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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
08 | 2019/09 | 10
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週末の日本株は、米中協議の進展期待から買われ、続伸したものの、円の上げや週末のポジション調整に上げ幅を縮めて終了。
 新しい住処探しで、物件を見に行っていました。なかなか、良いものが見つからず時間だけが過ぎていきます。北九州で家を建てたばかりの時、半強制的に大阪本社に転勤させられ、関西にきましたが、子供はみんな大阪に生活の基盤を築き、孫もできると家内は地元に帰りたくないらしく、家探しする仕儀になりました。今いる家も、是非にと乞われ入ったのですが、代替わりすると、出てくれとのこと…。まったく何のために家を建てたのか。早く見つけて引っ越ししたいのですが…。今回家を探してみてわかったのですが、日本の制度は、最後は家を建てさせる方向にもっていくようにできている感じがします。ますます空き家が増えていきそうです。

 先週の日経平均は週間で約670円、3.14%も上げました。ニューヨークダウの上昇率が1.58%でしたから、ちょうど倍の上昇率でした。昨日はプログラム売買の残高が発表されましたが、裁定売り残は1336億円減少。先物買いが先行した結果、裁定売りの解消が行われ現物株が買い戻されたことから株価が押し上げられた格好でした。今日は、投資主体別売買動向が発表されましたが、海外投資家の先物売買は1兆2455億円の買い越し。これが、先週の上げの背景だったことがわかります。トランプ大統領が、8月初めに対中赤字3000憶ドル分への10%課税を決めて以来、海外投機筋は日本株に売り仕掛け、中国株の代替えで売るような動きもありましたが、9月日はいると、状況は一変。海外投機筋が債券に入れていた資金を巻き戻し、同時に、売っていたvバリュー株を買い戻す、リターンリバーサルの動きを強めると、今度は円が下落。日本株売りの前提が崩れたことから一斉に買い戻しに動いたのでしょう。以前から、低迷する日本株が上げるには海外投機筋に踏ませるしかない…と書いてきましたが、まさか、米金利情勢の変化が材料になるとは…。まだまだ、いろんな形で売りが残っているはずですから、踏み上げがどこまで続くかが焦点に…。米金利次第ですね。

 今日の日本株は、CME日経平均先物が予想以上にしっかりして帰ってきたことから、終値にさや寄せする先物買いが先行。日経平均は86円高してスタート。主力株に幅広く買いが入り、前場の取引半ばには、この日の高値 2万2204円(前日比160円高)をつけていました。ただ、週末控えであることや米債券が買い進まれ金利が低下したことを受け円が買われて上昇したことも嫌気され引けにかけては次第に右肩下がりの展開に…。引け近くには前日比3円高まで上げ幅を縮小していました。

 日経平均終値は、34円54銭高(0.16%)の2万2079円09銭、TOPIXは0.57ポイント高(0.04%)の1618.23ポイントと。ともに小幅続伸。NT倍率は13.64倍→13.66倍に上昇。出来高は、1.25億株増の14億5859万株、売買代金は4063億円増の2兆7700億円と、ともに増加。どうやら実需の資金が市場に入り始めたようです。騰落状況は、値上がり1157、値下がり886と買いが優勢。
 日経平均サイコロは11勝1敗、TOPIXは10勝2敗と、ともに変わらず警戒ゾーン超え。日経平均RSIは、93%→92%(TOPIXは、88%→86%)に、ともに低下したものの、依然、買い買いゾーンの80%超え。日経平均25日線かい離率は+4.8%と前日(+5.8%)から低下。25日線の上昇ピッチに指数が追いつかないようになってきました。騰落レシオは126%→136%に上昇。そろそろ物色範囲の拡散から、絞り込みの動きに変わることを想定しておいた方がよさそう。

 個別は今日も好調でした。業績増額修正発表のピックルスコーポレーションは、高値2766円をつけ上場来高値を更新中。レポートで取り上げたのは8月12日号の2200円付近ですから、順調に育っています。半導体関連のインターアクション、日本電子、トリケミカル研究所、東京応化工業も次の買い場探し…。まあ、他の銘柄も好調ですが、警戒したいのは米債券市場の動き次第では、日本でもバリュー株の動きが鈍る可能性があること…。来週も米債券の動きが相場の流れや 物色の方向を決めることになりそう。
 ちなみに、日経平均の週足サイコロは6勝6敗(50%)、RSIは61%と、短期指標と比べると別世界の数字。ここが過熱サインを出すまで日本相場は大丈夫…。詳しくは、23日発信のレポートで、注目株を含め解説します。
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昨日の米国株は、米中通商協議の先行き警戒感はあるものの、マイクロソフトの大幅株主還元を好感した買いやディフェンシブ系が買われる一方、金利低下を嫌気し金融株が売られるなどし、高安まちまちで終了。
おはようございます。

