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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2020/03 | 04
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週末の日本株は、大型の景気対策の上院通過を好感した米株高に支えられたほか、配当再投資の買いやドレッシング買いを受け、急反発して終了。
 週末の日本株は、対新型肺炎系お剤対策の上院通過を好感した米株急伸の上げを受け、買い先行でスタート。今日の引けで配当再投資分の買い付けが行われることを意識した買いも入り、日経平均は、387円高の1万9021円と反発してスタートしました。日経平均先物に買いが入ったことから指数寄与度の高い採用銘柄に裁定買いが入り上げ幅を拡大する場面がありましたが、米株先物が軟調に推移したほか、FRBの積極的なドル供給策を受け円高が進行すると、NTロング(日経平均先物買い・TOPIX先物売り)を解消する動きが出て前引けにかけ急速に上げ幅を縮小。前引け近くには168円高まで上げ幅を縮める場面も…。後場に入り、大引けの配当再投資分の買いによる上げを思惑した先回りの買いが入り、上げ幅を拡大する場面がありましたが、週末控えであることや円高の進行を嫌気した売りも入り再度上げ幅を縮小。この日の安値圏で底這う動きをしていましたが、予想通り引けにかかけ再投資分と思われる買いが入ったほか、期末の評価を意識したドレッシング的な買いも入り急速に上げ幅を拡大。日経平均、TOPIXともこの日の高値で週の取引を終えています。

 日経平均終値は、724円83銭高(3.88%)の1万9389円43銭、TOPIXは60.17ポイント高(4.30%)の1459.49ポイントと、ともに反発。NT倍率は13.34倍→13.29倍に低下。出来高は3.19億株増の23億6833万株、売買代金は、6044億円増の3兆9093億円。引け際10分で1兆円近い商いがあったようです。騰落状況は、値上り1995、値下がり146と、ほぼ全面高。
 日経平均サイコロは5勝7敗、TOPIXは7勝5敗と、ともに変わらず。日経平均RSIは35%→42%(TOPIXは、38%→48%)にそれぞれ上昇。日経平均25日線かい離率は、-6.5%→-2.1%に縮小。TOPIXは-2.1%→+1.6%と、日経平均に先行して25日線上を回復してきました。騰落レシオは、66%→69%に上昇。TOPIXリードで底値ゾーンからの脱出が始まっています。

 米株の出直りを受け、日経平均は週間で2836円(17.13%)上昇。米株の出直りを受け、弱気ポジションの買い戻しが進んだようです。ドル高と米株高の進行を受け、投機筋の間では「米株買い・日本株売り」のロング&ショートポジションを構成。米中対立で悪化した中国市場の代わりにレバレッジが大きい日本株を売るなど、日本株には大きな弱気ポジションが形成されていたようです。巨額な財政出動により中国株が立ち直ってきたことやFRBのなんでもありの金融テコ入れや米政府による財政出動などを受け米株が上昇したことで、一気に日本株の弱気ポジションの巻き戻しが始まったことが、今週の大幅な上げにつながったようです。ただ、今日の上げは、引けにかけての配当再投資分の買いに支えられた部分の大きく、終日米株先物が軟調に推移していたことを考えると、割り引いてみる必要がありそう。週明け30日にも再投資分の買いがありますが、期末の評価上げを意識したドレッシング買いもあり、週明けは堅調に推移しそう。国会ではGRIFの理事長が、年金運用の評価損がいくらあるかで、野党議員からチクチクやられていましたが、損益分岐は1万9500円といわれ、週明けにはこの価格を意識した動きもありそう。

 ただ、日本株はテクニカルな要因から指数が買われたもので、日本経済や個別企業の評価から買われたものではありません。まあ、4月下旬からの決算発表で結論が出るでしょうが、とりあえずは例年通り3月安値買い、「SELL IN MAY」のパターンに入っていくのでしょうか。2チャイナショック後の016年底からの出直りパターンが参考になるか…。
詳しくは日曜日発信のレポート3月29日号で注目株とともに解説します。先週号のレポートから買い方針に転換しましたが、日本電子、五洋建設、東京応化工業、ビジネスブレイン太田昭和など、うまくリバウンドの波に乗れたものがありました。
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昨日の米国株は、新型肺炎対策法案の上院通過やFRB議長の経済を支える強い意志表明も好感。金融支援が可能になったボーイングなど幅広く買われ、主力3指数とも上昇して終了。
 おはようございます。

