FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -



鳩山政権の支持率低下に反比例して上げ足を速める日本株って…
 寒がぶり返してきました。慌ててヒーターを取り出して足元において書いています。寒風にさらされて雨戸がガタガタ鳴っています。寒いです。でもこれで、桜の花のつぼみが固くなり、次の暖かさで一斉に花開く…。

 さて、週明けの日経平均株価は216円96銭高の1万585円92銭、TOPIXは16.50ポイント高の927.31と、ともに続伸して終わりました。出来高概算は18億8400万株、売買代金は1兆3500億円と、ともに前週末に比べ増加して終わっています。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは105、RSIは65、25日線かい離はプラス3.8%。今日の終値での日経平均25日移動平均線は1万203円。週末に比べ16円プラスとなり、1月末以来の下降トレンドに終止符を打ちました。株価の伸びの割りに出来高の増加が少ないようです。まだ、主力投資家の様子見が続いているようですね。

★25日線が上向きに転換
 米国にくらべ、やや遅れましたが、日経平均の25日線も上向きに転じました。対応点の状況からみて、しばらくは上昇基調が続きます。また、今日の上げで、これまで、1月28日高値1万462円、2月3日1万436円、同4日の1万438円、同22日1万443円と、4度にわたりぬけ切れなかった壁を突破。この1万450円付近が下値の壁に転換しました。目先的に、騰落レシオやRSIが加熱する可能性もあるほか、25日線のかい離が4%近くになってきたことから、一旦上昇した後に短期的な調整が入可能性もあります。その場合でも、1万450円付近の壁が下値を支えますから、この付近でもみ合いながら25日線の上昇を待つ…というパターンになるのでしょうか。これまで、下落傾向にあった26週移動平均線も、対応点を抜いてきましたので、今週から上向きに転じてくるはず…。下値はかなり固くなってきます。

★今週は中期テクニカル指標の警戒ゾーン入りを注視
 ただ、気になるのは中期指標の加熱。日経平均週足のサイコロは9勝3敗と警戒ゾーンに入ったままですし、週のRSIも先週末に71まで上昇。今のピッチで上昇するとRSIが警戒ゾーンの80を越える可能性も出てきます。日経平均の当面の目標については、今週号のレポートでも書きましたが、昨年底打ち後スタートした上昇バンド内にあるインナーライン。チャートを見て判断すれば分かりますから、それぞれ調べてみてください。このインナートレンド線が作る上値抵抗線まであまり値幅がありませんから、短期方針は別にして、少し眺めの方針の買いは、今日は控えるように…としています。実際、今日は寄りピンで終わったものも多いようですね。相場解説でも三角持合離れが話題になっていましたが、この場合一旦上がった後、三角持合の下値支持線を確認に来る場合がありますので、買いに入るなら、このあたりがポイントになるのかもしれません。もちろん、これは日経平均やTOPIXの指数を対象にした話…。各論はまったく別物であることをお断りしておきます。

★今日の相場状況について
 さて、今日の日本株は、日銀の突然の追加的な緩和措置の発表による「円安」と、改善傾向を示した雇用統計や消費者信用残高が2008円7月以来の増加幅になったことを好感した「ドル高」が相乗効果となり、円相場が90円台半ばに軟化したことを好感。円高の進行を懸念して先物を売っていた投機筋の先物買戻しや、週末にオプション・先物決済を控え、SQ値が高めに決まり損失が拡大することを恐れた先物のヘッジ買いなどが重なり、一気に1万500円の壁を抜いてスタートしてきました。また、先物の買いが裁定買いを誘発したことも指数の押し上げにつながっています。また、円高の進行を思惑して輸出関連株を売っていたショート筋の買戻しも多かったようで、業種別値上がり上位に外需関連がズラリと並んでいるのも、買戻しが中心の相場だったことを思わせます。GLOBEXで米国株先物が続伸して推移していたこともあり、今晩の米国株の上げを気にした先物筋が引け前に買いを入れたことから、引け際に一段高することにつながりました。まあ、海外要因主導の流れは変わらないようですね。

★円安への環境が出来ているのに動かない金融当局と政府
 為替次第の流れ…には変化はありませんが、折角、90円台に入ったのに、何故、金融当局や政府は追い上げるような発言や行動をしないのでしょうか。日銀の突然の態度変更については、シカゴIMM通貨先物市場で、わずか一週間のうちに差し引きの円買いポジションが1717枚から3万2552枚に急増。ユーロ投機で成功した投機筋が規制が厳しくなったユーロから円買いに方針転換したことから、円が急進する可能性があったことが原因では…と週末にも書きました。また、為替市場への介入枠を5兆円拡大したことも、投機筋には恐怖で、短期間に3円近くも動いたのは、投機筋の円ロングポジションの解消が影響したのではないでしょうか。雇用や消費の改善でドル高のお膳立てが出来ているのに、何故このタイミングを利用して、さらに円安方向に持っていかないのでしょうか。こういうことをするから、投機筋から、鳩山政権は円高を指向していると見透かされてしまいます。

★市場は鳩山政権に見切りをつけた…支持率の低下に反比例して上がる日本株
 もっとも、昨年の政権誕生までに期待感で上がった株価は、政権成立を高値に下落をはじめ、今度は支持率の下落と共に株価が上げ始めてます。まあ、株式市場は鳩山政権に見切りをつけた…ということなんでしょう。ただ、衆議院で圧倒的多数を占めた以上、任期いっぱいは民主党政権が続きますから、日本株価は国内要因では上げずらく、ひたすら海外要因を反映していくことになるんでしょう。恐らく、政治には任せて置けないとして、民間が勝手に動いていくことになるはずです。日本が国際競争力を失った大きな要因が国内の過当競争にあることははっきりしましたので、海外に打って出るためにも国内でのシェアを拡大。利益率の向上を図る動きが強まってきそうです。これまでは、経営効率の悪い企業も、好調企業からの付回しで生き延びてきましたが、もう、税金を投入してまで生かしておく余裕はありません。いよいよ本格的な淘汰の時代が始まりそうな気がします。その意味ではこれからの日本は良い方向に向かっていくような気がするのですが…。ただし、共産主義の国みたいにやたらとばら撒きをし、あれはダメ、これはダメと規制を強化する民主党政権が、邪魔をしなければ…の話ですが。

 当面は、上値めどを探る相場になるものの、目先的な上値余地はあまり大きくない…。中期的なテクニカル指標の加熱が近づいていることも気にかかる…。ただ、相場環境や長短移動平均線の改善から下値の懸念は無い…。とうことはしばらくは個別の材料株物色の流れが続く。超低位株、中小型材料株の流れは変わらない…。これから移動平均線の状況が変わるもので、株価が移動平均よりも上にあるものを狙いたい。
スポンサーサイト





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