 19日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        2万7094ドル79セント    -52ドル29セント(0.19%)
 NASDAQ総合指数       8182.88ポイント       +5.49ポイント(0.07%)
 S&P500              3006.79ポイント        +0.06ポイント(-)
 CME日経平均先物       2万1955円          +85円
 10年物国債金利        1.7850%            -0.012%
 ニューヨーク原油        58.13ドル           +0.02ドル
 GOLD               1505.90ドル          -0.30ドル
 ドルインデックス         98.36             -0.20 


 昨日の米国株は
この日から始まった米中通商協議次官級会合への期待感から関連株が買われ、ニューヨークダウは、39ドル高と反発してスタート。マイクロソフトが400億ドルの自社株買いと増配を発表したマイクロソフトが上げをリード。午前中の取引半ばにこの日の高値2万7272ドル(前日比125ドル高)をつける場面も…。ただ、米政権へのアドバイザーが「対中関税が50%や100%に達することもありうる」と発言したことや、中国政府系情報紙環球時報編集長が「中国は米国が考えているほど、貿易協議で合意したいわけではない」と発言すると、交渉の先行きに対する警戒感が台頭。リスク回避から債券が買われ金利が低下。銀行株が売られたほか、中国関連株も売られ次第に右肩下がりの展開に…。引け間際にこの日の安値2万7064ドル(同83ドル安)をつけていました。結局、NYダウは反落して終了。金利低下やマイクロソフト高を好感しNASDAQ総合指数は小反発。高安まちまちの終わりになっていました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1521、値下がり1413と買いが優勢。NASDAQ市場は、値上がり1373、値下がり1739と売りが優勢。VIX指数は0.1ポイント上げ14.05ポイント。

 NYダウ採用30種は、値上がり13、値下がり17。大幅な株主還元のマイクロソフトが1.84%上昇。単独で指数を17ドル分押し上げ。有力新薬を持つメルクが1.14%、ユナイテッドヘルスが0.97%、コカ・コーラが0.53%、それぞれ上昇。ディフェンシブ系銘柄が堅調。一方、ディズニーが2.56%下落。単独で指数を24ドル分押し下げ。中国関連のホームデポが1.17%、アップルが0.81%、キャタピラ―が0.72%、それぞれ下落。金利低下を嫌気しGSが0.85%下落。単独で指数を13ドル分押し下げ。
 主力3指数は高安まちまちの動き。NYダウとS&P500は過去最高値を前に戻し売りを消化している格好。NYダウの日足サイコロは10勝2敗、S&P500は9勝3敗と、依然、警戒ゾーンにあるほか、RSI(9日)も高止まりしたままで、過熱解消待ちの段階。一方、金利上昇によるバリュー株買いで出遅れたNASDAQ総合指数の日足サイコロは6勝6敗と中立ゾーンの動きにあり、金利が低下すれば再度買われてくる可能性も…。10年債金利は、25日線を意識して下げ止まる動きが出てきましたが、今後25日線が上向きになるとともに、再度、上向きに転じるか、それともさらに低下するか…。市場は次の動きを瀬踏みしています。

 米国株は高安まちまち。円は、米中協議の不透明感や米金利低下を受け対ドルは108円付近、対ユーロは 119円30銭台に、それぞれ小幅上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を85円上回る2万1955円で帰ってきました。レンジは、2万1830円~2万2090円。本日の日本株は、底堅く推移しそう。このところ、CTAにつながる欧州系証券が先物j買いを積み上げていますが、裁定売り残の多さや市場にたまり込んだ売りの多さに注目。新たな買い仕掛けを始めている可能性もあります。4月の戻り高値を更新すると、トレンドフォロー型の投機筋が参入してくる可能性もあり、指数の動きには注意しておきたい。引き続き、業績に情報修正期待が持たれる材料株の押し目買い。指数は上がるが個別は上がらないという流れも予想され、仕込みはできるだけ安くしたい。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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