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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2020/03 | 04
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本日の日本株は、米株高を受け上昇して始まったものの、アジア株安や米株先物安を受けた引けにかけての売りで、高安まちまちで終了。日経平均は引けの安値を更新。
 金融面、財政面から新型肺炎の経済へのマイナスの影響を緩和しようと、世界各国が協調して動きだしましたが、相場の方は毛もう一つ落ち着きません。感染が拡大の一途をたどっており収束のめどが立たないことから経済への影響もさらに大きくなるのでは…との疑心暗鬼が生まれているようです。収束のめどが立てば、それなりの需要喪失の規模もわかるのですが…。結局、日柄をかけて消化するしか直のかも…。
 
 日本では、まともな投資家は見送り気分を強めていますが、今月は決算月に当たっており、今週がヤマ場になりますが、損株価下落に伴う評価損の計上。穴埋めのための国債や米国債の売却などが市場をかく乱している側面もありそう。期末が近付くにつれ、機関投資家は動けなくなりますが、一方で、海外先物筋や鞘取り投資家の動きが活発になっています。今日の日本株は、昨日の米株高や大型の財政出動を好感し、買い先行で始まったものの、1万7400円付近になると頭が重くなり、1万7000円付近になると押し目買いが入り下げ渋る…という動きを繰り返し、レンジ相場を形成していました。米株先物は終日大幅安して推移していましたが、これに足を引っ張られることなく、堅調に推移。何らかの資金(公的年金?)が下値を買っていることを思わせました。しかし、引け近くになると米株先物が下落幅を拡大したこともありますが、先物市場にまとまった売りが出て、この日のレンジ下限を切り下げ幅を拡大。引けにかけて売られ、日経平均は、引け近くにこの日の安値1万6698円(前日比313円安)をつけ、結局、日経平均は反落。TOPIXは続伸して終わりました。 

 日経平均終値は、284円98銭安(1.68%)の1万6726円55銭と引け値での安値を更新。TOPIXは2.38ポイント高(0.19%)の1270.84ポイントと小幅続伸。NT倍率は13.41倍→13.16倍に急低下。出来高は、約3.46億株減の27億1881万株、売買代金は、2607億円減の4兆1106億円。騰落状況は、値上り835、値下がり1298と。売りが優勢。
 日経平均サイコロは、4勝8敗に低下。TOPIXは、4勝8敗で変わらず。日経平均RSIは、9%で横ばいだったものの、TOPIXは15%→17%に上昇。日経平均の25日線かい離率は、-20%→-20%。騰落レシオは44%→45%に小幅上昇。RSIや25日線かい離率、騰落レシオは売られ過ぎを暗示したまま。

 NY倍率の低下が目立ちます。3月9日の14.18倍をピークに低下し始めました。先週あたりから立会時間中や引けにかけて日経平均が急激に下がる場面が散見されますが、今週も月曜日は引け近く、火曜日は昼にピークをつけ急速に下落。今日は非か近くから急に下げ幅を拡大。この3日間に共通するのは、いずれもTOPIXが上昇しているか、または、下落率が日経平均より小さいこと。朝方はNTロング(日経平均買い・TOPIX先物売り)を仕掛け、引け近くになるとポジションを解消(日経平均売り・TOPIX買い)するなど、ロング&ショートのプログラム売買を行っているんでしょう。日銀のETF買いの90%がTOPIX型になっていることから、日経平均に対しTOPIXが強くなることに付けこんで、N、T間でプログラム売買をしているのではないでしょうか。決算期末になり、先物も現物も板が薄くなっていますから、まとまった売りが出てくると、振幅が大きくなってしまいます。彼らは、個別でもTOPIX型の銘柄(例えばNTT)を買い、日経平均型(例えばユニクロ)を売る、ロングアンドショートの売買もしているようです。まあ、現物市場が3時に終わったあと、先物が終わりまでの15分のタイムラグを利用して悪さをするなど、今の日本市場は、彼らがやりたい放題をやるために存在しているようなものですね。

 レバレッジが高いので、わずかな資金で日経平均先物を売買できることから、CTA(商品投資顧問)など短期の投機筋がやりたい放題。先物市場での特定証券の売買シェアが大きくなっても取引所から注意もうけていないようですから、投機筋にとっては酒池肉林の市場とも言えます。ここ最近の先物売りの威力がすごかったことは、今日発表された裁定取引の状況を見ればわかります。先週は、裁定解消売りが出たことから裁定買い残は1862億円減少し2427億円と、干上がった状態。一方、先もに売りが先行することで裁定売りの機会が増加。同じ期間に裁定売り残は4350億円も増加。裁定売り残は1兆7500億円に積み上がってきました。売り残は買い残の7.2倍。先週の先物売りの威力がすごかったことがわかります。まあ、少ない資金で日経平均の捜査まがいのことができるんですから、こんなおいしい市場はありませんね。おまけに、監督当局に改善する気持ちが無いという事ですから…。当面は、米国市場の落ち着き待ち…。新型肺炎の感染拡大は、一方で需要の先送りの性格もありますから、沈静化を待たなければ仕方がありません。日銀のETF買いでメリットを行ける小型株の売買でしのぐしかないか…。それにしても、NT倍率は昨年2月の13.16倍を下回ってきましたが、どこまで低下するんでしょう。

