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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
03 | 2020/04 | 05
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本日の日本株は、緊急事態宣言の発動による材利用出尽くし感による買い戻しや、米株先物高に支えられた先物買いを受け、続伸して終了。
 このところ、先物の荒い値動きが続いています。昨日は、日経平均が1万8950円で終わったと、先物は引け後の15分の間に1万9150円まで、200円上昇。今日は1万9353円の終わりに対し1万8920円と433円下回って終わるなど、現物市場が終わった後の15分間で、いろんな動きが出ているようです。投機筋が、翌日の売買を有利に進めたいための仕掛け的な商いや個人投資家のETF売買にともなう調整の証券会社の先物売買などがあるようです。このところ日経平均ダブルインバースの商いが増えてきたようですが、逆張り方針の個人が売り上がるなど弱気のポジションを増やす結果、証券会社が引け後に先物売りを出して値を崩しているようです。新型コロナの感染増の経済的な影響が読み切れず、主要な投資家の見送りが続き、先物も現物も板がスカスカになっているようですので、ちょっとした売買で上下に値が飛びやすくなっているようです。

 3月中旬からの先週末までの日経平均ダブルインバースの取り組みを見ると、売り(先行き強気)残が58%減る一方、買い(先行き弱気)は2.35倍に増加。今日も株価は上昇しているにも関わらず、発行証券会社は日経平均先物の売り越し枚数はトップ。個人が弱気で売り上がっている状況がわかります。企業業績など先行きを見ればどうなるかわからず、とても買える状況ではありませんが、踏み上げ…という側面から見ると魅力的な相場になってきたようです。想定通り「SELL  IN MAY」へ向け、迷いながら上値を追うことになるんでしょうか。

 本日の日本株は、ニューヨーク州の感染による死亡者数が一転して過去最高になったことを嫌気し米国株が反落したことやCME日経平均先物が大証先物終値を大幅に下回って帰ってきたことから、弱含みの始まりを予想する投資家が多かったようです。しかし、日経平均の始値は97円高の1万9047円と続伸してスタート。昨日の緊急事態宣言でデメリットを受ける百貨店株や空運株などが上昇するなど異常な動きをしており、投機筋が材料が出たことで弱気ポジションを買い戻した可能性があります。買い一巡後は、一旦220円安まで下落。下値を探るような動きをしていましたが、米株先物が上昇してスタートすると、先物に買いが入り裁定買いからユニクロなど指数採用銘柄が裁定買いで上昇。米株先物の上げに歩調を合わせる格好で上げ幅を拡大。引け近くにはこの日の高値1万9454円(504円高)をつけていました。

 結局、日経平均終値は403円05銭高(2.13%)の19353円24銭、TOPIXは22.26ポイント高(1.59%)の1425.47ポイントと、ともに続伸。NT倍率は、13.5倍→13.58倍に上昇。3月27日の13.27倍を底に上昇しており、NTロング(日経平均先物買い・TOPIX先物売り)のロング&ショートポジションを作っている投資家がいるようです。出来高は、2193万株減の16億8156万株、売買代金は117億円減の2兆8114億円と横バイ。騰落状況は、値上り1634、値下がり478と、指数の上げに支えられ出遅れ株物色が進みました。
 日経平均サイコロは、7勝5敗、TOPIXは6勝6敗でともに変わらず。日経平均RSIは62%→66%(TOPIXは、64%→66%)にともに上昇。日経平均25日線かい離率は+1.15%→+3.7%に拡大。反落懸念がある+3%を超えてきました。騰落レシオは77%→86%に上昇。指数の上向きモメンタムが強まるとともに個別株の物色の範囲が拡大。良い流れになってきました。

 レポートでも書きました第一段の2018年クリスマス底をクリア。次の第2段目の目標を目指すことになります。まずは3月25日高値万19564円を抜きトレンドが変わることが条件。まあ、しばらくは二進一退の動きが続きそうですが、今出てきていない投資家が出てくるまでは強気で行けそう。降り時を間違えないようにしたい。
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昨日の米国株は、中国・武漢市のロックアウト解除を好感して買われたものの、ピークアウトを期待したNY州の死亡者数が最大になったことを嫌気して売られ、小反落して終了。
おはようございます。 アルゴ売買のプログラムに新型コロナ感染大国の死亡者数や感染者数の変化に反応するようプログラムでも組んであるのでしょうか。一昨日は、ニューヨーク州の死亡者減やICU利用の減少に反応し、急伸していましたが、昨日は、一転してド州の感染による死亡者数が過去最多の731人になったことや、ピークを過ぎたのではないか…と期待されていたスペインで死者の数が前日の637人から743人に増加したことがわかると、アルゴ売りが発動。朝方、中国武漢市のロックアウト解除の報で急伸していた米国株は一気に値を消してしまっています。ニューヨーク州のjクオモ知事は会見で入院患者数は鈍化傾向にある…と発言しているのですが、アルゴは全く反応していないようです。株の世界で目先の材料に踊らされて右往左往するのは素人だと揶揄されますが、AI運用はまだ素人のレベルなのでしょうか…。まあ、昨日は重要なテクニカルポイントまで戻し売られやすくなっていたところに、タイミングよく悪材料が出た…というところもあるようです。

