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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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昨日の米国株は、新型肺炎禍の影響が米雇用の数字に現れたことを嫌気した売りに、大幅続落したものの、相次ぐ中銀や政府の剤せぢ対応を再評価。景気敏感株を中心に買い戻され反発して終了。
 おはようございます。

 19日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        2万0087ドル19セント     +199ドル27セント(0.95%)
 NASDAQ総合指数       7150.57ポイント        +160.73ポイント(2.30%)
 S&P500              2409.39ポイント        +11.29ポイント(0.47%)
 CME日経平均先物       1万6995円           +445円
 10年物国債金利        1.158%             -0.027%
 ニューヨーク原油        25.22ドル            +4.85ドル
 GOLD               1473.00ドル          -4.90ドル
 ドルインデックス         102.94             +1.78 
 

 昨日の米国株は、朝方発表の新規失業保険申請件数が7万件増の28万1000件と大幅に増加したことから新型肺炎の影響が雇用に及び始めた…と懸念。売りが先行しニューヨークダウは68ドル安と続落してスタート。寄り後に発表されたフィラデルフィア連銀製造業景況指数(3月)が、前月の+36.7から-12.7に大幅に落ち込んだことも嫌気され、寄り後まもなく、この日の安値1万9177ドル(前日比721ドル安)をつけていました。ただ、ECB(欧州中央銀行)が大型の緊急債権買い取りプログラム(7500億ユーロ)の発動、イングランド銀行の緊急利下げと国債買取額の増額、中国の地方債発行による大型の景気刺激策に関する報道など、政府、中銀の対応が相次いだことを好感。銀行や小売りなど景気敏感株が買い戻され、次第に下落幅を縮小。昼頃にはプラス圏に浮上していました。午後、財務長官が戦力備蓄の増強で約200億ドル規模の原油購入計画に言及。トランプ大統領がサウジに原油減産を呼びかける方針などを受け原油価格が急伸。エネルギー株がリードする格好で上げ幅を拡大。引け近くにはこの日の高値2万0442ドル(同544ドル高)をつけるなど上下に大きく振れる値動きの荒尾展開に…。結局、主力3指数とも反発して終了。VIX指数は84.26ポイントまで上げ4.45ポイント安の72.0ポイントと小幅に」低下。

 ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り2313、値下がり721(NASDAQ市場は、2559-797)と、ともに買いが優勢。NYダウ30種
は、値上り18、値下がり12。マクドナルドが8.9%と採用銘柄中最大の上げ。単独で指数を83ドル分押し上げ。景気敏感株の見直しからGSが6.76%、ダウが6.35%、ディズニーが6.9%、それぞれ上昇。17社が1%超え上げ指数に寄与。一方、ディフェンシブ系のウォルグリーンが8.07%下落。コカ・コーラが6.73%、P&Gが5.64%それぞれ下落。値上がり、値下がりとも振幅の大きい雨後委でした。

 主力3指数とも反発。前日までは、世界の中銀や政府の対応に対し反応薄でしたが、この日は、ECBの大型資金供給や中国の大型の景気刺激策報道に素直に反応。景気敏感株が買い戻されるなど市場の反応に変化が見られます。これまで、日々の動きでザラバ安値を更新する動きが続きましたが、ここにきて、NASDAQ総合指数が3日連続でで日足陽線をつけるなど下値抵抗力つける動きが出てきました。まだ、不安定な動きですが底値を意識した動きが出てきたことには注目。

 米国株は続伸。円は、世界的なドル需要の増加を受け対ドルは、110円80銭台、対ユーロは118円10銭台に、それぞれ下落。CME日経平均先物は、大証先物終値を445円上回る1万6995円で帰ってきました。レンジは、1万6055円~1万7340円。先週の日経平均は週間で878円(5.0%)と6週続落。TOPIXは、同21ポイント高(1.7%)と6週ぶりに反発。指数間で異なる終わり方になりました。海外投機筋の間で日銀のETF買いでTOPIXが底堅く推移する可能性があることから、NT倍率を利用したロングショートプログラム(日経平均先物売り・TOPIX先物買い)を構成する動きがある…としましたが、昨日のNT倍率は12.9倍と一昨年半ば以来の水準に低下してきました

。朝方、NTロング(日経平均先物買い・TOPIX先物売り)を仕掛け、ザラバ中に解消することで、突然に日経平均が崩れ出すという動きが目立ってきました。日銀のTOPIX型ETF買いで小型株の押し上げ効果が出ていますが、一方で、日経平均型の買取りが少ないことから、先物売りの影響が強まり採用銘柄に売り圧力がかかるといういびつな動きが目立ってきました。ただ、NT倍率の水準は異常なレベルまで低下しており、ロング&ショート筋の取り組みが変わると、指数の動きや物色内容が多くく変化するリスクもあります。まだまだ、不安定な動きが続きそう。米国株の動きが全てのカギを握る…。詳しくは、日曜日のレポートで解説します。

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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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