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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
10 | 2019/11 | 12
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本日の日本株は、日中の冴えない景気指標を嫌気した売りに加え、軟調な米株先物を受けた先物への売り仕掛けから、続落して終了。
 先週金曜日が24節季の「立冬」。火曜日が「満月」で変化日が重なりましたが、相場の方は変化日を待っていたように調整含みの動きになってきました。「立冬」から干支は「乙亥(きのとい)」となり、相性関係の木と水となりますが、相場にとってあまり歓迎できない恐怖を表す水が出てきます。まあ、占いで相場が動けば世話和ありませんが、テクニカルで見ると、先週の日経平均週足サイコロは9勝3敗(75%)、週RSIは73%、TOPIXの週足サイコロは10勝2敗(81%)、週RSIは74%となっており、サイコロは警戒ゾーンに、RSIも警戒ゾーンの80%に近づいていましたから、調整してもおかしくないところに来ていたことは確か…。短期のテクニカル指標が過熱した段階から、中期の週のテクニカル指標を重視したほうが良い…と書いてきました。また、重要な節目を更新すると、相場はいったん調整し、節目付近が下値支持ゾーンに変わったかどうかを確かめに来るのですが、相場全般に買い一巡感が出てきたことから、下値を探る動きが出てきたといえそうです。

 今日は、朝方発表の7~9月期 GDPが予想を大幅に下回る0.2%成長になったことや、中国の冴えない景気指標を受け、小幅に売りが勝ったものの、海外投資家の買いへの期待感や中国株が上昇して始まったことを好感。前場中は前日引け値付近で堅調に推移。前場半ばに日経平均はこの日の高値2万3360円(前日比41円高)をつけていました。ただ、後場に入ると、米株先物が軟調に推移したほか、債券先物が上昇。金利が低下したことを受け、先物に売り仕掛け(先物売り・円買い)が入ったことから、下げ幅を拡大。後場寄り後まもなくこの日の安値2万3062円(同 257円安)をつけていました。円上昇を嫌気して、最近買われてきた景気敏感セクターが売られたことも、投資家の姿勢を慎重にさせたようです。米株先物が軟調に推移していたこともあり、引けにかけて買い向かう動きは無く、日経平均、TOPIXとも続落。日経平均3本新値が陰転し、短期の弱気相場入りしています。

 日経平均終値は、178円32銭安(0.76%)の2万3141円55銭、TOPIX終値は15.93ポイント安(0.94%)の1684.40ポイント。NT倍率は、13.71倍→13.74倍に上昇。出来高は、約1.85億株増の14億0040万株、売買代金は、878億株増の2兆2436億円。出来高の増加に関しては超低位株が買われた影響もあり、内容的にはいまいちでした。騰落状況は、値上がり371、値下がり1726と、売りが優勢。 日経平均サイコロは7勝5敗に低下。TOPIXは、9勝3敗で変わらず。日経平均RSIは、71%→61%(TOPIXは87%→72%)に、それぞれ低下。日経平均25日線乖離率は、+2.99%→+1.89%に縮小。日経平均先行で過熱調整が進行しているようです。騰落レシオは、134%→127%に低下したものの、120%超えを維持しており物色意欲の強さは健在。

 日米株価とも米債券市場の動きがカギを握る…と書いてきましたが、11月7日に米10年債金利が戻り高値を付け調整に入るとともに、日米とも株式市場は頭打ち感を強めています。米中協議が足踏みに入る一方、トランプ大統領のウクライナスキャンダルがエスカレート。弾劾の可能性が強まってきたこと、また、香港の混乱が米中交渉に与える影響も市場は懸念。再びリスク回避から債券を買い始めたようです。ただ、テクニカル的には、債券は2番底を確認。金利上昇局面入りしており、果たして安全資産としての機能を果たすか疑問です。まあ、債券の調整の間に株式の過熱調整がどこまで進むかの時間勝負になりそう。下値めどについてはレポート直近号の週足の説明のところに予想していますので参考にしてください。まあ、専門家が言うほど今の相場は弱くない。またぞろ、日経でパニック本の宣伝が出ていましたが、今日も大手証券の先物売り越しが目立ちました。おそらく、逆張りの個人投資家が、売り乗せにいっているのだと思いますが、相場の肥やしにならなければいいのですが…。

