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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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円安、強い中国経済指標が後押しし、1万円大台を回復
 血圧が上がり頭痛がひどくなっていましたので、ちょっと横になっていました。週末になりとどうも体調がすぐれません。まあ、運動不足が原因でしょう。明日から少しは歩くようにしましょう。

 さて、投資環境は日替わりで変化していますが、11日の日経平均株価は245円05銭高の1万107円87銭、TOPIXは14.67ポイント高の888.57と、ともに急反発して終わりました。メジャーSQがあったことから、出来高は27億2769万株、売買代金は2兆500億円に急増しています。なを、SQ分は出来高が5億6200万株、売買代金は6210億円と推計され、この分を差し引くとほぼ前日並のボリュームだった、といえそうです。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは79、RSIは64、25日線かい離は+3.89%となりました。再び、25日線が目先的な警戒ゾーンの3%を突破してきました。横ばい状態に入りかかった25日線でしたが、本日は9731円と前日から16円上昇。再び、上げ歩調になっています。

 日銀の政策変更と政府の円高けん制発言、米国雇用統計好転のサプライズ…相場環境が好転した、と思っていたら、次は、バーナンキFRB議長の金利上昇けん制発言による円高回帰、続く、ドバイショックから広がった新興国懸念と格付けの引き下げ合戦で世界の市場が揺れ動き、今日は、中国経済の堅調ぶりが確認されたことを好感して、買いが広がり、1万円大台を回復して終わりました。今日は、米国株が続伸し、CME日経平均先物も堅調。為替はやや円高気味となり、相場環境は朝も書きましたように「順」でスタートしました。今日は、先物、オプションにかかるSQでしたが、一銘柄あたり300万株の売買があるといわれていましたが、やや、買いのほうが優勢だったようで、相場は上昇。清算値は9982円59銭と、前場中にもつけたことの無い値段に決まり、強気筋もとても攻めきれないと思ったのか、あきらめ気味の相場展開でした。ただ、中国の経済指標が発表されたあたりから、中国関連が買われたほか、株価の上昇を受け、債券先物が軟化。一方で、裁定取引から株の先物が買われ、これが裁定買いを誘い、引けにかけ上げ幅を拡大。清算値を上回ったことからショートポジションの買戻しも入り、上げ幅を拡大したというところでしょうか。TOPIXの上げ幅に比べ、日経平均の上昇率が大きく、裁定取引の影響があったことを思わせます。

 中国の経済指標(特に、鉱工業生産指数)が予想を上回ったことは市場に安心感を与え、日本では中国関連が賑ったほか、米国のGLOBEX先物も上げ幅を拡大。市場に安心感を与えました。また、格下げ懸念がでていた英国に関し、据え置きの話が流れたことも手伝い、欧州株も現在のところ続伸歩調となっているようです。ただ、今日の日本株上昇の最大の功労者は為替。朝は、88円台前半の動きでしたが、日本の金利が低下し始めたころから、円はじり安となり、一時は、89円に接近する場面もありました。そのため、日経平均寄与率の大きい輸出ハイテク株が買われたことも、日経平均の上げに寄与しています。

 以前、バーナンキFRB議長の金利上昇けん制発言は、今週の行われた財政資金調達の環境作りが狙いだった、と書きました。火曜日に行われた3年債(400億ドル)の入札は好調だったものの、続く、10年債、30年債の入札は、いずれ応札倍率が平均を下回る不調に終わり、米国債の金利は上昇に転じていました。円相場が軟化していたのも、日米の金利差の拡大を映したもの。日本の金利が低下したことから、最近、円高のポジションを取ったところが、慌てて買い戻したことが円を89円近くまで押し下げています。まあ、この傾向が続くかどうかは米国の金利次第ということですが、このチャンスに政府の方から、一言欲しかったのですが、相変わらずの「音なしの構え」。こんな調子ですから、やはり、日本政府は円高指向だ…と勝手に思い込まれることになってしまいます。なんとか、90円台を回復するように期待したいものです。

 まあ、相場環境は日ごとに代わり、リスクテイクだ…いやリスク回避だ…と、日替わりメニュー見たいな動きになっています。ただ、このところ書いてきたように、ドル安を前提にした資金の流れが変調をきたしたことは確か…。ドバイショックの再燃で、中東産油国や新興国で行われた膨大な規模のインフラ投資の借り入れの返済に不信感が強まったことは確か…。こんなときに、格下げが実施されると繰り上げ返済負担なども発生。資金捻出のため海外資産を売却しなければならない事態も発生してきますし、原油を増産するケースも出てきます。このところの原油需要の低迷から価格は下落基調にあるだけでなく、相次ぐ投資で、国家財政維持のコストも上昇しており、これ以上の低下により赤字に転落する国が出てくる可能性もあります。一時、原油価格の低下で、外貨準備が激減していたロシアも最近は価格の持ち直しで、外貨準備も増加に転じていましたが、70ドルを割り込んでくると、また債務返済問題が再燃する可能性がでてきます。やはり、これまでの資金の流れは変化し、米国国内回帰の動きを強めるものと思われます。このことについては、今日の朝も書きましたが、この資金が米国内の投資に使われたら、経済の状況は大きく変化してきます。「米国の一人勝ち」なんて書いてきましたが、米国に資金が回帰すれば、ドルが強含み、また米国経済の状況が変ればメリットを受けるのは日本の輸出企業。この流れを、頭に入れておくことが大事でしょう。中国が…という意見もありますが、ドルが強くなれば元も強くなり、その分、輸出競争力は落ちてきます。

 やはり水面下での資金の流れは変りつつあると見ておいたほうがよさそうです。新興国に関しては、内需の弱い国は要注意…。(相場環境は日替わりで変化しており、固定観念をもつのは怖いですがどうも流れは、通貨の動きを左右できる「米国の一人勝ちに」向かっているようです。

 来週の日本株の見通しなど、詳しいことは明日の朝の書きこみで…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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