 26日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        2万2552ドル17セント    +1351ドル62セント(6.38%)
 NASDAQ総合指数       7797.53ポイント       +413.24ポイント(5.60%)
 S&P500              2630.07ポイント       +154.51ポイント(6.24%)
 CME日経平均先物       1万9105円          +745円
 10年物国債金利        0.852%            -0.010%
 ニューヨーク原油        22.60ドル           -1.89ドル
 GOLD               1639.50ドル         +6.10ドル
 ドルインデックス         99.49             -1.56 
 

 昨日の米国株は、一部議員の修正要求があったものの新型肺炎禍に対する経済対策法案が上院絵で可決。27日中にも下院で可決(一部議員が反対を表明。折れなければ、採決形式が変わり二日程度の遅れ)成立する運びになったことを好感。買いが先行しニューヨークダウは268ドル高と3日続伸してスタートしました。法案成立による金融支援を受けることになったボーイングがが続伸。指数の上げをリードしたほか企業への金融支援が強化されたことで貸し出しリスクが軽減されたとして金融株が買われるるなど、終日、買われる展開に…。昼過ぎに材料出尽くし感から売られ上げ幅を縮める場面があったものの、引け近くに買い戻しとみられる買いがまとまって入り上げ幅を拡大。引け間際にこの日の高値2万2595ドル(前日比1395ドル高)をつけていました。結局、NYダウとS&P500は3日続伸。NASDAQ総合指数は一部半導体企業の好決算を受け半導体関連が買われたことを受け反発。ともにこの日の高値圏で終わっています。パウエルFRB議長がこの日開催された会合やインタビュー番組を通じ「経済を守るため、あらゆる手段を講じる…」と強い姿勢を示したことも投資家の安心感につながったようです。

 VIX指数は、2.95ポイント下げ61.0ポイントに低下したものの、下げ渋る展開。投資家の先行き警戒感は解けねいようです。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り2650、値下がり369(NASDAQ市場は、2731-585)と、ともに買いが優勢。NYダウ採用30種は、値上り29、値下がり1(ダウ -1.3%)。ボーイングが」13.75%高と続伸。単独で指数を148ドル分押し上げ。関連のユナイテッドテクノロジーが8.78%上昇。新型肺炎関連でヘルスケア関連が買われ、ユニアテッドヘルスが」8.91%上昇、ウォルグリーンが10.2%、それぞれ上昇。2社で指数を170ドル分押し上げ。11社が7%超え上昇し指数の上げに寄与。

 主力3指数とも上昇。NYダウは、底値から20%超え上昇し、強気相場入り。この日は、主力3指数とも、揃ってMACDが買いシグナルを発信。出直り相場への期待を強めています。当面25日線付近への反発が予想されますが、このゾーンは一昨年暮れのクルスマス底付近で、テクニカルな抵抗力が強まるところ…。 25日線抜けを確認したいところ。

 米国株は上昇。円は、リスク回避の一巡でドルが売られ、対ドルは109円40銭台、対ユーロは120円60銭台に、それぞれ上昇。CME日経平均先物は大証先物終値を745円上回る1万9105円で帰ってきました。レンジは、1万8220円~1万9145円。本日の日本株は米株高、CME日経平均先物高を受け、堅調な展開になりそう。ただ、下落中の25日線が接近しているほか、米株と同様一昨年暮れのクルスマス底が戻りの急所とみられており、25日線を抜いていけるかがポイントになりそう。国内個人投資家の間でダブルインバース型ETFの買いが増加するなど弱気ポジションを作る動きがあり、弱気を払拭するような好材料が欲しいところ。今日成立する新年度予算とそれに続き、真偽が始まる新型肺炎に対する補正予算の規模内容が焦点になりそう。昨日の米国でSOX指数が急伸しており、半導体関連が注目されそうですが、為替が円高に振れているのが足を引っ張るか。新型肺炎関連にお里
帰りする可能性も…。米株先物の動き次第は変わらず。   

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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