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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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昨日の米国株は世界的な人の移動の遮断や新b型肺炎の感染拡大による経済損失を懸念したパニック的な売りに、大幅続落して終了。NYダウは過去最大の下げ幅に…
 おはようございます。トランプ大統領の新型肺炎対策演説、市場がマイナス金利の深堀を期待していたECB理事会…と市場の期待は裏切られ続け、株価の下値模索が続いています。来週は18日に米FOMC(連邦公開市場委員会)を控えていますが、短期金利予測はFOMCでのゼロ金利への引き下げを97%織り込んでいるといいます。FRBが敢えて金利を残し、次の対策に備えるか、市場の期待に沿う形でゼロ金利に踏み込むか…来週は、天下分け目の関ヶ原になりそう。ただ、ブラックマンデーや金融危機と異なり、今回の下げは新型肺炎による景気後退懸念と、要因がはっきりしています。感染の拡大収束の先行きが見通せないことが市場の不安感を強めています。具体的な世界経済での損失額が具体化してくれば市場の不透明感は晴れて、新たな状況を織り込みにかかるはずです。ちなみに、6日現在のS&P500の予想EPSは170.62ドルですが、これを基に算出した昨日のS&P500のPERは14.54倍。昨年末の19.77倍に比べると割高感は修正されてきています。今後、アナリストによる業績見通しの修正作業が始まり予想EPSの修正が行われますが、この数字をもとに現在の水準が、まだ割高か、売られ過ぎかが算定できるようになってきます。相場にとって一番怖いのは「何が原因で下げているかわからないこと…」。このケースでは後になって市場のファンダメンタルを一変させる動きが出てくることが多いようです。下げの恐怖に立ち向かうところ…。
 
 12日の米国市場動向
 ニューヨークダウ          2万1200ドル62セント     -2352ドル60セント(9.99%)
 NASDAQ総合指数         7201.80ポイント        -750.25ポイント(9.43%)
 S&P500                2480.64ポイント        -260.74ポイント(9.51%)
 CME日経平均先物(6月)     1万6855円           -1505円
 10年物国債金利          0.794%             -0.029%
 ニューヨーク原油          31.50ドル            -1.48ドル
 GOLD                 1575.90ドル          -66.40ドル
 ドルインデックス           97.46              +0.95


 昨日の米国株は、トランプ大統領が欧州からの入国禁止措置を打ち出したことを受けアジア株が急落。アジア株安を受けた欧州市場も、ECBが利下げに踏み切らなかったことに失望。軒並み二ケタを超える下落になったことを嫌気。朝方から全面安商状となりニューヨークダウは1369ドル安の2万2184ドルと大きく窓を開け、下放れて始まりました。寄り後にサーキットブレーカーが発動し取り引きが中断するなど、週明け9日のパニック的な売りを再現するような動きとなり寄り後も下げ幅を拡大。昼過ぎにNY連銀がレポ取引の規模を拡大して実施したことを好感し、下げ幅を716ドルまで縮める場面もありました。ただ、VIX指数(恐怖指数)が金融危機時の約60ポイントを上回る76ポイント台まで上昇するとアルゴ売りも出て、引けにかけ下げ幅を拡大。引け近くにはこの日の安値2万1154ドル(前日比2399ドル安)をつける場面もありました。積極的に買い向かう動きは無く、主力3指数とも続落。この日の安値圏で取引を終えています。

 ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り76、値下がり2990(NASDAQ市場は、183-3220)と、ともに全面安商状。NYダウ採用30種は、すべて下落。受注がマイナスになったボーイングが18.1%下落。単独で指数を232ドル分押し下げ。景気敏感、中国関連のダウが15.43%下落。新型肺炎による入場者減を嫌気しディズニーが12.98%下落。12銘柄が10%超え下落し指数を押し下げていました。下落率が最も少なかったのはユナイテッドテクノロジーズの4.66%安でした。
 主力3指数とも続落。

 ニューヨーク市場の52週来安値更新銘柄数は、2377。同市場上場銘柄に占める比率は約78%に達し、週明け月曜日の53%を大きく上回り、投資家が総悲観に傾いた状況が読み取れます。頭のところでも書きましたが、新型肺炎の感染拡大の経済へのマイナスの影響が予想より膨らむとの投資家の見方が「総悲観」につながったようです。米国では、株のことなど放送したことが無い番組が、持ち株を手放すよう促すような発言をし、今日の日本でもおそらくワイドショーで株価暴落のことが取り上げられ、素人コメンテーターがネットで仕入れた情報で弱気のコメントを流すことになるんでしょう。ただ、2006年のデイトレブームの時NHKのワイドショーが特集で取り上げ持ち上げた時が天井になりました。ここからは、一時の感情に流されず、冷静な目で市場の変化を探るところ…。

 米国株は大幅続落。ニューヨークダウは、月曜日の下げを抜き、過去最大の下ら鵜幅に…。円は、逃避通貨として主要通貨に対しドルが買われた流れを受け、対ドルは104円70銭台に小幅下落。対ユーロは117円10銭台に上昇。CME日経平均先物は6月限りと出来高が逆転。限月交代を果たしましたが、終値は1万6885円(大証終値比1505円安)で帰ってきました。レンジは、1万6650円~1万9135円。本日の日本株はメジャーSQ。6月限り、9月限りと先安になっており、裁定買い残を乗り換えず今日清算する投資家が多いとみられ、裁定買い残4290億円の現物売りが懸念されています。中国発のサプライチェーン危機、オリンピック開催の有無など日本独自のマイナス要因を抱えており、投機筋の売り仕掛けが懸念されます。ただ、週明けに日米の中銀会合を控えているほか、危機意識の高まりから休み中にも何らかの対策が出される可能性もあり、投機筋も一旦は買い戻しにでる可能性も…。引き続き米株先物、米債券先物の動きを受けた先物リードの展開。そろそろ、現物のヘッジという本来の目的から遊離した先物に対する何らかの規制措置が必要な段階になっていると思いますが…。当局は何もしてくれないんでしょうね~。


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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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