米中協議への不透明感から買われ、対ドルは105円70銭台jに、対ユーロは117円20銭台に、それぞれ上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を5円下回る2万0415円で帰ってきました。レンジは2万0370円~2万0560円。本日の日本株も、米先物市場の株式、債券睨みの展開になりそう。一時、買い戻しに動いていた投機筋につながる欧州系証券が、再び、日経平均、TOPIXで売りを積み上げており、仕掛け的な動きが警戒されます。国内からの株価刺激要因がなくなっており、ますます、外部要因次第の自律性を欠いた展開が強まっています。ご案内したように今週はヤマ場を形成する可能性が強く、週明け相場の流れを確認する方を重視したほうがよさそう。今週、金曜日は「新月」で変化日に当たります。個別は徹底して業績にこだわること…。

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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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