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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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週末の米国株は、新型肺炎の感染拡大の経済への影響や原油の暴落を嫌気。リスク資産から安全資産への乗り換えが加速し、続落して終了。
 おはようございます。 日本は1997年に犯した政策大失敗を、また繰り返してしまったようです。消費税引き上げが決まったとき、レポートでも1997年以降の流れが始まったのでは…と懸念しました。1997年は消費税引き上げや日銀のj引き締め転換。大蔵省の公共支出削減で需要が急激に収束するなか、4月の消費税引き上げ後の3か月後に、タイバーツの下落に始まるアジア通貨危機が勃発。98年にはロシアがデフォールト(債務不履行)を引き起こし、米FRBが金融緩和を行うことで通貨危機は収束。後にITバブルを生みだすことになりました。ただ、自国の需要を自ら削減したところにアジア通貨危機による輸出需要の減少が需要不足に拍車をかけ、その後の金融機関や一流企業の倒産や人員整理の嵐に見舞われ、世界の経済成長の流れから取り残されることになりました。政策失敗の原因ははっきりしているのに、その後も消費税の修正は行われず、大蔵省→財務省とつながる異常な財政均衡主義が常に消費税引き上げを指向。日本経済の立ち直りの足を引っ張り続けています。

 レポートでも、当時のアジア通貨危機と同じような危機が発生すると、同じ流れが起きるのではないか…と懸念しましたが、これまた当時と同じ税上げ3か月後から「新型肺炎」の感染拡大が始まり、人、物の流通が遮断。インバウンドの現象、サプライチェーンの破壊による輸出入の減少、消費税引き上げによる消費低迷など急速な需要の減少を招いています。恐ろしいくらいの類似性です。ここで、当時と同じ対応を取ると何が起きるかは明らか…。こんな時に、財務省の意図を受けたIMF出向者は消費税の15%への引き上げをIMFの権威を借りて提唱する始末。「財政均衡成って、国滅ぶ…」という事でしょうか。市場はアベノミクスの原点に帰れ…と言っているように思われますが、政治は果たして財務省の意図を無視して、正しい選択をすることができるのでしょうか?
「神の配剤」などという言葉は使いたくありませんが、同じ愚を犯すのかどうか、神に試されているという意識をもって政治に臨んでもらいたい。「偽りの夜明けに騙された」などの言い訳は聞きたくない。

 6日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        2万5864ドル78セント    -256ドル50セント(0.98%)
 NASDAQ総合指数       8575.62ポイント       -162.98ポイント(1.87%)
 S&P500              2972.37ポイント        -51.57ポイント(1.71%)
 CME日経平均先物       2万0430円          -280円
 10年物国債金利        0.768%            -0.147%
 ニューヨーク原油        41.28ドル           -4.62ドル
 GOLD               1674.30ドル          +6.30ドル
 ドルインデックス         96.05              -0.78 
  

 週末の米国株は、新型肺炎の米国内での感染拡大に神経質になる中、この日行われたOPECプラスの総会で、ロシアなどの反反対で大幅減産(日量150万バレル)案が流れたことを受け、原油価格が暴落したことを嫌気。欧州株が全面安しした流れを引き継ぎ、売りが先行。投資家の懸念はピークに達し、VIX指数が急伸。アルゴ売買がリスク資産を減らし債券に乗り変えるアルゴ売買が増加。ニューヨークダウは664ドル安と急落してスタート。この日発表の雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を上回る増加になったことから押し目買いが入り下落幅を縮める場面があったものの、10年債金利が過去最低の0.6%台に低下。原油価格も10%を超える下げになると、銀行株やエネルギー株が売られ、再び下げ幅を拡大。午後の取引半ばにはこの帆の安値2万5226ドル(前日比895ドル安)をつけていました。引け近くに、クドローNEC委員長が「新型肺炎による企業業績の悪化に対策を講じる」と発言すると、週末のポジション調整の買い戻しも入り急速に下げ幅を縮小していました。

 ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り543、値下がり2461(NASDAQ市場は、691-2604)と、ともに売りが優勢。NYダウ採用30種は、値上り12、値下がり18。引け際に値を戻すまで、値上がりは2銘柄にとどまっていました。マスクなど衛生商品に売り行き増加を期待しドラッグストア大手ウォルグリーンが3.55%上昇。スリーエムが1.48%、映像配信部門が注目されたディズニーが1.13%それぞれ上昇。一方、金利の急落と経営トップの入院が嫌気されたJPモルガンが5.17%、GSが2.99%、それぞれ下落。2社で指数を80ドル分押し下げ。原油価格の急落を受けエクソンが4.83%下落したほか、景気敏感株を中心に売られ16社が1%超え下落。指数の足を引っ張りました。
 
 主力3指数とも続落。この週は乱高下したものの、週間では揃って反発。NASDAQ総合指数は、200日線から下げ幅を縮めるなど2番底を意識した動きが出ました。中国で生産活動が再開されるなど正常化へ向けての活動が始まったものの、人や物の移動が制限されており、正常化には時間がかかりそう。4月中旬から1~3月決算の発表が始まりますが、新型肺炎の企業影響への影響を経営者がどう見ているかがわかるまで下値での波乱が続きそう。2番底か…、それとも2段下げに入るか…。

 米国株は続落。円は、リスク回避の動きと米金利急落を受け対ドルは105円30銭台(一時、104円98銭)、対ユーロは118円90銭台に、それぞれ上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を280円下回る2万0430円で帰ってきました。レンジは、2万0210円~2万1065円。米国株は、週間で反発したものの、日本株は4週続落。日経平均の週足サイコロは4勝8敗(33%),週RSIは29%、13週線とのかい離は-11%…2015年調整の時の週RSIは20%…十分な調整なのか、それともまだ調整不足なのか…。円相場、株価とも分水嶺に差し掛かってきました。 詳しくは明日発信のレポート3月8日号で解説します。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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