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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2020/03 | 04
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本日の日本株は、米新型肺炎対策法案の成立難航を嫌気した益出しの売りのほか、NT間売買の解消を受け、た先物売りに反落して終了。
 米国の新型肺炎禍対策ですが、合意されたとは言うものの、すんなり議会を通過…というわけにはいかないようです。身内の共和党議員から、レイオフ(一時帰休)を受けた労働者が従来の賃金を上回るような失業手当を受け取らないよう給付に上限をもうけるように求めたのに対し、民主党のサンダース氏らが、合意内容の変更を求めるなら、企業への支援金に対し監督を強めるよう変更を求めるなどし法案成立を阻止するとしたことから混迷の度合いを含めてきました。既に、店舗の閉鎖からレイオフ処分を受け、日数が立った失業者も多く、家賃やローンの支払いのため、一日でも早い小切手の支給が必要になっているのに、この体たらくでは…。米国では、重要法案になると、議員が自分の名前を関した法案を成立させたい売名行為みたいな動きが出てきますが、今回もこの類のものかもしれません。市場の方も昨日のうちには成立すると期待していたところもあるようで、引けにかけ急速に上げ幅を縮小していました。米国の議員さんには「○○こ頭」というあだ名があるようですが…。早いとこ法案を成立させてもらいたいものです。

 本日の日本株は、CME日経平均先物が高く帰ってきていたものの、米国で新型肺炎対策法案の成立に影が差してきたことを嫌気。日本でも東京都が週末の外出自粛要請を出し、これに追随する自治体が出てきたことから、日本でも爆発的な感染拡大が始まるのでは…との懸念から売りが先行。日経平均は312円安と反落してスタートしました。昨日まで3日続伸し3000円を超える上げになっていたことから、益出しの売りが増加したことや、米株先物が下落したことを受けて円を買う動きが強待ったことを受け、日経平均先物に売りが増加。次第に下げ幅を拡大する展開に…。後場寄りにかけては日銀ETF買いへの思惑から下げ幅を縮めるべ面があったものの、NT間の売買に絡む先物売りから指数寄与度の高い銘柄に裁定仮称売りが入り、引けにかけて指数は下げ幅を拡大。引け間際にはこの日の安値1万8512円(前日比1034円安)をつけていました。結局、日経平均、TOPIXとも4日おぶりに反落して終了。VI指数は5.9ポイント上げ54.18ポイントに上昇。米国と同様、市場は落ち着かない動きが続いています。

 日経平均終値は、882円03銭安(4.51%)の1万8664円60銭、TOPIXは、25.3ポイント安(1.78%)の1399.32ポイントと、ともに4日ぶりに反落。NT倍率は13.72倍→13,34倍に低下。出来高は、2.3億株減の204967万株、売買代金は、1781億円減の3兆3049億円とともに減少。騰落状況は、値上り897、値下がり1226と、売りが優勢。
 日経平均サイコロは、5勝7敗、TOPIXは7勝5敗で、ともにかわらず。日経平均」RSIは40%→35%(TOPIXは、42%」→38%)に、それぞれ低下。日経平均25日線かい離率は、-3.0%→-6.5%に拡大。騰落レシオは62%→66%に上昇。指数が売られ過ぎおーンから脱出できないなか、TOPIX型ETF買いの効果で、物色葉には拡大する動き。

 レポートでは、戻りの第一めどとして一昨年クリスマス底のポイントを上げておきました。日米ともこの水準でもたついています。また、先週は日銀ETF買いの増額が決まって以降、NTショート(日経平均先物売り・TOPIX先物買い)が増え、NT倍率は14倍台から12.9倍台まで一気に低下しましたが、今週に入り、米国株の堅調な動きを受けNTロング(日経平均先物買い・TOPIX先物売り)を組む投資家が多く、日経平均先物買いが先行。ユニクロやソフトバンク、東京エレクトロンなど指数寄与度の高い銘柄が裁定買いで買われてことで指数を押し上げています。

 しかし、昨日までにNT倍率は13.72倍に上昇。以前のレンジ上限(13.8倍付近)に来ていたことから、米株の弱い動きを見てNTロングを巻き戻す動きが増加。日経平均先物に売り圧力がかかり、裁定解消売りから、前日まで買われていた指数寄与度の高い銘柄が売られ、日経平均を押し下げています。ユニクロだけで日経平均を239円、ソフトバンクで84円分、押し下げていました。市場は、再び、不透明感を強めており商いも減少。指数売買にともなう現物株の振幅が大きくなり始めています。まあ、一発目の戻りは一巡しましたが、レポートでは詰めを伸ばさず「儲けてなんぼ」で対処するのが無難…としましたが、やはり値を消すのも早かったようです。まあ、振幅は大きいですが、大勢2番底を取るには、まだ日柄が必要ですし、戻りも足りませんので、いずれ、第2目標のゾーンまではあると思います。米国株の動きを見ながら次のエントリーチャンス待ち…でしょうか。五洋建設は結構なリバウンドになりました。
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昨日の米国株は、新型肺炎対策法案の合意を好感したほか、一部指数寄与度の大きい銘柄の上げにリードされたものの、法案成立への懸念などから売られ、高安まちまちで終了。
 おはようございます。昨日も実家絡みの案件で時間を取られ、書き込みができませんでした。少々、ばて気味です。日本株は思惑通り反発してきました。昨日まで、日経平均の三本新値は陽線2本。前日、TOPIXの日足MACDが買いシグナルを出しましたが、この日は日経平均も買いシグナルを発信。短期的な強気相場入りしています。大きく売り込まれた銘柄からリバウンドが始まっていますが、当面は企業のファンダメンタルに関係なしに真空地帯を駆け上がる展開に…。今回の上げは、指数売買の弱気ポジションが解消され指数が戻った動きにリードされた面も大きく、買い戻し一巡後の動きに警戒。利確だけは確実にしたいところ。このところ、米系証券が売りを積み上げる動きがあるようです。この日合意された新型肺炎対策法案でぎくしゃくした動きが出ており、立会時間中の米株先物の動きが注目されます。