 7日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       2万2653ドル86セント     -26ドル13セント(0.12%)
 NASDAQ総合指数      7887.25ポイント        -25.97ポイント(0.33%)
 S&P500             2659.41ポイント        -4.27ポイント(0.16%)
 CME日経平均先物      1万8975円           -175円
 10年物国債金利       0.715%             +0.038%
 ニューヨーク原油       23.63ドル           -2.45ドル
 GOLD              1679.70ドル           -14.20ドル
 ドルインデックス        99.96               -0.72


 昨日の米国株は、欧州やニューヨーク州のパンデミックに安定化の動きが出ていたことを好感。新型コロナ拡散の震源地だった中国・武漢市のロックアウト解除の報を受け、買いが先行。夜間取引で急伸した先物価格にさや寄せする格好で買われ、ニューヨークダウは858ドル高の2万3537ドルと大幅続伸してスタート。寄り後にこの日の高値2万3617ドル(前日比938ドル高)をつけていました。テクニカルな壁のゾーンまで戻り伸び悩んでいるところに、ニューヨーク州の死者数が最大に増加したと伝わり、益出し売りが増加。急速に上げ幅を縮小し、引け近くにこの日の安値2万2634ドル(同45ドル安)をつけていました。引けにかけやや買い戻される場面があったものの、結局、主力3指数とも小幅に反落して終了。金利上昇を好感した金融株や、中国関連が買われる一方で、原油価格の下落を受けエネルギー関連やIT関連が冴えませんでした。VIX指数は1.46ポイント上げ46.7ポイントに上昇。株価が続伸する場面があったものの、VIX指数は43.5ポイントまでしか低下せず、高止まりしたまま…。先行きの不安感はなかなか解消されないようです。

 ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り2175、値下がり816(NASDAQ市場は、1833-1416)と、ともに買いが優勢。NYダウ採用30種は、値上り14、値下がり16。武漢市のロックアウト解除を好感しダウが5.86%上昇。金利上昇を好感しGSが4.82%、AMEXが4.42%、それぞれ上昇。2社で指数を80ドル分押し上げ。スリーエムの2.77%上げなど、9社が1%超え上昇し、指数を下支え。一方、新型コロナ感染再拡大懸念からボーイングが4.83%、ユナイテッドテクノロジーが5.87%、それぞれ下落。2社で85ドル分指数を押し下げ。生活必需品関連のP&Gが4.28%、ウォルマートが3.24%、それぞれ下落。ファイザーの2.28%下げなど製薬株もさえず、10銘柄が1%超え下落し指数の足を引っ張りました。

 主力3指数とも小反落。指数は下落したものの、ニューヨーク市場、NASDAQ市場とも、上昇銘柄数が下落分を上回っており、投資家の買い意欲は健在。先々週のNYダウの急伸は2018年クリスマス底のゾーンで頭を押さえられ、今回は戻しの2段目に入っていました。ただ、FRBの利上げ懸念を受けて調整した2018年初め底値ゾーンに差し掛かり、強弱感が対立しているところにニューヨーク州の死者数拡大が伝わり、一気に売りに傾いた格好。当時のもみあいは3か月続いており、抵抗力は強そう。壁を突破する好材料が欲しい。

 米国株は小反落。円は、NY州の死者数増加を嫌気し、対ドルは108円70銭台に小幅上昇、対ユーロは118円40銭台に下落。CME日経平均先物は大証先物終値を175円下回る1万8975円。レンジは、1万8520円~1万9860円。本日の日本株は、米株先物次第の主体性の無い展開で推移しそう。今週末にオプションSQ(3月メジャーSQ値は17052円89銭)を控えており、今日は先物を絡た仕掛け的な動きが強まる可能性も…。3月25日の戻り高値抜けが焦点になりますが下落中の25日線の下方圧力もあり、持ち合い形成に入っていくか…。しばらくは、短期の逆張り方針を続けながら環境の好転をまつところ。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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