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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
10 | 2019/11 | 12
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本日の日本株は方向感の無い動きだったものの、中国株高、米株先物高を好感したほか、先物買い戻しもあり日経平均、TOPIXとも上昇して終了。
 「対中協議に関し、現段階では何も合意していない…」など先週末に相次いだトランプ大統領のツィートを消化した週明けの米国株は、高安まちまちで終わりました。ただ、中身を見ると、737MAXの就航再開にめどがついたボーイングの上げ(単独でダウを108ドル押し上げ)が実態をかさ上げしており、騰落状況を見るとニューヨーク市場、NASDAQ市場とも下落が上昇を上回っており、実際は調整気味に推移したことがわかります。プロ投資家の心理状況を見る「FEAR AND GREED(恐怖・歓喜指数)」指数は、2017年半ば以来の91%に上昇。プット・コールレシオも53%台に低下するなど、やや楽観が行き過ぎている指数も散見されます。今晩、トランプ大統領がニューヨークエコノミッククラブで講演を行う予定ですが、対中通商協議の部分合意に関しおかしなことを言いださないか心配です。このところ、行政府が強硬策に出てきた香港の混乱に関し、通商協議の中断で圧力をかける可能性もあります。MMFなど短期金融商品の残高が増え、一時的に資金を非難させる投資家も増えているようですが、投機的な資金が売買の中心になっていると思われ、悪才材料に弱くなっている側面はありそうです。

 今日の日本株は、米国株が方向感を欠いた展開となり気迷い感から、ほぼ前日終値水準での始まりになりました。日経平均は
寄り後に19円安まで売られる場面がありましたが、主力株への実需買いが入ったこともあり、短時間でプラス圏に浮上。その後は、模様眺めで膠着した展開に…。ただ、中国本土株や混乱が続く香港株が上昇したことを好感。後場半ばからは米株先物が上昇したことや米金利先物が上昇。円が弱含んだことも買いを支援。次第に上げ幅を拡大。引け近くには債券先物が売られると同時に株先物に買いが入ったほか、NTショート(日経平均売り・TOPIX買い)を解消する動きもでて、裁定買いから引けにかけ急速に上げ幅を拡大。引け近くにはこの日の高値2万3545円(前日比224円高)をつけていました。結局、日経平均は反発、TOPIXは6日続伸して終わっていおます。

 日経平均終値は188円17銭高(0.81%)の2万3520円01銭、TOPIX終値は5.64ポイント高(0.33%)の1709.67ポイント。NT倍率は、13.69倍→3.76倍に上昇。前日、NTショートのポジションを組んだ投資家がポジションを解消したか、国債金利上昇を受け株先もpのを買い戻した投資家があり、提灯を付けた投資家が出たことが予想外に上げ幅を広げた要因に…。ユニクロが単独で日経平均を42円分押し上げるなど、裁定買いの影響が大きかったようです。日経平均3本新値は14本目の陽線(陰転値は2万3303円82銭)。出来高は、約1850万株増の12億5976万株、売買代金は201億円増の2兆2015億円と、ともに薄商い。騰落状況は、値上がり1270、値下がり787と買いが優勢。

 日経平均サイコロは9勝3敗、TOPIXは10勝2敗と、ともに警戒ゾーンで変わらず。日経平均RSIは80%→82%に上昇。TOPIXは99%で変わらずと、ともに80%超えの警戒ゾーン。日経平均25日線乖離率は+3.8%で変わらず。騰落レシオは129%→142%と10月2日の141%以来の水準に上昇。テクニカル的には過熱サインが出ているものの、ポートフォリオ内の日本株比率の上げに伴う実需買いや先物買い戻しにともなう裁定買いがベースになっており、過熱感を引きづったままの上げも仕方がないところ。米国株の動きが焦点。
 
