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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2020/08 | 09
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ますます金融相場的な色彩を強める米国株…日銀の政策変更は米国株にもプラス?
 おはようございます。
 昨日の米国株は、ドバイショックが一巡したことによる安心感に加え、中古住宅販売保留指数(10月)が予想を上回るなど堅調な経済指標も支援し、大幅に続伸してスタート。途中ISM製造業景況指数(11月)が市場予想に届かず上げ幅を圧縮する場面がありましたが、過剰流動性を背景にした投資家の強気姿勢は変らず、押し目買いが増加。結局、主力3指数とも続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比では2億株以上減少し、11億3000万株。騰落状況は、値上がり2431、値下がり615とほぼ全面高商状。

 この日は、ドバイワールドが、デフォールトの対象になった260億ドルの債務の弁済計画を発表したことから、中東債務への懸念が後退し、バンクオブアメリカなど金融株が上昇。安全指向の後退からドルが軟化し、金が続伸、原油も反発したことから産金株や資源株も買われています。また、債務の返済が進展したAIGが買われたほか、好調な中古住宅販売保留指数を受け住宅関連株もかわれるなど、広範に物色されていました。

 この日発表された中古住宅販売保留指数(10月)は前月比で3.7%の上昇。9ヶ月連続して上昇し、2006年3月以来の水準になっています。アナリスト予想は0.8%の減少でしたから、予想以上の増加となり、市場にサプライズ効果をもたらしました。前年比でも31.8%という高い伸び。また、同日発表のISM製造業景況指数(11月)は、53.6。4ヶ月連続して判断の分かれ目になる50を上回りましたが、前月の55.7からやや後退するとともに、市場予想の55.0も下回りました。新規受注が前月の58.5から60.3に増加するなど、底堅さを暗示する指標があるものの、生産が63.3から59.3に低下。在庫が46.9から41.3に低下、雇用も53,1から50.8に減少するなど、心配な指数も出ています。在庫整理が一巡し、生産増で在庫を積み増し。現在は、在庫の販売をおこなっているため、生産が一時的に落ちているというところでしょうか。再度、在庫補充の生産が再開されるかが課題になりそうです。

 米国株は、FRBが過剰流動性供給の継続を決めたことから、金融相場の性格を強め始めています。中小型成長株株が多いNASDAQ総合指数の動きが鈍いにもかかわらず、大型株が多いニューヨークダウやS&P500の動きが良いことを見ても大型株中心の流れになっていることが分かります。市場にとっては、流動性の供給継続がかぎになりますが、その意味でも、タイトな金融政策を続けてきた日銀が再び、量的緩和に一歩踏み出したということは、過剰流動性を背景にした米国株にとっても明るい材料といえなくはありません。ニューヨークダウは、以前から指摘してきた下降バンドの上限ラインと底値からの出直り相場の高値を結んだ上値抵抗ラインに届き、二進一退の動きが続いていますが、もしかしたら、日銀の政策変更が抵抗ライン突破のきっかけになるかもしれません。米国株にとっても、単なるリバウンド相場なのか、それとも新たな上昇相場に移行するのか、の「分岐点」差し掛かっテ来たといえそうです。

 1日の米国株
 ニューヨークダウ 1万471ドル58セント  +126ドル74セント (1.23%)

 NASDAQ総合指数  2175.81ポイント  +31.21ポイント  (1.46%)

 S&P500    1108.86ポイント  +13.23ポイント  (1.21%)

 CME日経平均先物(ドル建て) 9635円 +85円

         (円建て) 9625円  +75円

 米国10年国債金利  3.2750%  +0.0740%

 WTI原油  78.00ドル +0.72ドル

 GOLD 1197.60ドル +16.50ドル  


 米国株は続伸、CME日経平均先物は9600円台に乗せて帰ってきています。大証先物の終値に比べ小幅高になっていますが、前日のCMEの終値に比べると円建てでは425円高となり、日銀政策変更の市場に与えたショックは大きかったようです。ただ、為替市場ではドバイショックの一巡でドルが軟化したこともあり、円は86円台の取引。日銀の政策変更への市場の評価はあまり高くないように思われます。本日は相場環境的には中立…か。日銀の量的緩和については評価は低く、今日は反動安があるかもしれません。ただ、今回の措置が期限を明示していないことや、総量についても増加の余地を残していることから、今後の情勢をみて拡大する日銀の意思の表れと見ることもでき、相場的には底打ち感を強め、やがて先高期待へと変化してくるものと思われます。あとは、ゲタを預けられた鳩山政権がどのような即効性のある対策を打ち出してくるか…。遅まきながら始まった日本のデフレ克服策に期待したいところです。それとともに、安売り競争の勝ち組の相場的なリスクが増加してきます。目先は、主力株の25日線または13週線へのリバウンド取りと業績の裏づけがある中小型テーマ株の値幅取り。金価格が1オンス1200ドルに乗せてきましたが、円が軟化するなら上昇分は全て業績に上乗せされてきます。産金株と松田産業など都市鉱山関連に注目か。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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