 レポート注目株では、トリケミカル研究所、シグマクシス、建設技研、福井コンピューターが今日も新値を更新。業績で注目したSBSホールディングスも新値を更新していました。まあ、バタバタ売り買いを繰り返さないでも、エレベーターに乗っていれば上まで運んでくれますね。味噌が付いた豆蔵ですが、好採算の受注が急増しているという背景があり、値固めの状況を見て中期方針でじっくり仕込んでおきたいところ。
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昨日の米国株は、米中協議が暗礁に乗り上げているとの報道を受けて下落したものの、新サービス好調を受けたディズニーの上げに支えられ、高安まちまちで終了。
 おはようございます。 冬時間に移行してから、とにかく書きこみの時間が足りない…。

13日の米国市場動向
 ニューヨークダウ      2万7783ドル59セント    +92ドル10セント(0.33%)
 NASDAQ総合指数     8482.10ポイント       -3.99ポイント(0.05%)
 S&P500            3094.04ポイント        +2.20ポイント(0.07%)
 CME日経平均先物     2万3330円          +30円
 10年物国債金利      1.8912%            -0.018%
 ニューヨーク原油      57.12ドル           +0.32ドル
 GOLD             1463.30ドル          +9.60ドル
 ドルインデックス       98.33              +0.02 


 昨日の米国株は、米中協議への懸念からアジア、欧州市場が軟化した流れを受け、売りが先行。中国関連株などが売られ、NYダウは69ドドル安と下落してスタート。ウォールストリートジャーナルが、「中国が農産物輸入の数値化に抵抗し、合意が難航している」と伝えたことも嫌気され、寄り後にこの日の安値2万7587ドル(前日比104ドル安)をつけていました。ただ、この日行われた上下両院合同委員会でのパウエルFRB議長証言で「3回の利下げは進行中のリスクに対する保険」とし、追加的な利下げを暗に否定。現在の物価上昇率から見て、金融政策は現状が適切…」と述べ、利上げを否定したことが好感され、次第に右肩上がりの展開に。ディズニーが前日から始めた動画配信サービスの契約者数が1000万人を超えたこと好感して急伸したことから上げ幅を拡大。途中、中国側から「状況が変われば、いつでも農産品購入を停止できる」との報道で、前日引け値水準まで下落する場面が会ったものの、引けにかけ買い直され、引け近くにこの日の高値2万7806ドル(前日比115ドル高)をつけ、最高値を更新しています。

 ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1365、値下がり1574(NASDAQ市場は、1336-1800)と、ともに売りが優勢。NYダウ採用30種は、値上がり16、値下がり14。新サービス好調のディズニーが7.6%上昇。単独で指数を72ドル分押し上げ。アマゾンでの販売から撤退が好感されナイキが1.88%上昇して続きました。リスク回避の動きが強まり、コカ・コーラが1.42%、P&Gが1.36%ウォルマートが1.76%、それぞれ上昇。ディフェンシブ系が堅調。7銘柄が1%超え上昇し指数の上げに寄与。一方、中国関連のキャタピラーが1.2%下落したものの、1%超え変動したのは同社のみ。金利低下を嫌気しJPモルガンが0.59%、GSが0.51%、それぞれ下落したもののいずれも下げは限定的。

 主力3指数は高安まちまち。米中協議の難航が伝えられリスク回避の動きが強まったことから、バリュー重視の流れになり、ハイリスクのグロース株が敬遠されNASDAQ総合指数は反落していました。米中協議の先行きが不透明になり、金利の方向がつかみづらくなったことから、S&P500 やNASDAQ総合指数は高値持ち合いの動きに入っています。当面、米中協議の結果待ちで高値波乱の動きが続きそう。

 米国株は高安まちまち。円は、米金利低下を受け対ドルは108円80銭台、対ユーロは119円70銭台に、ともに小幅上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を30円上回る2万3330円で帰ってきました。レンジは2万3165円~2万3500円。本日の日本株は、為替や米株先物睨みの神経質な展開になりそう。本日で決算発表が一巡することから、手掛かり材料難となり先物の影響が増す懸念も…。円の上昇はあるものの米SOXの上昇を受けた半導体周辺銘柄や国土強靭化関連に注目。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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