 25日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        2万1200ドル55セント     +495ドル64セント(2.38%)
 NASDAQ総合指数       7384.29ポイント        -33.56ポイント(0.45%)
 S&P500              2475.56ポイント         +28.23ポイント(1.15%)
 CME日経平均先物       1万8950円           -290円
 10年物国債金利        0.862%              +0.013%
 ニューヨーク原油        24.49ドル            +0.48ドル
 GOLD               1642.90ドル           -17.90ドル
 ドルインデックス         100.96              -1.07
  

 昨日の米国株は、この日未明、難航していた新型肺炎禍に対する経済対策で合意が成立したことを好感。買いが先行しニューヨークダウは、346ドル高と続伸してスタート。買い一巡議に材料出尽くしを懸念した投資家の売りや前日急騰したことを受けた益出しの売りなどから、上げ幅を縮小。寄り後まもなくこの日の安値2万0538ドル(前日比166ドル安)をつけていました。ただ、法案合意による景気下支え効果への期待感やこの日発表の耐久財受注が予想を上回ったほか、指数寄与度の高いボーイングが5月から「737MAX」の生産再開方針を目指す方針が伝わったことなどを好感して上げ幅を拡大。関連株が買われたこともあり次第に上げ幅を回復。午後の取引半ばにはこの日の高値2万2019ドル(同1315ドル)をつける場面も…。引けにかけてはテクニカルな節値に到達したことや前日から3400ドルを超える上げになったことを受けた益出しの売りから上げ幅を縮小していました。結局、NYダウとS&P500は続伸。ハイテク株が売られたこともありNASDAQ総合指数は反落して終了。VIX指数は、一時58.03ポイントまで低下する場面があったものの、法案の議会通過への懸念から2.28ポイント高の63.95ポイントに高止まり。先行き警戒感はなかなか解けません。

 ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り2423、値下がり587(NASDAQ市場は、⒉226-1104)と、ともに買いが優勢。NYダウ採用30種は、値上り18、値下がり12。737MAX生産再開思惑からボーイングが24.3%上昇。単独で指数を211ドル分押し上げ。関連株のユナイテッドテクノロジーが10.9%上げ、64ドル分指数を押し上げ。ユナイテッドヘルスが6.7%上げ、指数を100ドル分押し上げていました。業績が予想を上回ったナイキが9.24%上げるなど、12社が3%超え上昇し、指数の上げに寄与。一方、ドラッグストア大手ウォルグリーンが8.4%下落。ウォルマート4.9%、シスコシステムズが2.4%、それぞれ下落。
 主力3指数は高安まちまち。新型肺炎対策法案の合意が成ったことで材料出る櫛感を懸念する動きが出た一方、指数寄与度が大きいボーイングやユナイテッドヘルスグループの上げが指数を押し上げるなど、この日の前半と後半の上げは内容が異なるようです。また、チャート上の重要な戻りの節にあたる一昨年12月のクリスマス底のポイントに到達したことも目標達成感を与えたようです。新型肺炎感染者数の増加が続き収束の見通しがつかないなか、今晩発表される新規失業保険申請件数が150万件に達すると予想されるなど景気指標に反映されてくることを懸念。VIX指数が高止まりしていることが投資家の姿勢を臆病にさせているようです。VIX指数の低下待ち…。

 米国株は高安まちまち。円は、ドル需要一巡から対ドルは111円20銭台で横ばい。対ユーロは121円台に下落。CME日経平均先物は、大証先物終値を290円下回る1万8950円で帰ってきました。レンジは、1万8365円~1万9455円。本日の日本株は、CME日経平均先物終値にサヤ寄せして安寄りした後は、米株先物動向を見ながら神経質な動きになりそう。合意した対策法案に関し、一部共和党議員が修正を申し込んだことに対し、大統領候補のサンダーズ議員を含む複数の民主党議員が抵抗。議会での成立を妨害する姿勢を示すなど、不透明要因も浮上しており、成り行きを見守る動きが強まりそう。株価下落局面では、日銀ETF買いへの期待が強まることから、小型株、新興市場株優位の展開に…。日経平均はレポートで書いた当面の目標に届きましたが、次のポイントまで上げるかどうか、今日の動きがポイントになりそう。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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