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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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円安のなかで、「超優良国」日本の資産ダンピングが起きている
18日の日経平均終値は139円88銭高の1万7667円33銭、TOPIXは15.60ポイント高の1730.71と、ともに反発して終わった。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは94、RSIは60。指数は、なかなか、明確な売り信号も買い信号も出さない。ちょっと時間がかかるかな?

★いつまで続く「こんなもん」相場
 以前から、2進1退の相場が続く、としたが、このところずーとこんなこう着状態の相場が続いている。外部環境は、「海外株高」、「円安」と絶好調に推移しているのだが、日本株は見送り商状だ。弱気も強気もどちらも腰が入っていない。なまじ、前期の業績が良いだけに売り込むこともできない。しかし、米国の景気の先行きを考えると、強気もできない、という具合だ。だから、横ばい相場になってしまう。ただ、冷静に考えると、海外の株が高いということは、世界の景気拡大に変化はない、ということだ。以前から書いているように、日本の景気をリードしているのは世界の景気拡大とリンクした「輸出」と其の生産を支える「設備投資」。この構造に変化はない。米国の景気減速を見越して、企業業績見通しが慎重になるのは、昨年も同じ。ただ、昨年は決算発表をはさんで株価が下落。経営者の慎重な見方を早めに織り込んだ。しかし、結果的に企業業績は二桁増益になった。今回も経営者の慎重な予想の可能性は同じ。ただ、昨年と同じことを相場は繰り返さない。すでに3月、4月の相場でもたもたしながら其の可能性を織り込んでいる。ということは、決算発表が本格化すると悪材料出尽くしで株価は高くなる、と見るがはたしてどうか…。不定期船比率の高い商船三井が事前予想に反して増益に転換するなど、再び世界の荷動きが活発になっている。景気が悪化するのに荷動きが活発になるはずが無い。そろそろ、気持ちを切り替える準備をしたほうがよさそうだ。

★日本の資産を見直そう…
 海外で円安が進むのに、海外投資家の株や企業、不動産など日本の資産を買う動きが止まらない。一方の日本の投資家は、単に金利差を取れるからと、小利を求めてせっせと海外にお金を持ち出している。しかし、ちょっと考えてみよう。世界最大の債権国であり、巨大な貿易黒字を稼ぎ出し、資本収支も貿易黒字を上回る、という超優良国の日本。何故、売られるんだろうか…。単純に考えると、「海外に比べ、金利が安いから…」ということになる。しかし、金利が低いのは、世界の国との間で金融政策の時差が生じているからに他ならない。いずれ、海外が金融緩和に移行するとき、日本は金融引き締めを続けなければならない時期が来る。其のとき何が起こるかは説明をするまでも無いはずだ。世界のなかで、一番優等生の国の通貨が安いということは、海外の投資家からみると超優良国の資産がダンピング状態になっているということでもある。だから、円安にも関わらず、海外投資家は日本の「資産」を買っている。5年先か10年先になるか分からないが、金融政策のズレが今と逆になり、強烈な円高がきたら、世界中の資金が日本になだれ込み、強烈な円高と過剰流動性によるバブルが発生する。そのとき、日本人が資産を買おうと思っても海外投資家に買い占められて何も残っていないだろう。海外のしたたかな金融資本は5年~10年サイクルで考え資産を拡大してきた。彼らが今の資産を拡大するには、すでに中国やロシア、インドなど世界各国に巻いた種を育てねばならない。だから米国経済がどうなろうとも世界経済(金融資本が資本を投下した国)の経済は成長させなければならない。今の世界経済を考える場合、この図式を理解していないとよくわからない。円安のなかで、欧米の金融資本が何を進めているか、日本人なら十分理解しておこう。だから、株は上がるし、買う株は輸出につながるもの、より資産性の強い株ということになる。
 毎日の、膠着相場に嫌気がさしてきた人も増えてきたので、今日はあえて大きな相場観を書いた。連休明けをにらんでそろそろ腰を上げてはいかが…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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