FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -



またまた格付け会社がKYぶりを発揮…でも影響力は明らかに弱まっている?
 おはようございます。

 週明けの欧州市場は、比較的平穏に推移。ECBが先週末までに国債の買取を実施していたことが伝わったことや、4月のユーロ圏の鉱工業生産が前月比0.8%増加し、11ヶ月連続上昇するなど、政策面や景気面への信頼感が回復。EUの主要市場が全面高するとともに、ユーロも主要通貨に対して買い戻され値上がりしました。しかし、市場が終了するとともに、格付け会社ムーディーズがギリシャ国債の信用格付けを一気に4段階引き下げ、ジャンク級(投資不適格)としています。IMFなどの支援策は一応評価しながら、きつい引き締め策などがギリシャの成長を阻害する可能性があることを指摘しているようですが、再び、市場の流れが変化しようとしているときに、抜群の「KY」ぶりを発揮しました。たまたま、このタイミングになったのか…、それとも、危機感を煽るためか…。引き下げするなら欧州市場が開く前にやれば良いのに、わざわざジャンプしているときに足払いをかけることはないだろうと思いますが…。昨晩の話ではないですが、意図的なものを感じずにはいられません。

 昨日の米国株は、先週末の好地合を引き継ぎ、続伸してスタート。ドルが軟化したことから、キャタピラーやインテルなど欧州向け輸出比率が高い主力株を中心に買われたほか、サンディスクのフラッシュメモリーの成長性を高評価した記事が経済紙に掲載されたことや、アップルがアイホンやアイパッドなどの新製品の好調で、売り上げが大幅に増加するなどのレポートが出されたことから、ハイテク株全般も買われました。ただ、欧州市場が終了した昼ごろに、ムーディーズのギリシャ格下げの話が伝わると銀行株から売られ、急速に上げ幅を圧縮。結局、ニューヨークダウとS&P500は反落したものの、ハイテク株が中心のNASDAQ総合指数は、小幅続伸して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比9980万株増の11億4044万株。騰落状況は値上がり1888、値下がり1165と、値上がり数が上回っています。

 この日は、世界的な半導体需要の増加を予測する受託製造会社経営トップの話を好感。半導体・同製造装置関連などが買われ、SOXX(フィラデルフィア半導体株指数)が上昇して終わるなど、NASDAQ総合指数の堅調ぶりが目立ちました。米国内では、クラウドコンピューターサービスが、企業のコスト削減経営とマッチして急速に拡大。関連株は市場とは逆行する動きをしています。一方、ニューヨーウダウやS&P500など主力株を中心にする指標は輸出依存が強いため。、ユーロ相場に敏感に反応。昨日のように、場中に為替に関する悪材料がでると、ハランするもろさを抱えています。昨日のNASDAQの強さにみられるように、米国経済自体が構造変化を起こしつつあることを市場が映し始めたのかもしれません。

 直近の株式レポートで解説しましたように、やはり、ニューヨークダウは値を延ばすことが出来ませんでした。6月4日につけた長大陰線、下落中の25日株価移動平均線、5月後半から6月初旬にかけて形成した1万250ドル~300ドルのテーブル、そしてそのテーブルを作るもとになった200日株価移動平均線(週末1万313ドル)という抵抗帯があり、押さえ込まれた格好になっています。ちなみに、昨日のニューヨークダウの高値は1万328ドルでした。ただ、市場心理は先週末にかけ変化しており、当面は、上昇中の52週線と、同じく上昇中の200日線の間で往来相場となりそうですが、日本と異なり、25日線の状況が改善するのに一週間ほどの日柄で済みそうで、案外早い上昇相場への転換があるのかもしれません。

14日の米国株
ニューヨークダウ 1万190ドル89セント -20ドル18セント(0.20%)

NASDAQ総合指数  2243.96ポイント  +0.36ポイント (0.02%)

S&P500    1089.63ポイント  -1.97ポイント (0.18%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9890円 +10円

         (円建て) 9840円 -40円

米国10年もの国債金利  3.2750% +0.059%

WTI原油  75.12ドル +1.34ドル

GOLD  1224.30  -5.60ドル  


 週明けの米国株は、高安まちまち。CME日経平均先物は、一時ドル建てが9980円と1万円大台に接近したものの、ギリシャの格下げを受けて、小幅下落して終わっています。円相場は、海外で一時対ドルで91円96銭、対ユーロで112円87銭まで軟化する場面がありましたが、国内では、対ドルが91円60銭台、対ユーロは111円80線台と安定的な動きをしており、市場が悪材料に打たれ強くなったことを示しています。指数的には、今日も先物次第の展開になりそうですが、ギリシャ格下げを受けた先物筋の売り崩しの動きが予想されるものの、為替や、GLOBEXなどの外部環境が先物筋に味方するかどうかは疑問…。昨日も書いたように、指数採用株と、小型成長株には明らかに違いが見られ、今日も、二面性の強い展開になりそうな感じがします。米国の流れを受け電子部品、自動車部品などパーツ関連、ソフト関連などが賑いそう。
スポンサーサイト





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