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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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反発はしたものの、企業決算への過剰な期待感が裏目に…
 おはようございます。朝からセミの鳴き声がかまびすしくなっています。今日もまた、暑い一日になりそうです。

 ユーロ下落に歯止めがかかるとともに、色んな弱材料が増えてきました。ハンガリーとIMFの2000億ドルの融資交渉が、緊縮財政への一段の踏み込みをめぐって意見が対立。交渉が17日に中断したと伝えられ、ユーロが一時売られていました。IMF関係者は「いつでも交渉再開の用意がある…」としており、交渉自体がなくなったわけでは無いのですが…。また、ドイツ銀行ヒポレアルがストレステストに不合格になるとの噂があったほか、ムーディーズがアイルランドの2段階格下げを行うなど、なんだか急にあわただしくなってきました。フランスの財務相が、ユーロ高を懸念するような発言を行うなど、景気刺激策として有効なユーロ安を逃してたまるか…という感じなのでしょうか。これだけ悪材料が出ても、崩れなくなってきましたが、投機筋というパイロット役がいなくなれば、こういう流れになるんでしょう。大成功の投機筋はどこへいったんでしょうか。次に、流動性が大きいところは円なのですが…。こちらは売りではなく買いのようですが…。

 週明けの米国株は、先週末急落して終わった事から、今週の企業決算への期待感などからハイテク株を中心に押し目買いが入り、小幅反発してスタートしました。ただ、この日発表された住宅建設業者信頼感指数(7月)が2ヶ月連続して低下。1年3ヶ月ぶりの水準に低下したことを嫌気。売り物が増加し、一時、ニューヨークダウは前週末比でマイナスに転じる場面がありました。しかし、インテルの過去最高決算による急反発のイメージが根強く、この日引け後に決算が発表されるIBMやTI(テキサスインスツルメント)に買い物が入りじり高。中東から大型の受注があったボーイングが買われるなどし、結局、主力3指数とも反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末(オプションなどのSQがあった)にくらべ、5億3631万株減の9億54414万株と再び薄商い状態に回帰。騰落状況は値上がり1956.値下がり1025と、値上がり数が上回りました。

 引け後に発表されたIBMの決算は、EPSが市場予想の2.58ドルを上回る2.61ドル。売上高も前期比2%増の237億ドルと好調な内容でした。ただ、売上高が市場予想の241億7433万ドルに届かなかったことから、夜間取引で急落。TIの決算も売上高が市場予想に届かず、同様に急落。GLOBEXでは、ニューヨークダウは50ドルを越える下落になっています。

 この日は、反発して終わりましたが、今週発表される一連の住宅関連指標への警戒感が根強いほか、先週発表の小売売上高の減少を引きずり、小売関連株が売られるなど景気の先行きへの弱気の見方が増えています。そのため上値を追ってまで買おうとする投資家は少なく、すでに下落に転じた25日線に接近するとともに頭を押さえられ伸び悩んでいます。昨日の、IBMやTI決算への過剰な期待感がマイナスに出たことから、企業業績への過剰な期待感を修正する動きが出ることも予想され、当面は、冴えない展開になるのかもしれません。ただ、ドル相場の軟化で、製造業の復調が予想されることから下値は限定的になりそうです。当面、米国内のICT関連企業の決算内容が注目されます。

19日の米国市場
ニューヨークダウ  1万0154ドル43セント +56ドル53セント(0.56%)

NASDAQ総合指数  2198.23ポイント  +19.18ポイント (0.88%)

S&P500  1071.25ポイント +6.37ポイント (0.60%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9290円 -110円

          (円建て)  9270円 -130円

米国10年もの国債金利  2.9640%  +0.025%

WTI原油  76.54ドル  -0.53ドル

GOLD  1181.9ドル -6.3ドル


 米国株は反発。CME日経平均先物は、大証先物終値比130円安で帰ってきましたが、週末の終値比では30円高。円相場は、週末の米国株安、昨日の冴えない住宅関連指標を受け、86円80銭台、対ユーロは欧州情勢の緊迫化から112円30銭台とともに円高での取引になっています。さらに、IBM、TIへの決算の失望感(決して悪いものでは無いが…)からGLOBEX米国株先物が下落していることもあり、今日の相場環境はかなり悪い条件でのスタートになります。CTAなど円買いと株先物売りをセットにした投機筋の存在もあり、今日は売り攻勢が強まりそう。海外市場で、円相場が85円台に入ると、日銀が一段の緩和に踏みきるとの噂が流れましたが、今日は円が移行性が強まるなか、日銀の姿勢を試す動きも出るかもしれません。これから、決算発表を控え、一段と売り込むにはリスクがありますが、裁定取引とリンクした指数採用銘柄に関しては話は別。今日も、先物と現物のサヤを見ながら神経質な相場が予想されます。そろそろ、政治の出番だと思うのですが、情け無い顔をして「小沢さんに会いたい…」と、ラブコールを送る首相では…。平成維新は、一体、何時起きる?
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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