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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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政権与党、参院選に大敗。株価の反応は微震程度…政界再編の糸口になってくれれば良いが
週明け12日の日経平均株価は、37円21銭安の9585円32銭、TOPIXは3.51ポイント安の857.70とともに3立会い日ぶりに反落して終わりました。参院選民主大敗の材料を推し量れないまま見送り気分の強い展開となり出来高は15億9507万株、売買代金は1兆335億円と、薄商いになりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは98、RSIは30、25日線かい離はマイナス1.20%でした。今日の終値での25日線は9663円。週末に比べ1円上昇しています。

 先週末のCME日経平均先物は、9615円と、大証終値を35円上回って終わっていました。主要なアジア株も台湾を除き上昇していましたので、やはり、今日の日本株の下落の要因は政権与党民主党の参院選敗北が影響した…ということでしょうか。もっとも、場中には上昇する場面もありましたから、選挙結果による今後の政権運営への懸念やGLOBEX市場で米国株先物が50ドル以上下落するなど、今晩の米国株の動きを心配した先物売が増加。現物とのサヤが逆転する場面も見られましたから裁定解消売りの影響もあったようです。対ドルでの円安が進み一時89円台に入る場面もありましたから、海運株や電気製品などが買われましたが、値上がり上位を見ても、これといった物色の柱はなく、個別の材料株が散発的に買われた…という感じでした・

 米国では、今晩のアルミ大手アルコアを皮切りに、明日がインテル、あさってからは大手銀行が次々と決算を発表。週末には、グーグルやGEが、週明けにはIBM、テキサス・インスツルメントと主要企業が第二四半期の決算数字を発表してきます。特に、第二四半期は、ユーロ危機が本格化し、ドルが強含み、輸出競争力が落ち込んだ時期と重なるだけに、輸出型の企業の決算内容が注目されます。このことは直近のレポートでも詳しく解説していますが、以前から、最近の米国の景気指標の落ち込みは輸出の頭打ちから生産活動が停滞していることによる…と見てきましたが、果たして、この予想が正しかったどうか?今回の決算で証明されるものと思います。

 ただ、一時、1ユーロ1.18ドル台まで落ち込んだユーロは、先週末には1.27ドル台まで反発。レポートでも指摘しましたように、米国株はユーロ・ドル相場が、上昇転換の急所を抜けたところから、4連騰しており、市場が懸念していたのは輸出の足を引っ張るドル高だったことが分かります。これも、すでに是正の方向へ動いており、米国株はドル安傾向とともに出直り色を強めてきそうです。これから発表される企業決算は、一番経営環境が厳しいときのものですから、減額修正など株価の足を引っ張る可能性もあります。ただ、事前に減額修正をディスクローズする動きはないようですから、市場がショックを受けるような修正は無いのかもしれません。ただ、ユーロ安の修正が進み、経営環境は好転しているだけに、4~6月期の悪い数字を見て買いに来る投資家も増えてくるのかも知れませんね。

 また、このところ中国上海市場の動きがしっかりしてきました。以前から、今年2月以降、4月にかけて上海株は調整気味に推移しましたが、この間、米国株や日本株など先進国の株式は、中国株を上回る上げになりました。このことについては、株価面で出遅れていた先進国株式が新興国株式にキャッチアップする動きと見られ、次に動き出せば新興国市場の上げ率が上回るかも知れない…としました。中国も米国と同様、ユーロ安で景気が影響を受けていますから、通貨情勢が転換したことは、今後、経済にプラスに作用してくるのではないでしょうか。これから、賃金が強烈に上昇し購買力が上昇してきますから、中国の食品や消耗品関連にくわえ、日本から中国に進出した花王や資生堂、マンダムなどのブランドメーカーも注目されてくるかもしれません。選挙のドサクサであまり大きく取り上げられませんでしたが、中国では追加的な景気対策として、西部開発に原発や鉄道、電力供給ネットワークの建設など23項目、6822億元のプロジェクトを発表しています。今後、このあたりも買いの材料として浮上してくるのかもしれません。

 まあ、つい先々週まで株価底割れの恐怖にさいなまれていたわけですから、すぐに強気に転換するのは無理な話…。弱気の材料を探しながら気迷った挙句、弱気の材料がなくなったらいつものように買いにでて、ちょんまげをつかむ…。だから、相場は面白い。まあ、米国の決算発表に注目してみましょう。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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