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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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鬼の居ぬ間のなんとやら…で4日続伸
 週明け31日の日経平均株価は、5円72銭高の9768円70銭、TOPIXは1.94ポイント高の88.46と、ともに続伸して終わりました。今晩の海外市場が休みになるため海外投資家の動きが鈍く、出来高概算は17億5754万株、売買代金は1兆2559億円と、ともに週末に比べ減少して終わっています。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは78、RSIは31、25日線かい離はマイナス5.8%と、依然、底値圏の数字が続いています。今日の終値での25日線は1万367円。週末の水準に比べ45円の落ち込み…。やや下落スピードは鈍ってきました。先週末の日経平均週足サイコロは6勝6敗、RSIは44、13週線とのマイナスかい離は9%でした。中期のテクニカル的には整理不足の感じはあるのですが、先週のザラ場では13週移動線とのマイナスかい離が昨年3月安値付近と同レベルの10%超えまで拡大。売られすぎで押し目買いが入ったのも納得の数字でした。

★鬼の居ない間の…
 さて、海外投資家がいないとこれだけ平穏な相場になるんだ…というような静かな相場でした。日経平均株価の終日値幅も103円と、落ち着いた動きでした。週末の米国株が格付け会社フィッチによるスペインの信用格付け引き下げで波乱して終了。CME日経平均先物も大証先物終値を下回り9645円で終わっていましたので、今日は売り叩かれるかと思ったのですが、為替が円安気味に推移したことや、今晩の米国株がメモリアルデーで休みになるものの、GLOBEX市場で米国株先物が高く推移していたことから、売りが手控えられ、なんとか4日続伸して終わりました。フィッチは以前からスペインの格下げの可能性については示唆していましたし、格下げが一段階にとどまり「安定的」としたことから、米国株は下げたものの、恐怖指数(VIX指数)は低下したことから、欧州の混乱は一巡したとの見方がでたことも、相場の安定につながったようです。

★飛ばす、政策関連株
 海外投資家がお休み状態で、主力株の動きは鈍かったのですが、一方で、個人投資家は中小型材料株を活発に物色。指数とはべつに、結構、面白い相場付きになっていました。超低位株が買われたほか、スマートグリッド関連などテーマ性のあるところに買いの手が向かっています。今日は、この欄でも取り上げてきた、日本調剤が新値を更新し、とうとう3500円台をつけていましたが、まだPERは13倍を切ったまま。政府の医療費圧縮策として、ゼネリック薬の使用を促すため、売上増加につながるとして、レポートでも注目してきましたが、4月からは、医者の処方箋でもゼネリック使用を増やしていますし、調剤薬局でも「この薬にはゼネリックがありますがどうされますか…」と声かけも始まっており、ゼネリック薬は否応無しに伸びる…として、この欄でも注目しました。特に、日本調剤は、この状態が来ることを見越して、数年前から製薬メーカーを買収。低コストでゼネリック薬を製造する体制を作ってきましたので、コスト面で有利に立てます。今期のEPS予想は268円ですが、使用は拡大しており、増額修正は必至でしょう。政策が後押ししているだけに、上場来高値の4990円抜けも夢ではないかもしれませんね。今回のレポートでも取り上げようかと、最後まで迷いましたが、株価の位置を考えて引っ込めました。まあ、死んだ子の年を数えても仕方がありませんね…。

★しばらくはディーリング
 さて、週末にも、リバウンドと順張りで買うものとは区別してかからねばいけない…と書きましたが、やはり13週線や26週線が上向いて、かつ移動平均線上にある銘柄の方が勢いが良いようです。相場は「鬼の居ぬ間のなんとやら…」で「害人が居ない間の…」状態。明日までは、手を抜いてくれるでしょうから、短期の値幅取りの動きが続きそうです。基本的に中期の移動平均線が下向いているものは戻り売りになりますので、間違えないようにしないと、また、次の電車が来るまで待たされることになります。とにかく、日経平均の戻り目処は2月安値…。指数的には大きなリバウンドは望めませんので、個別銘柄で対処するにしても、手返しをい早くし、回数で利益を積み重ねることでしょうか…?(あまり得意ではありませんが…)


★ユーロ相場の割高感は解消された…?
 ところで、さきほども書きましたが、米国でスペインが格下げされたにもかかわらず、VIX指数が低下しています。ちょっと反応が読みにくいのですが、ユーロとドルの関係を見ると、リーマンショックがあったころの水準まで戻ってきました。もともと、今回のユーロ高は、リーマンショックによる金融危機や需要の喪失に対し、ドル札の輪転機を米国が廻しまくってドルをばら撒いたことから、ドル安の受け皿として、通貨では、ユーロと円が買われています。本来、ユーロの実力を評価して買ったわけではなく、ドルの下落を回避するために買われていたので、実力以上に水準が押し上げられ割高になっていた…という側面もありました。しかし、それが、一連のソブリンリスク問題を機に、ドル資金の本国回帰が始まり、割高感解消の動きから、ユーロの実態価値に向け、価格が収斂した…という見方は出来ないのでしょうか。実際の価値がいくらなのかは、購買力平価などから算出しなければならないでしょうが、リーマンショック当時の水準に来たことで、とりあえずの居場所を見つけたという見方もできます。素人の考え方ですから間違っているかもしれませんが、同じことは円にも言えるはず。このところドルに対して90円台を切ることがなくなってきましたが、もしかしたら、円相場も割高感を解消する方向に向かうのかも知れません。

 中国で海外進出企業への不満が増大していますが、裏返して考えると、ユーロ安で輸出企業が打撃を受けていると見れないこともありません。輸出依存度の高い中国株が下げ、米国では輸出企業の株価が低迷を始めています。通貨の流れが逆流し始めたことで、相場の流れも大きく変化してきます。当初の、想定どおり、米国ICTバブル関連株買いが為替面でもサポートしてもらえるかもしれません。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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