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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
08 | 2019/09 | 10
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週末の米国株は、最近上げをリードしてきた半導体関連が売られたほか、政府が対中資本規制の協議に入ったと伝わったことが嫌気され、続落して終了。
 おはようございます。 

 27日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        2万6820ドル25セント     -70ドル87セント(0.26%)
 NASDAQ総合指数       7939.62ポイント        -91.03ポイント(1.13%)
 S&P500              2961.79ポイント        -15.83ポイント(0.53%)
 CME日経平均先物       2万1705円           -105円
 10年物国債金利        1.687%             -0.015%
 ニューヨーク原油        55.91ドル            -0.59ドル
 GOLD               1503.30ドル          -11.90ドル
 ドルインデックス         99.12              -0.01


 週末の米国株は、日程が決まった米中通商協議閣僚級会合への期待感から買いが先行。中国関連株などが買われニューヨークダウは96ドル高と反発してスタート。午前の取引半ばにはこの日の高値2万7012ドル(前日比121ドル高)をつける場面もありました。ただ、ブルームバーグ通信が政権内の複数関係者の話として「政権が投資ファンドなどが中国企業に投資することを制限することや、中国企業の上場廃止など資本規制に踏み込む協議を始めた…」と報道すると、影響の広がりを懸念した売りが増加。アリババなどが急落し急速に上げ幅を縮小。引け近くには、この日の安値2万6715ドル(同176ドル安)をつけていました。引けにかけ金融株やディフェンシブ系銘柄が買われ下げ幅を縮小したものの、埋めきれず続落して終了。弱気の決算見通しを受けマイクロンテクノロジーが急落した影響でグロース株がいられ、NASDAQ総合指数は1%を超える下げで続落。

 ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1343、値下がり1588(NASDAQ市場は、1061ー2059)と、ともに売りが優勢。リスク回避の動きが強まりNASDAQ市場の52週来安値更新銘柄数が120と、漸増してきました。VIX指数は、18.69ポイントまであり、1.75ポイント高の17.22ポイントに上昇。
 NYダウ採用30種は、値上がり13、値下がり17。ファイザーが1.23%上昇。エクソンが0.72%、ウォルマートが0.61%それぞれ上昇したものの、1%超えはファイザーのみ。JPモルガンが0.59%、GSが0.36%、それぞれ上昇したのが目を引きました。一方、リスク許容度の低下からマイクロソフトが1.3%下落。米中協議への懸念からボーイングが1.04%下落。単独で指数を27ドル分押し下げ。5銘柄が1%超え下落し、指数の足を引っ張っています。

 主力3指数は続落。金融株の堅調でNYダウ、S&P500は、引き続き50日線や13週線が下値支持として機能。底堅い動きをしています。ただ、このところ半導体の回復への期待感を支えに上昇していたNASDAQ市場がマイクロンテクノロジーの弱気な決算見通しで崩れ、週間で2%を大きく超える下げとなり、これまで下値を支えてきた支持線を突破。この半年の間、下値支持力では最も強かった150日線まで下げてきました。短期的にバリュー株を評価する動きが強まるかもしれません。

 米国株は続落。円は、対中資本規制の動きを懸念したものの、対ドルは107円90銭台で横ばい。対ユーロは118円台に軟化。CME日経平均先物は、米株安を受け大証先物終値を105円下回る 2万1705円で帰ってきました。レンジは、2万1670円~2万1985円。週明けの日本株は軟調なはじまりが予想されます。対中資本規制の話が政府関係者の話として流れてきましたが、中国への影響だけにとどまらず、アルゴ運用を通じて他の市場と密接につながっており、実際に実施された場合、ポートフォリオの変更を通し大きな下押し圧力になります。通商協議を控え交渉圧力のツールとして使っているのでしょうが、影響の大きさを過小評価している可能性もあります。国慶節休暇入りする週明けの中国市場への影響が懸念されます。
 詳しくは、明日発信のレポートで注目株を含め先行きを予想してみます。 

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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