FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -



日銀さん、投機筋を助けるような動きをしてはいけませんね~…円高の進行が株価の腰を折った
 のどの調子が悪いので、病院にいったら、あさっての朝胃カメラを飲むことになりました。以前、ポリープが見つかって、ほうりっぱなしにしていましたが、もしかしたら、立派に成長しているかも…。楽しみなことです。

 さて、21日の日経平均株価は、21円63銭安の9278円83銭、TOPIXは2.91ポイント安の829.35と、ともに4日続落して終わりました。出来高は、インデックスがらみの動きでみずほファイナンシャルが売買されたことで20億2391万株に増加していますが、売買代金は前日に比べ5000億円以上減少してます。なにやっていることやら…。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは75、RSIは46、25日線かい離はマイナス3.6%でした。今日の終値での25日線は9624円と、前日から24円の低下。下落に弾みがついてきています。

 今日の朝も書きましたが、今日の相場は絶好の相場環境からスタートしたはずでした。確かに、先物の買戻しや円安を好感した輸出関連株の買いに上昇して始まりました。でも結局はそこまで…。「外部環境次第…」と書いたように、次第に円相場が上昇に向かうとともにじわじわと値を崩して行きました。直近のレポートでも為替市場で円買いポジションを持ちながら、株の先物売りを増やしている投機筋の話を書き、金融当局が明確な円高阻止の意思を表明しないかぎり日本の円独高が進み、同時に、株の独歩安も進むと警戒感を表明していました。実際、円買いを仕掛けている投機筋も、節値が近づいており、日本政府や金融当局から、何らかのサインが出てくるのでは…と、戦々恐々としている状態でした。

 特に、今晩はバーナンキFRB議長が議会証言で一段の金融緩和について言及するのでは…という、思惑からドル売り・円買いが進みやすく、もしかしたら、日銀からなにか…と思っていたら、山口日銀副総裁は「特定の為替水準を目標にして金融政策を実施することは無い…」と投機筋を元気付ける発言をし、さらに「為替のことをやるのは政府の仕事…」と切り捨ててくれました。まさに、投機筋にとっては勇気千倍の発言。おかげで、円は対ドルで86円80銭台に、対ユーロで111円50銭台に急伸しています。

 市場が円買い介入を懸念しているのに、それを言下に否定。私たちは関知しませんからどうぞ円買いを進めてください、といったようなものです。一方で、政府の方からは、対ドル、対ユーロで円高が続くのは好ましくない…という発言もありましたが、日銀から「どうぞ円を買ってください」とお墨付きをもらったんですから、政府の発言の効き目なんてあるわけはありません。この日銀の「ゴーイングマイウエー」の姿勢が、まさにバブルを導き、政策の失敗(意図的?)でバブル崩壊を深刻なものにし、リーマンショック後も国際協調体制に背を向け、表面上は緩和をするふりをしながら、通貨供給はしっかり絞っている…。今の日銀は一体どこの国のことを考えて政策を実行しているのでしょうか。どうせ、為替に関して日銀は何もしないから、今日の朝も「夏休み」と書いたのですが、評判が悪かったようです。相場が悪い時に自分の思いを曲げてまで相場に媚びるつもりはありませんから…。

 とにかく、今は、米国、日本の市場がどんな底入れパターンになるかを見極めるとき。実際、これまで昨年3月の底のときのように、サイコロ、騰落レシオ、RSI、25日線とのマイナスかい離が揃って底値ゾーン到達のサインを出したことはありません。だから、中途半端な強気しか出てこないのです。

 でも、今日の朝も書きましたように、米国企業の決算を見ると、以前から強気を通しているICT関連企業の決算は、どこも、売り上げ、利益とも市場予想を上回る数字を出しています。物色の流れは決まりつつあるのです。今後は日本国内を放れても、海外で成長株を買う覚悟が必要になるかもしれません。日本が、米国で生まれつつあるビジネスフォームを取り入れるのは、中国や韓国、台湾、シンガポールなど他のアジア諸国が取り入れて成長が進化した後になるんでしょう。
 
 最近の、日本株の低迷が暗示するものは、日本が大きな成長機会を失おうとしていることを投資家に知らせようとしているのかもしれません。一体、何がこの国の成長を阻害しているのでしょうか。今日の日銀の態度を見ていると、答えの一端が垣間見えたような感じがします。日本は、経済成長という大きな化け物と戦争するつもりになって、挙国一致内閣を作るくらいの覚悟を示さないと、海外投資家も日本を見直すことは無いでしょう。株式市場が泣いている…。
スポンサーサイト





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