 やや上げに勢いを欠いた展開になっていますが、以前から書いてきた、一段高への前提になる「ゾーンA」から一段上の「ゾーン日」への移行の大事なポイントにきています。2017年9月以降では、買い戻しの勢いが強く一気に移転を完了。しばらくはゾーンBの下値を固めた後、ゾーンの上限を目指し 昨年10月高値を付けています。きっちりゾーンBの上限でした。今回もうまく移転すればゾーンBの上限を目指すことになるのですが、まだ、本格的な弱気の踏み上げに至ってないことから、もたもたしているようです。いずれジーン替わりするとは思いますが、短期的には、やや「楽観」が勝っており、過熱調整はしておきたいところ。レポートでは、全体は循環かさ上げになるため、バタバタ売り買いするより、じっくりホールドして値幅を稼いだ方が良い…しましたが、福井コンピューターや五洋建設、建設技研、シグマクシス、トリケミカル研究所など、値幅を重ねるものが増えています。まあ、米国株が危なくなってきたら益出しする方針で良いのでは…。
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週明けの米国株は、米中協議の行方への懸念から売られたものの、好材料の出たボーイングの急伸に支えられ、主力3指数は高安まちまちで終了
 おはようございます。 欧米市場は冬時間に移行。いつもより1時間遅れになりますので、データの収集が大変です。おまけに、転居で、ゴミ出しの仕方や場所が不明で、時間ばかり取られ、書きこみの時間が遅れてしまいました。

 11日の米国市場動向
 ニューヨークダウ      2万7691ドル49セント    +10ドル25セント(0.04%)
 NASDAQ総合指数     846427ポイント       -11.03ポイント(0.13%)
 S&P500            3087.01ポイント       -6.07ポイント(0.20%) 
 CME日経平均先物     2万3370円         +70円 
 米10年国債金利      ベテランズデーで休場
 ニューヨーク原油      5680ドル           -0.38ドル
 GOLD             11456.70ドル         -6.20ドル
 ドルインデックス       98.21ポイント        -0.14


 週明けの米国株は、前週末のトランプ砲(対中協議は何も決まっていない。米国に利益が無い合意はしない)の中身を織り込む動きや香港の混乱のエスカレートを嫌気した売りが先行。ニューヨークダウは100ドル超え下落してスタートしました。スリーエムやマクドナルドなど中国関連株が売られたほか、有力半導体企業への投資判断下げ(クアルコムに対し、モルガンスタンレーが買いから中立に引き下げ)からこのところ人気化していた関連株が売られたこともあり、寄り後にこの日の安値2万7517ドル(前週末比164ドル安)をつける場面も…。ただ、昼にかけドラッグストア大手ウォルグリーンの株式非公開化に関し、投資会社KKR が名乗りを上げたことやボーイングが737MAXに関し12月中にも再開する方針を示唆したことを好感し両社株が急伸するとともに指数もプラス圏に浮上。午後の取引半ばにこの日の高値2万7714ドル(同33ドル高)をつけていました。結局、NYダウは3日続伸したものの、半導体関連の不振からBNASDAQ総合指数、S&P500は反落して終了。

 ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1294、値下がり1631(NASDAQ市場は1440-1682)と、ともに売りが優勢。NYダウ採用30種は、値上がり9、値下がり21。非公開化を計画するウォルグリーンが5.08%、ボーイングが4.55%、それぞれ上昇。2社で指数を128ドル分押し上げていました。アップルが0.79%上げて続きましたが、他の上げは限定的。一方、中国関連のスリーエムが1.76%下落。単独で指数を21ドル分押し下げ。香港の混乱や米中協議への懸念からGSが1.74%下落するなど5銘柄が1%超え下落し指数の足を引っ張ったものの、ボーイングの上げ分を埋めるには至りませんでした。

 主力3指数とも、高値圏での持ち合いの動き。サイコロジカルライン過熱やRSI(9日)が過去の高値付近まで上昇。テクニカルな過熱調整を市場が意識しているようです。また、久々のトランプ砲の炸裂で債券市場で価格が持ち直す可能性もあり、物色の方向感がつかめず模様眺め気分が強まったようです。当面、金利の動き待ちで高値持ち合いの雨後j機になるか…。

 米国株は高安まちまち。円は、米中協議への懸念から買われ、対ドルは109円付近に小幅上昇。対ユーロは120円30銭付近で横ばい。CME日経平均先物は、大証先物終値を70円上回る2万3370円で帰ってきました。レンジは2万3225円~2万3480円。本日の日本株は底堅い動きが予想されるものの、方向感の無い展開になりそう。引き続き、決算発表の内容を受けた個別色の強い流れになりそうですが、指数は米中協議の動向や米株、米債券先物の動きを受けた先物次第の展開。明日夜にパウエルFRB議長の手議会証言を控え、小動き。内外機関投資家の日本株手当て買いから、主力株の堅調な動きが続きそう。売られ過ぎの豆蔵…。
   

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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