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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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米国株、為替など日本株の環境を、二日酔いの頭で考えてみた…
 おはようございます。週末になると何やかやと野暮用が増え、昨晩の書き込みができませんでした。ご容赦を…。

 25日の欧米市場はクリスマスでお休み…。市場は28日月曜日から再開ですが、期末最後のドレッシング商いと来年相場を展望した動きが交錯し、結構、出入りの激しい相場になるかもしれませんね。
 
 さて、昨日の日本株ですが、日経平均株価は42円21銭安の1万494円71銭、TOPIXは4.33ポイント安の909.39と、ともに4日ぶりに小反落して終わりました。米国市場がクリスマス休暇に入ったことから見送り気分が強まり、出来高は12億4400万株、売買代金は約8180億円と、発会を除けば今年最低の薄商いになりました。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは105、RSIは68、25日線かい離はプラス6.0%になっています。相場は熟柿状態…サイコロとRSIが枝と実をつなぎとめている状態でしょうか。25日線の上昇角度は少しずつ急になってきました。

 昨日は、米国株高、CME日経平均先物高、円安…と追い風を受けたものの、日経平均先物の出来高が3万枚を割れるなど海外投資家も総見送り状態。方向性を欠く展開が続き、終日の値幅も70円にとどまっています。年末が接近していることから、最近上昇してきた輸出関連株を利食いする動きが強まり、値を下げるものが目立ちましたが、一方で、第一パンやレナウンなど事業再構築やM&Aに絡んだ銘柄や好調な業績が予想される三井松島が買われるなど、個人投資家を中心にした個別の材料株買いの動きも目立っていました。この日、来年度予算案が示されましたが、相場の方はまったく反応を示していません。市場は米国経済への関心をますます強めてきたようです。

 日経平均株価は、4週連続して前週終値を上回って終わり、月間足は4ヶ月ぶりに陽線引けになりそうです。今週の上昇を受け、13週移動平均線も9週振りに上向きに転じており、26週線とともに強力な下値支持線になるとともに、再び13週線と26週線が交錯するゴールデンクロスが実現する可能性も出てきました。今週末の週のテクニカル指標はサイコロが7勝5敗、RSIが52と加熱感はまったく無いほか、通常なら10%以上が危険視される13週線とのかい離も6%にとどまっており、上値余地も残しているといえます。当面、以前から書いてきていた、昨年8月の月足長大陰線の寄り付き(1万1396円)付近を目指す展開になりそうです。

 懸念されるのは為替の動き…(図はクリックで拡大)
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 日銀の政策転換、日米金利差拡大を受け円ドル相場は1ドル84円台から92円近くまで円安が進展。株式市場もこれを好感してきました。以前から今回の円安は26週移動平均線が位置する92円付近がポイントになると書いてきました。図は円ドル相場の週足ですが、92円付近に、過去の安値、高値を結んだ抵抗帯、92円付近からの長大陰線というチャート上の急所があるほか、26週線を意識して伸び悩んでいる状況が読み取れます。ただ、13週線が上昇を始めていることから90円付近の下値が固くなっていることから、このあたりから狭いレンジの動きに入っていくのかもしれません。週末の米国長期債金利は3.8%台に上昇。これを受け、30年もの住宅ローン金利も分岐点といわれる5%を上回ってきたことから、住宅や不動産の先行き懸念がでており、景気や財政負担の増加を考えると、何らかの抑制策が出てくるのかも知れません。今後は、日銀や政府が「円安」を指向しているとのニュアンスを市場に示すなど、日本側からの動きが焦点になりそうです。週末のドル・円相場は91円付近で終わっており、この1~2週間のうちに、方向感がでないと再び13週線が円高方向に動き出しますので、投機筋の円買い意欲が高まりそうです。日銀の年末、年始は日銀の「本気度」が試されることになりそうです。

 さて、米国株ですが、読みどおりNASDAQ総合指数リードの展開に変ってきました。米国内でおき始めた通信分野の変化を受けハイテク株が復興してきたことを映しています。今後、政府のブロードバンド網構築やスマートグリッドへの着手、スマートホンを刺激材料にしたソフト・ハードの成長などから、ますますこの動きを強めてきます。また、先週末は出遅れていたニューヨークダウも年初来高値を更新してきました。
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 図はこれまで折にふれ取り上げてきたニューヨークダウの週足チャートですが、いよいよダウントレンドからの修正が始まってきたようです。図に示したように、これまで、A、B両ラインにはさまれた下降バンド内を動いてきましたが、昨年のリーマンショックを機に、このバンドを下方突破。一気に下落率を拡大しました。しかし、政策的な支援もあり、3月を底に立ち直ったものの、6月には下降バンドの下限であるBラインに接近したところから再度下落。ただ、景気の改善傾向を反映し、7月には下降バンド内に復帰。以後、このゾーン内で上げていきました。ただ、11月に入り下降バンドの上限ラインAに近づくとともに頭打ち感を強め、レンジ相場に以降。6週間にわたってレンジ相場を続けてきましたが、先週末の上げで、どうやらAラインを突破してきた可能性を強めています。

 Aラインの突破がそれほど大きな意味があるのか…といわれそうですが、このラインを突破できないということは、依然、下降トレンドが続いているということでもあります。市場が一番気にしていたのが1029年の大恐慌時にともなう下落相場の道中でもかなり大きい戻りがあった点。その後、再び下落に転じ、安値を更新していきました。ここで下降トレンドが続くか、終わるかは、全体相場が単なるリバウンド相場だったのか、長期の戻り相場に入るのか、という大きな違いがあると思います。図示したチャートを見る限り、Aライン突破の可能性が強まっています。当面は、図に示した目先の上昇波の上値抵抗線Dの突破が相場急伸の鍵になりますが、金融や資源など成長性に問題のある分野も多く、しばらくは下値をCライン、上値をDラインとする「二進一退」相場が続くことになるのではないでしょうか。

 日本株については、これまで通り米国の流れを受けた資本財関連優位の展開。また、来年は、埋蔵金発掘へ向け、法改正をして特殊法人などに眠っている埋蔵金を召し上げる動きが始まるほか、政権が成長分野として捉える医療・介護、環境、農業などの分野に張り巡らされた規制を取っ払う動きが始まるため、これを反映した相場が出てきそうです。また、既に動きが始まっていますが、食品などの内需企業は今後外需開拓を進めないことには生き残っていけず、海外進出や海外の販路確保を目指しM&Aが増加してくるはず。しかし、海外での競争には国内の高い利益率が必要となるため、それを阻害している国内の同業者を淘汰するM&Aが加速することになりそうです。「八白土星」は再建という星意を持っており、文字通り日本経済の再建へ向けての動きが始まるのではないでしょうか。取りのこされる企業も出てきますので、指数的には冴えない動きになるかもしれませんが、各論では「超」がつくくらい面白いものになるのではないでしょうか。

 さて、昨日は、一貫注目中の日本調剤が急伸。1921円高値をつけてきましたが、まだ、下落トレンド内の動きで、こちらが考えている目標値とは程遠いものがあります。1800円付近への押し目があれば買い増しも可でしょう。また、メガチップスも値固めに入っていますが、ここから25日線の状況が改善してくることが次のステップへの手がかり…。積水化成は経過良好…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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