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昨日の米国株はベーシックインカムの支給など大型の財政政策の発動や中国の受注回復を好感。買い戻し主導で急反発して終了。
 おはようございます。 世界各国の中央銀行が利下げや流動性の供給拡大策を打ち出したものの、市場の反応はもう一つでした。新型肺炎による需要喪失に対しては金融政策よりも新たな需要を創出する財政政策の方が望ましいと、市場は見ていたのでしょう。これに応えるように、昨日米政府は、米国民に小切手(1000ドル?)を送るベーシック・インカム政策を検討。議会と協議し、一両日に決定。2週間以内に送付することを決めました。政府が要請した飲食や集会の抑制要請により、収入の道を断たれる飲食店従業員や新型肺炎禍で売り上げが低下し解雇され、家賃などの支払いに窮する人に対する救済を目的に行われます。

 また、FRBが企業の資金調達の有力市場になっているコマーシャルペーパーの買い手が減少したことを受け、FRBが買い入れる緊急措置コマーシャル・ペーパー・ファンディング・ファシリティ(CPFF)を金融危機以来発動することを決定。2万ドル大台を割り込んでいたニューヨークダウは、上げに転じ、買い戻しを交え急速に上げ幅を拡大していました。欧州や米国の一部の州で外出禁止令が出されるなど、新型肺炎対策が強化されたことで、封じ込め活動がピークを迎えたのではないか…といているところに、金融危機後の中国の巨額財政出動が行われ、市場が底打ち反転したことを彷彿させたようです。今回の対策に関しては、民主党も協力的といわれます。債券市場は急落し、10年国債金利は1%の大台を回復。債券から株式への資金シフト期待も戻ってきそう。一番底形成の契機になればいいのですが…。

 17日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        2万1237ドル83セント      +1048ドル86セント(5.2%)
 NASDAQ総合指数       7334.78ポイント         +430.19ポイント(6.23%)
 S&P500              2529.19ポイント         +143.06ポイント(6.0%)
 CME日経平均先物       1万7105円            +435円
 10年物国債金利        1.082%              +0.348%
 ニューヨーク原油        26.95ドル             -1.75ドル
 GOLD               1528.90ドル           +42.40ドル
 ドルインデックス         99.56               +1.49 
 

 昨日の米国株は、前日大幅に下落し、2万ドル大台に迫ったことからテクニカルな押し目買いが先行。ニューヨークダウは299ドル高と反発してスタートしました。買い一巡後は、この日発表の小売売上(2月)が大きく落ち込みマイナスになったことを嫌気。一転して売りに転じ寄り後まもなくマイナス圏に下落。この日の安値1万9882ドル(前日比306ドル安)をつけ一時的に2万ドル大台を割り込んでいました。しかし、トランプ政権が会見を行いベーシックインカム制の導入など大型の刺激策を検討していることを表明すると、安心から買い戻しが増加。安全資産の債券から株式に乗り換える動きも加速。一気に上げ幅を広げ昼過ぎにはこの日の高値」2万1379ドル(同1191ドル高)をつけていました。買い戻し一巡後は戻り売りと押し目買いが交錯。引けにかけては2万1000ドル大台を鋏んだ膠着した動きになりました。この日は、ドイツがユーロボンドを発行し財政刺激に備える動きをしめしたほか、スペインが2000億ユーロの刺激策を発表。ダウの経営トップが中国需要の回復に言及したことも投資家の期待につながりました。

 ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り1817、値下がり1202(NASDAQ市場は、2216-1140)と買いが優勢。NYダウ採用30種は値上がり27、値下がり3。中国需要回復を受けダウが20.91%上昇。トラベラーズが13.3%上昇して続きました。ディフェンシブ系が強くユナイテッドヘルスが8.5%上昇。単独で指数を130ドル分押し上げ。P&Gが8.98%上昇し、指数を66ドル分押し上げ。J&Jが7.44%上昇。ハイテク系も強く、インテルが12.26%、マイクロソフトが8.22%、それぞれ上昇。一方、金融不安が噂されるボーイングが4.22%下落。単独で指数を37ドル分押し下げ。映画館の閉鎖を嫌気しディズニーが1.56%、マクドナルドが0.93%、それぞれ下落。

 主力3指数とも反発。ともに買い戻し主導で上げています。まだ、新型肺炎の感染が拡大しており、1回限りのベーシックインカムの支給で足りるかどうかは不明ですが、大型の対策が出てきたことを市場は好感したようです。明確な底入れサインは出ていませんが、当面は、新型肺炎の広がりと需要喪失に対する世界協調の財政出動効果が綱引きし、底固めをすることになりそう。

 米国株は反発。円は、ドル確保の動きから主要通貨に対しドルが買われた流れを受け、対ドルは107円70銭台に下落。対ユーロは118円40銭台と小幅下落。CME日経平均先物は、大証先物終値を435円上回る1万7105円で帰ってきました。レンジは、1万6070円~1万7345円。本日の日本株は、CME終値にサヤ寄せして始まった後は、米株先物睨みの神経質な動きに。ダウ経営トップが中国需要の回復に言及しており、中国関連の動きに注目が集まるか…。日銀のETF購入拡大は小型株にプラスに作用する可能性が強く、米SOX指数の急反発もあり半導体関連にも注目。指数は海外投機筋の動き次第…。米株先物は下落して推移しているが…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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