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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
10 | 2019/11 | 12
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昨日の米国株は、米中合意への懸念やファーウエイ規制の3か月延長など好悪材料の間を揺れ動いた後、主力3指数とも続伸。そろって最高値を更新して終了。
 おはようございます。 米中協議の難航…。やはり、トランプ大統領の動きが障害になっていたようです。下手をすると弾劾の結論や大統領選の結果が出るまで、中国側が待ちの姿勢に変わってしまうかもしれませんね。中国側は、以前からトランプ大統領のちゃぶ台返しが最大の交渉リスク…としていましたが…。

 18日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       2万8036ドル22セント    +31ドル33セント(0.11%)
 NASDAQ総合指数      8549.93ポイント       +9.10ポイント(0.11%)
 S&P500             3122.03ポイント        +1.57ポイント(0.05%)
 CME日経平均先物      2万3395円          -35円
 10年物国債金利        1.820%           -0.013%
 ニューヨーク原油        57.05ドル          -0.67ドル
 GOLD               1471.40ドル         +2.90ドル
 ドルインデックス        97.82              -0.18 
   

 週明けの米国株は、小幅に続伸。主力3指数とも最高値を更新して終了。朝方は、CNBCが「中国政府が通商合意に関し悲観的なムードになっている」と報道。トランプ大統領が追加関税の撤廃に消極的になっていることなどが要因。これを嫌気し投資家の三億選り姿勢が強まるなか中国関連株が売られ、ニューヨークダウは寄り後にこの日の安値2万7969ドル(前週末比35ドル安)をつけていました。ただ、大統領とFRB議長の会談が行われ、ドル安やマイナス金利について話し合われたことが伝わると、利下げ継続への期待が高まったほか、午後に入りファーウエイへの規制猶予期間を90日延長することが発表されると、引けにかけ上げ幅を拡大していました。

 ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1267、値下がり1674(NASDAQ市場は、1374-1797)と、ともに売りが優勢。NYダウ採用30種は、値上がり14、値下がり16。新動画配信サービス好調のディズニーが2.06%上昇。単独で指数を20ドル分押し上げ。ハト派的なヘルスケア改革法案を好感しユナイテッドヘルスが1.31%上昇。指数を24ドル分押し上げ。ディフェンシブ系のウォルマートが1.16%、P&Gが1.12%、コカ・コーラが0.68%、それぞれ上昇し指数の上げを支えました。一方、中国関連のキャタピラーが1.18%、ダウが0.98%、スリーエムが0.78%、それぞれ下落。

 主力3指数とも、続伸。そろって高値を更新しています。米中協議の先行き不透明感は残るものの、指数がじりじりと高値を更新する動きを見ると、堅調な内需を再評価し、徐々に株式市場に資金を戻す投資家が増えているようです。ただ、慎重な投資家も多く強気と弱気の売買が交錯。ニューヨークダウの終日値幅は71ドルと小幅なレンジの動きでした。景気の先行きに対して強気の株式市場、先行きに対し弱気の債券市場と投資家の見方が割れており、しばらくは両社の綱引きから膠着したうごきが続きそう。高値を更新できない債券に対し、高値を更新し続ける株式市場の動き…答えは見えているような気がしますが…。

 米国株は続伸。円は、リスク回避の動きや米金利低下を受け、対ドルは108円60銭台に小幅上昇(一時は109円04銭に下落)、対ユーロは120円30銭台に小幅下落。CME日経平均先物は、大証先物終値を35円下回る2万3395円で帰ってきました。レンジは、2万3270円~2万3495円。本日の日本株は指数が膠着感を強める中、新興市場株はや好業績小型株など個別の材料株を中心にに買われそうです。直近レポートでも触れていますように指数に関しては最大の関門に差し掛かっており、この壁を突破するには売り方の踏み上げが必須条件。米債券市場の動きが不透明になっており、当面は米金利の動き待ち。今日の日経で、今回の相場は2017年型をなぞる動きになる…とのJPモルガンの見方を伝えていますが、レポートでは以前から主張してきたことです。とにもかくにも、指数に関しては、米金利の動き次第…。CTAにつながる欧州系証券が先物の買い持ち高を増やし始めたことが注目されます。

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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