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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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米国株は主力株買いが強まりニューヨーク株は引け新値更新…金利上昇が懸念材料
 おはようございます。
 昨日の米国株は、前日に続き予想を上回る経済指標(11月小売売上高、12月ミシガン消費者信頼感指数、10月企業在庫など)の発表が株価の上昇を支え、続伸してスタート。中国の鉱工業生産が予想を上回る数字になったことから、銅などの市況が上昇。これを受け非鉄株が買われたほか、公益株や不動産株も物色されていました。ただ、経済指標の強さを受け利上げ懸念が強まり、一時軟化する場面もありましたが、結局、ニューヨークダウとS&P500は続伸して終わったものの、ハイテク株の軟調を受け、NASDAQ総合指数は小反落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高概算は、前日比4600万株減少し10億1550万株。このところ商いは減少傾向をたどっており、来週は波乱含みの展開になりそう。騰落状況は値上がり2003、値下がり1023。

 この日は、原油価格が1バレル70ドルを割り込んだことから、デルタ航空など航空機関連が全面高したほか、アルミ大手アルコアの業績予想と株価目標をJPモルガンが上方修正し急伸。ニューヨークダウの上げに寄与しています。その一方で、半導体・同製造装置、テクノロジー、ハード機器などハイテク株の一角が売られています。いまのところ、下落した理由は分かりません(ナショナルセミコンダクターの冴えない決算が原因?)が、このところ長期金利の上昇を映しドルが上昇しており、輸出比率が高いハイテク株への警戒感が高まっているのではないでしょうか。今後の金利、為替動向を見なければ分かりませんが、もしかしたら、内需指向を強め始めたのかも知れません。

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 米国株は期末を控え業績の安定した主力株の持ち高を増やす動きが続き、大型株が堅調な動きを示しています。ファンダメンタルの改善が目立ってきたことから、長期金利が上昇。これを受けドルが上昇し始めたことから世界の運用市場で変化がおき始めました。原油、金、新興国…などに向かっていた資金は、今後のドル相場次第ではさらに米国回帰の動きを強めるかもしれません。
 さて、米国株の動きですが、以前から、下降バンドの上限と目先の上昇トレンドの上値抵抗線という2本の抵抗線に接近しており、当面は、二進一退から頭の重い展開が続く…としてきました。上図(クリックで拡大)は、ニューヨークダウの週足ですが、史上最高値から規則正しい下降バンドを動いてきて、昨年のリーマンショックでっ子のトレンドが破られていました。しかし、米国の徹底した量的緩和策や金融機関へのてこ入れから、今年半ばには本来の各バンド内に復帰。上昇傾向をたどってきました。しかし、先月から今月にかけ、週足で上ヒゲを残すようになり、レンジ相場へと移行していますが、この下降バンドの上限を意識していることがはっきり読み取れます。また、中期の上げ相場も、高値を結ぶ上値抵抗ラインに沿って上昇していることが分かりますが、この二つの線がクロスし、上昇圧力と下落圧力が混在しているのが現在の状況になっています。
 ニューヨークダウはこの二つの線が交錯しているポイント内で動いており、どちらに動くのかの正念場に差し掛かっている、といえます。下降バンドの上限ラインを突破すれば、長期ので直り相場が待っていますが、再び、下降バンド内に押し戻されたら、所詮は、単なるリバウンド相場だった、という烙印を押されることになります。ここにきて、世界に拡散していた資金がドル回帰を始めた意味を良く考えるべきではないでしょうか。このポイントで明確な相場観を出す勇気はありません。まさに、正念場…。

 11日の米国株
 ニューヨークダウ 1万471ドル50セント  +65ドル67セント (0.63%)

 NASDAQ総合指数 2190.31ポイント -0.55ポイント (0.03%)

 S&P500  1106.41ポイント +4.06ポイント (0.37%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 1万155円 +55円

            (円建て) 1万90円  -10円

 米国10年国債金利  3.54% +0.0580% ← FRB議長の金利けん制発言時を上回る
 
 WTI原油 69.63ドル -0.91ドル

 GOLD 1115.20ドル  -10.50ドル


 米国株は高安まちまち、CME日経平均先物はほぼ変らずで帰ってきました。為替は米国金利上昇を受け、ドルが主要通貨に対して値上がり。円も89円台前半に軟化して終わっています。今週は、裁定買いの影響もあり1万円大台を回復して終わり、来週の相場へ期待をつなぐ格好になりました。円相場の軟化を受け、輸出株優位の展開を期待したいところですが、昨日の米国ハイテク株の軟調を受け、日本のADR銘柄も軟化していることが気になります。ただ、米国債の軟化から、来週は日本の債券への売り圧力が増加。債券先物売り→株先物買いの裁定取引から、先物リードの上昇も予想されるなど、相変わらず先物次第の展開か…。日経平均は当面の下値支持線である上向きの26週線を回復して終わっており、来週はこれを維持できるかがポイント。ベトナム高速鉄道の受注、COPとテーマ制のある材料が増え始めており、年末のもち代稼ぎ相場へ向けて、個別色物色が強まる可能性も…。早乗り早降りの波乗り相場へ。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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