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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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米国株は押し目買いから反発…気になる格付け機関の動き
 おはようございます。
 昨日の米国株は、中東やEU加盟国の財務悪化懸念から続落してスタートしました。ただ、二日連続して下げたあとだけに、押し目拾いの動きも強まったほか、製品価格の引き上げがあった鉄鋼株や新製品発売の可能性が伝えられたアップルが買われるなど、個別色の強い展開から引けにかけ値を戻し、結局、主力3指数は反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比で約1億株減少し、10億8500万株。騰落状況は、値上がり1644、値下がり1344とほぼ売り買いが交錯する状態。

 この日は、10月の卸売り在庫と同売上高が発表されましたが、それぞれ前月から0.3%増、1.2%増となりました。市場予想は在庫が0.5%の減少、売上高は0.7%の増加とみていましたから、ともに予想を大幅に上回ったことになります。特に在庫は1年2ヶ月ぶりに増加に転じており、米国経済の在庫整理局面が終了し、新たな段階に入りつつあることを示す数字になりました。

 この日の市場では、投資判断の引き上げがあったスリーエムのほか、アップル、ヒューレッドパッカード、デルなどハイテク株が物色されたほか、薬品株やヘルスケア関連などディフェンシブ銘柄も買われています。また、引けにかけドルが軟化したことをみて、資源株に買いが入り、指数を押し上げています。米国株は依然レンジ相場が続いていますが、物色の主体は金融株や資源株、ディフェンシブ株など、出直り相場をリードしてきたグループから、ハイテク株や景気敏感株など国内景気の回復を先取りするグループへと移行しています。
 特に、リスク選好の変化から、ドル安前提の投資に大きな修正が加えられており、新興国投資やドル代替資産への投資が大きな曲がり角を迎えているようです。今後、中東の債務弁済負担の増加から、海外資産の売却や原油の(隠れ)増産に走った場合、予想外の価格下落から逆オイルショックがおきないとも限りません。WTI原油は、精油所の稼働率上昇の一方で、国内需要が冴えず在庫が増加傾向にあることを映し、1バレル70ドル割れ寸前まで追い込まれています。産油国のなかでも掘削コストの高いところや対外債務の弁済、国内財政事情から原油収入が必要なところは、バレル70ドルは損益分岐点…。60ドル台にはいると、財政問題が浮上する国も増加してきます。

 ドバイショックはギリシャ、スペインと拡大の様相を見せています。新興国投資とはやされ、外資が流入した国は多くありますが、外貨準備の少ない国(べトナムなど)は投機筋の狙い撃ちにあう可能性もでてきます。心配しすぎることはありませんが、リスクは出来るだけ減らし、事態を静観する余裕があってもいいのかもしれません。それか、一人勝ちが予想される米国企業に資金を移す…?

 9日の米国株
 ニューヨークダウ 1万337ドル05セント +51ドル08セント (0.5%)

 NASDAQ総合指数  2183.73ポイント  +10.74ポイント (0.48%)

 S&P500  1095.94ポイント +4.00ポイント  (0.37%)

 CME日経平均先物(ドル建て) 9945円  -55円

         (円建て) 9950円   -50円

 10年国債金利 3.4230%  +0.0310%

 WTI原油  70.65ドル -1.97ドル

 GOLD   1129.10ドル  -13.70ドル


 米国株は反発したものの、円相場の上昇でCME日経平均先物は小幅安で帰ってきています。CMEの日経平均先物は、来週に限月交代を控えていますが、来年3月限りは1万円大台を回復しており、とりあえず、先安感は薄いようです。昨日は、海外市場で、円・ポンド間で投機的な商いがあり、87円台へ急伸しましたが、現在もその余韻から、88円をはさんだ動きが続き、株式市場への圧迫材料となりそうです。本来なら、昨日のGDP速報値の大幅下方修正を受け、財務省から何らかの為替に関する発言があってもいいように思うのですが、どうも政府の、為替に関する考え方には不透明な要素が多くあるようです。下値については昨日も書きましたように底堅いと思われますが、立会い中に、格付けに関し新たな材料が入るかも知れず、波乱要素は抱えたままの状態…。中東産油国への信頼感の低下は、輸出株にも影響しますので、当面は、割安株に絞って投資。あとは事態を静観する方針か…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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